今日はかなり早い時間の更新
といっても、いつもの日常はまた夕方にでもアップします。
先日ご来店いただいたお客様がチェーン清掃で少し困っていたのでアップしておきます。
まずチェーンを洗浄する理由として
1、砂や汚れを落とし、チェーンの磨耗を抑える
2、チェーンオイルの性能を100%引き出すために古いオイルを取り除く
3、汚れの固着による抵抗増大を防ぐ
4、見た目がばっちいとかっこ悪い!
てな感じです
いらない番号もあるって?
気にしない気にしない
ここからは、当店でオススメしている洗浄方法
最初のチェーンの状態はこちら
こんな感じの私の通勤車です
自分で言うのもなんですが・・・
きったねぇ~~~
ここから洗浄していきます。
チェーンクリーナをチェーンとカセットにかけます
カセットにかけるとハブが・・・など聞くことがありますが、少しの間ですのでそんなに気にすることはありません
※ツールドのメカニックなんか強力なディグリーザーをかけてますし(汗)
洗浄のときは、チェーンの後ろに厚紙などで壁を作っておくとほかの場所が汚れるのを防げます。
びちゃびちゃになりました。
ここでは非乾燥性のクリーナーを使っているので乾きませんが、パーツクリーナーなどですとすぐに乾燥してしまいます。
そしてブラッシング
ここが最大のポイント
ローラーをブラシで回す
この作業は必ず行ってください
チェーンはこのローラーが回転することで円滑な動作をしています。
どんなにチェーンの周りが綺麗でも、ローラーの中が汚れたままだとチェーンオイルはすぐに汚れます。
ブラッシング後がこんな感じ
こんな感じです。
汚れがひどくて水だけでは綺麗にならない場合は、パーツクリーナーなどで表面の汚れを流してあげれば綺麗になります。
少しの量で済みますよ
市販のチェーンクリーニングマシンも強力なのですが、ほとんどのメーカーのものがローラーを回す機能が付いていないので、購入の際はお気をつけください。
私が個人的に確認したところ、有名メーカーでちゃんとローラーが回るのはペドロスだけでした。
※店頭にあります。中が見たい方はお声かけください。
このあと注油ですが・・・
水が残っている間に油を差しても奥まで入ってくれません。
通常のチェーンオイルを挿す場合には完全に乾燥してからにしてください。
最悪の場合、水分と油分が混ざり合って乳化といってマヨネーズみたいになってしまいますよ
上で通常のチェーンオイルと書いたことには理由があり、水分が付着していてもつけることができるオイルも存在します。
それが水置換性という性質を持ったオイルです
当店では乾かすのが面倒なので水置換性のオイル以外使いません。
それ以外在庫もしてません(笑)
こんな感じでチェーン清掃・注油だけでも気をつけるべきポイントがたくさんあります。
当店ではこの作業(洗浄・注油)をセットで800円(税抜き)で行っておりますが、なるべくならご自身でできるようになっていただけたらと思います。
その他分からない事は、分からないままにせずお気軽にご相談ください。
取り急ぎ、チェーン清掃についてでした~
スタッフ まめ
自転車と中古アウトドア用品の店
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