安い豆腐は食べません

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故ロジャーが病に伏せている頃、

徹底的に脂肪抜き炭水化物抜き

という治療食を行っていました。

 

そういうごはんは味気ないので、

匂いが強いものや好物を食事にトッピングしてみたり

食後に許可された範囲でのおやつ(果物とか)を

与えたりしていたのです。

 

その頃の名残りが現在まで続いていて、

クーネルはメシが終わると、

 

「はやくおやつちょうだい!」

 

と、人間がまだ食事を終えてないテーブルの前に

走り込んでくるようになっています。

 

 

スヌードもはずさないままだし

ヨダレも垂れ垂れなままのクーネル姐さん。

そんなに慌てなくても、

おやつは逃げないよ~。(笑)

 

 

 

クーネルにしろロジャーにしろ

どちらも粗悪なブリーダーから

ネグレクトされたり虐待されたりしてて

幼少時から喰うに困って生きてきました。

 

だから食べることについては

犬一倍がっついています。

バセットハウンドという犬種自体が

食欲に特化した犬、

というのもあるんですけどもぉ。

 

クネなんか保護された時点では、

腹が減りすぎていて、

枯れ葉だろうが

路傍の小石だろうが

タバコの吸い殻だろうが

口に入るものはなんだって食べようとしました。

 

故ロジャーもわが家にきた当初は

ケソケソに痩せていて、

筋力がないから走ることもできす、

しっぽを挙げることもできずに、

いつも負け犬みたいに

しょんぼりと尾を垂れるしかありませんでした。

 

だから犬たちには何を食べさせても

「おいしいおいしい」って大喜びしていて

少々焦げようが文句のひとつも言いませんでした。

 

でも。

食に困らない生活ってのは、

犬でも慣れていくんです。

 

 

この写真は2009年のものです。

犬としての誇りと体重を取り戻したころのロジャーです。

 

 

亡くなる前のロジャーは、

病気で食欲が落ちたのもあったんだろうけど、

なんと、食をえり好みしはじめちゃったのね。

 

それまで上等な豆腐(男前豆腐)を犬にも与えてたわが家ですが、

ロジャーの相次ぐ闘病で資金に焦げ付きがではじめてたので

ついつい安売り店で半額になっている

安い豆腐に手を出したことがあります。

 

すると、ロジャーは

「こんな豆腐はオレ食べませんよ?」とばかりに、

食事の中の豆腐を残してしまいました。

うう、人間も安い豆腐に甘んじているちゅーのに…。

 

ところがその後、

食後のおやつとして

いつも食べてる男前豆腐を茹でてあげたら、

「豆腐と言えばコレですよ!」とか言ってるっぽく

喜んでむしゃむしゃ食べてしまったのです!

 

「ロジャーが好物の豆腐を選り好みしちゃってるよ。

舌が肥えちゃって、困ったモンだねー!」

なんて、当時若様と顔を見合わせて大笑いしたものでした。

 

 

写真は亡くなる6日前のロジャーです。

もう自力で寝返りもうてなくなっていて、

食べることだけが楽しみだったのかも。

 

 

生まれ落ちた場所で

食べ物に究極困っていたはずの犬が、

この世に別れを告げるときには

好き嫌いが言える程度に

食には不足なく逝きました。

 

ロジャーが倒れてからそろそろ1年。

 

ロジャーに対しては

もっとしてあげられることがあったはずとか、

自分の力量のなさを残念にも思うけれど。

ロジャーは彼が成すべきことを

彼なりに成し遂げて帰っていったのだから、

わたくしも納得しなくちゃいけません。

 

 

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