生半可な気持ちで向き合うのなら、逆にこちらがやられてしまうぐらいの覚悟では無いと修行は務まらないとも言えるのではないでしょうか。
「父母に逢っては父母を殺せ」とありますが、曹洞宗の開祖である道元は弟子から「出家は父母の供養をどのようにすべきか」と尋ねられた際、父母からの恩を父母に限らず広く世間に返すことを心掛けるべきであると説きました。
この世に生を受けたのは父母の存在があっただけでなく、連綿とご先祖様から受け継いだ命あっての今自身があるという事です。
お盆には、お墓詣りを忘れずに。
廣瀬自在 合掌