転んだときの手当て

夜遅くにクライアントさんからの電話。


「今、階段でころんで手首を打ちました。どうも捻挫したようなのですが、今から伺ってもいいですか」との事。


もう病院はしまっている時間なので、とりあえず来ていただきました。


患部に触れると、骨にヒビや骨折は大丈夫な様子。でも骨は少しずれている感じ。なるほど捻挫っぽい。手首に気を通す。コキンと音がしたので大丈夫。

後は筋肉などへのアプローチと、体全体への打撲の手当てをしておく。


「一応の対処はしておきましたので、明日、病院でみてもらってくださいね」とおつたえしました。


数日して、そのクライアントさんから早朝に電話。「先日はありがとうございました。病院に行ったら、骨折もヒビも入っていませんでした。痛みは加齢によるものだといわれました。ギブスするか~?と言われましたが、用事ができなくなるのでテーピングをしてもらっています。今はだいぶ楽になりましたが、体全体がだるいんです。手首もいまひとつ気になりますし・・・。」

と言うことなので「私でよければ」と来店していただきました。


確かに、手首は少しずつ落ち着いている様子。只、転んだときに打ったからだのほかの部分が筋肉痛になっている状態です。手首をかばっての生活なので、それだけでも体がこわばりますしね。

そしてどうやら、体だけではなくて、心も打撲により動いた模様。


前回もいろいろお話を聞いていたのですが、今回はさらにた~っぷりとお話を聞きながらの施術となりました。

身体の中に押し込めていたいろんな思い・・・。

打撲によって噴出してきたのですね。

それがもやもやと不安になって現れてくる・・・・。


施術中、クライアントさんは何度か涙を流されました。

心が緩んだのですね。よかったよかった。


人は、ストレスでいろんな思いを自分で抱えきれなくなると、

怪我をするということでその思いを吐き出すと言うことをします。無意識の行動です。

そんなときの整体師の役目はそんな勇気ある行動をとったクライアントさんの状況を認めてさしあげること。

お話を心ゆくまで聞いて、後に心と体の傷が残らないように対処すること。


今回はそれができたかな~?

怪我をすれば普通は病院に行くのが当たり前の世の中で、整体を選んでくれたクライアントさんに感謝すると同時に、もっともっと精進しようと新たに誓いました。



これからもご縁を大切にしていきます。ありがとうございます。

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