晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


テーマ:

 

先週の土曜日、7月29日、
 城南女子短大での公開講座で
「お地蔵さんの世界」を話すための取材に
平野十三口の地蔵の一部を訪ね歩きました。
今回は、二人して、
ようやく環濠の跡を発見したところからです。

 

浅埜彰三さんの感動は、
次のように綴られていました。
◇…また個人的には環濠の名残りを探し続け、
 やっとの思いで、その痕跡を見つけ、地元の人に尋ねると
 「そこは昔、どぶ川やった」と言われ、
 思わず小躍りして喜びました。

 

田畑口地蔵堂の脇の小径を
道なりに沿って北東に行きます。
この小径が環濠跡であれば
左手(西)が、町で
右手(東)が村です。
左手に漆喰の蔵が見えました。
道は湾曲しています。

写真図1 田畑口地蔵堂の脇の小径の先

この道なりの曲線は、
環濠跡でしょう。
この先を北に行きますと、
出屋敷口の地蔵堂がありました。

やがて、平野公園に出ます。


以下、『大阪のお地蔵さん』(渓水社、1994年)を
引用します。
◇マッチャマ(松山)公園に向けて歩いた。
 今は平野公園になっている。
 桜が綺麗だった。
 公園の西には小高い山があり、
 土塁の跡らしい。
 下りた所に赤留比売神社がある。
 当地を開発した渡来氏族の氏神らしい。

 

そこに朱色の橋の欄干が見えます。
水は張られてませんが、
池の跡です。
写真図2 平野公園の池の跡

赤留比売神社に立ち寄りました。
奉納された常夜燈に
「平野流/油若中」と刻まれています。

写真図3 赤留比売神社の常夜燈

「平野流」といった
平野郷を囲む農村の春先には、
往時、菜種の花が咲いていたことでしょう。

 

赤留比売神社を北に出ました。
樋尻口です。
ここにも地蔵堂があります。
写真図4 樋尻口地蔵堂

もうこの先の北は、かつての農村です。
地蔵堂は町に踏ん張って立っています。
東の並びに交番所が見えます。
交番所もまた町の口に設けられて、
かつての町域の安全を
見守り続けているのでしょう。

 

平野の町を歩きました。
写真図5 平野本町

整然とした町並みに風格を感じました。
この後、二人は杭全(くまた)神社に立ち寄り、
平野環濠跡を確認しました。

写真図6 杭全神社「平野環濠跡」顕彰碑

 

究会代表 田野 登

 

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