晴耕雨読 -田野 登-

大阪のマチを歩いてて、空を見上げる。モクモク沸き立つ雲。
そんなとき、空の片隅にみつけた高い空。透けた雲、そっと走る風。
ふとよぎる何かの予感。内なる小宇宙から外なる広い世界に向けて。


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先達て4月16日(土)実施の舞洲探検の
レポートが村尾清一郎さんから届いています。


当日、いきなりボクは
「今回の探検は
 それぞれのテーマに沿って舞洲を探検していただき
 来月に各自撮った写真を説明していただきます」と
宣言しました。


メンバーは
何の戸惑いもなく各自のテーマを見つけて
探検に入りました。
そんな中、村尾さんは「海岸、異界への脱出」を
まとめられました。
写真は、まだ拝見しておりませんが・・・。
以下、寄せられたメールのまま村尾レポートととして載せます。


●海岸、異界への脱出
 一人一人テーマを持って
 舞洲探検が始まった。
 今回はロジスティクスのある
 海岸を廻ろうと思い立った。
 夢洲の港の
 ガントリークレーンが見えたので
 金網が破れた所があったので
 入ると岸壁に出た。
 港大橋、WTC、ATC
 海洋博物館が見え
 夢舞大橋が丁度よく
 迫っていた。
 対岸のすべてが
 見通せる場所だった。
 ここは、金網を破ってでも
 岸壁に出たい欲望を
 感じさせる景色だった。
 ここで、わくわくする
 「異界への脱出」を
 味わうことが出来ました。


以下、田野による書き込み。
最初にお断りします。
「金網が破れた所」に入るのは
危険ですからやめましょう。
写真図1 危険防止の立て札
     :撮影 田野、2016年4月16日




村尾さんは、ボクより年長ですが
純な方です。
「異界への脱出」とは勇ましいことです。
「異界」と云っても
妖怪変化が出る場所ではなさそうです。
彼の喜び勇んだ目に映ったのは
大阪湾を隔てた人工島「咲洲」の景観です。
村尾レポートに引かれれば
モダンを超えようとした建築物です。


「港大橋、WTC、ATC、海洋博物館」
それに「夢舞大橋」。
これらの施設は
1990年代のバブルの崩壊の時期とも重なって
大層な政争の舞台ともなりました。


WTCは大阪府咲洲庁舎となり
海洋博物館は閉鎖されました。
夢舞大橋の舞洲はともかく、
夢洲へは歩行者は渡れない状態です。

写真図2 夢舞大橋の歩行者禁止の表示
    撮影 田野、2016年4月16日




村尾レポートが「異界への脱出」など述べていますが、
大阪湾の人工島の視界は開けず
ボクからすれば
今日も見通せないでいます。
埋立島に山積する問題は
未解決のままなのではないでしょうか?

ボクの目には、
行政は放置でないまでも凍結した状態のまま
ペンディングしているように見えます。


人工島・舞洲をフィールドに
探検を呼びかけ
メンバーが応えてくださったのは
ボクにとっては嬉しいことです。

しかし、ボクの内心は
対岸の埋立島の施設を目にして
村尾レポートが云う
「わくわくする」「異界への脱出」という
晴れやかな気分には
到底なれないでいるのです。


「洲」をめぐる難題を抱えたことに
ようやく今、気づきました。


究会 代表 田野 登

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ついに決意しました。
恥ずかしいですけれど
「大阪文化」をボクなりに
積極的に発信することにしました。


それというのも
ある依頼された講座のプログラムを
考えていて思い立ったことです。

30本を超えるPowerPointを作成していて
今までも短大や新聞社系、教育委員会などから
頼まれて話してきたことを
いろんな方々に
楽しんでいただけないかと。


写真図1 折口信夫に迫る講座


「PowerPointリスト31点」があります。
今、作成中は
鴻池新田会所からの依頼で90分間の
「島洲の街・大阪」です。

大阪市内には「島」の付く地名が
たくさんあります。
かつて存在した島が
地名として伝承されているのです。
大阪通の方なら
中之島、堂島、福島・・・・・。
あれっ、なかに島やあれへんのにと
気づかれますますよネ。


「水の都大阪」をひと味違った観点から
見つめ直しますと
知っているようで知らなかった歴史が見え始めます。


写真図2 生業を探る講座 



ボクは
伝説やお祭りやらの由来を40年来、

調べ歩いております。
まだまだ、わからないことばかりで
やめられません。

ともあれ、民俗学の切り口で歴史を捉え直しますと
子どもの頃、聞かされていて
忘れかけていた大阪の文化に気づきます。


「PowerPointリスト31点」の内訳は
 1 民俗学  4点
 2 民俗宗教  3点
 3 伝説  5点
 4 年中行事  4点
 5 生業  3点
 6 歴史民俗  3点
 7 都市民俗  3点
 8 コミュニティ・ツーリズム  6点


まぁ、ざっとこんなものですが、
追々、具体的なプログラムを
提示します。

出前のお申し付けは

ブログトップの阪俗研まで

よろしくお願いします。


出前講座は、要らんけれど
大阪の民俗研究に興味ある方は
ブログトップの「阪俗研」のアドレスに
アクセスしてください。

会友(無料メール会員)は150名程です。

毎週「阪俗研便り」を一斉メール配信します。
このブログの裏話を交えながら
会友同士の情報交換をしています。

もちろん要らんかったら
無視して下さい。
今回は、宣伝でした。


究会 代表 田野 登



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5月の浦江塾では
「大淀(浦江・大仁)」の話が聴けます。
妙壽寺住職からはがきが届きました。
写真図 浦江塾のご案内のはがき




文面は以下のとおりです。
郷土誌を見直す『浦江塾』のご案内
 旧大淀は浦江、大仁、中津の地域ですが、最近梅田の
延長梅田西北地区のイメージが強く、特に「まちづくり
活動」が広がっているようです。福島から見ている大淀
とは少しずれている感です。浦江塾で初めて取り上げる
大淀地区の現状と将来を語っていただきます。    
 日時 5月7日(土曜日)午後7時より9時迄
 場所 妙壽寺(福島区鷺洲2-15-10)駐車可
 テーマ 「北区から見た大淀(浦江・大仁)」
地域情報紙「つひまぶ」編集長
浅香保 ルイス 龍太先生
終了後、情報交換等の雑談を行います。ご参加下さい。


以下、田野による書き込み。
お話しなさるルイスさん編集の情報紙
「つひまぶ」って?
大阪市北区の地域情報フリーペーパーです。
ブログも盛況です。
   ↓ここをクリック
http://tsuhimabu.blogspot.jp/
「つながるひとまちぶんか」で
野暮ったく書き加えますと
繋がるの「つ」
人の「ひ」
街の「ま」
文化の「ぶ」のようです。


同ブログには
「キタを愛する人たちのための、
 キタを再発見するマガジン。」とあります。
アングルが見えて来ましたね。

その彼の視角に入った「大淀」とは
どんな場所でしょう。


実は当初、いただいた概要文に
「浦江・大仁(ダイニン・ダイニ)」は

ありませんでした。
浦江塾の参加のご年輩からしますと
「大淀」といえば昭和18(1943)年の
「大淀区」設立からの地名であって、
新しすぎるのです。
まだ70年程しか経ていないのです。


そこで江戸時代からの村の名前
「浦江・大仁」を書き添えていただいたのです。

ハガキに記されてますように
その「浦江・大仁」が
今や梅田の延長の
あるいは梅田の西北部に位置づけられています。


もともと梅田は低湿地「埋田」で
寂しい場所でした。
そこには大きなお墓がありました。
端午の節供には
浦江や大仁の農民が
これからの野良仕事に
飼い牛に頑張ってもらおうと
リラックスさせるために
野良道に放った場所です。


それが明治の文明開化に
煙モクモクの陸蒸気の
梅田ステンショが出来て
やがて東の方から変化し始めました。

それですっかり、
西隣の浦江・大仁が田舎っぽく
見られるようになったのでは?
というのがボクの史観です。


その臍のような、原風景を語る場所が
グランフロント大阪の西の工事現場
旧・梅田貨物駅です。
そこは近世絵地図の「梅田三昧」の場所なのです。


そんなボクの関心は
最前線のキタを発信なさるルイスさんは
いかなる「大淀」イメージを抱かれているかです。
イメージですから
人それぞれ勝手ですが、
ルイスさんのような今を時めく庖丁人が
鋭い切り口で
明解に捌かれるのが楽しみです。


いつもどおり浦江塾参加に手続きは不要で
参加費は無料です。
直接、時間までにお越しください。


究会代表 田野 登

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のだふじイベントをアップするのも
気が気でありません。
「しず心なく」散るのは桜の花でしたが・・・・。
それだけやありません。
藤の花もすげないものです。


2016年4月24日(日)の続きです。

浦江聖天の了徳院(福島区鷺洲)から
春日神社(福島区玉川)までの道です。
直線にして南西約1kmです。
『鷺洲町史』1925年に「聖天川」とある
かつての井路川を南に
カワシモ理髪店のところで
道なりに右折(南西向き)します。


野田藤の藤家ご当主の藤 三郎さんが云われる
「浦江街道」は、鷺洲中公園を
左折して阪神電車の高架を潜り
阪神国道(国道2号線)を渡ります。


JR大阪環状線の高架を抜けれ南進すれば
旧亀甲町で大阪福島税務署があります。
大阪市立玉川小学校を過ぎれば
左手(東側)に
みごとな藤の花が咲いています。
高層住宅ユニライフの藤です。
写真図1 ユニライフの藤



ここの藤は手入れが行き届いているのか
今年もすてきな花を咲かせています。
あたりに甘い香りを漂わせています。


このあたりから、ちらほら藤見の客が見られます。
右折(西)しますと
春日神社です。
「のだふじ」発祥の神社です。
この日も藤見の客が詰めかけていました。
写真図2 春日神社の藤



見頃は先週の日曜日4月17日であったとのことで
やや花の色があせて緑が目立つのが残念です。


春日神社の北西の玉川南公園には
「のだふじ」にまつわる模擬店や
福島区のボランティア団体が大勢
この「のだふじ屋台村イベント」に参加しています。
写真図3 のだふじ屋台村イベント



今や、「のだふじまつり」は、
すっかり福島区の春の風物詩です。
ボクは、この日は夜、
野田阪神前、藤棚でのイベントを覗きに行くことにして
図書館に調べ物に出かけました。


午後7時前、大勢の人たちが集まってます。
福島区のキャラクター
「フッピィ&クッピィ」もお出迎えです。
フッピィ&クッピィは藤の妖精です。
いつの間にかフッピィに妹クッピィが出来て
めでたくも福島区らしく「福」が揃いました。
写真図4 野田阪神前、藤棚でのイベント



ライトアップされました。
フッピィとクッピィの藤色の
頭巾だけが写ってしまいました。


藤の花はなんと
幻想的な世界を演出することでしょう。

写真図5 藤棚の幻想世界



1年ぶりにエミリィさんにお目にかかりました。
彼女は大阪大学での研究を終えて
現在、フランスで

現代日本の植栽文化を教えているとのこと。
そもそもエミリィさんと阪俗研は
御当主・藤 三郎さんのご紹介で
2013年秋に仲間になったのでした。


駅前広場での藤見の客は
暫し、このイベントに酔いしれて
三々五々、散って行きました。


究会代表 田野 登

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今、大阪市福島区は
野田の藤が真っ盛りです。
写真コンテストも行われています。

写真図1 コンテストの案内




詳しくは
06-7181-3701「のだふじ写真コンテスト係」まで。

ボクは昨日
2016年4月24日
コンテストの写真の、
了徳院(福島区鷺洲)から歩きはじめました。
写真図2 了徳院の「のだふじ」





狛犬さんに
降りかかる藤は
「福島聖天」(浦江聖天)ならではの光景です。

野田藤の春日神社(福島区玉川)に参る前に
聖天さんの北西の
ボクの檀那寺で、
郷土史研究会「浦江塾」の会場でもある
妙壽寺の藤が気になって参りました。


写真図3 妙壽寺の「のだふじ」




このお寺には
『源氏物語評釈』を「花宴」まで版行した
萩原廣道の墓のある寺です。
年々、花が揃って来ました。

というわけで
了徳院でいただきました「のだふじマップ」を紹介します。
写真図4  「のだふじマップ」

なんと大阪24区で面積が2番目に小さい
福島区に20箇所のスポットがあるんです。
妙壽寺など番外でも
けっこう愛でる場所はありそうです。


「のだふじ開花週間」は
4月18日(月)から29日(金)までです。
ボクの所属します
福島区歴史研究会も「のだふじ」の
イベントを応援しています。

次回は、昨日2016年4月24日の
続きを記します。


究会代表 田野 登

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