たんなん夢レディオ「サントラの花道」

パーソナリティーの田中良幸が選んだ、映画やテレビのサウンドトラック


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第7回は、「ニーノ・ロータ」を紹介しました。1911年にミラノに生まれ、79年にローマで亡くなりましたが、映画音楽は趣味にすぎないと言っていってクラシック音楽の作品を次々と発表するかたわら、150本を超える映画の音楽を書いたイタリアの大巨匠です。『道』や『甘い生活』、『8 1/2』といった作品で知られる巨匠フェデリコ・フェリーニ(1920~33年)監督の映画は、そのほとんどが彼の音楽であり、その他に『太陽がいっぱ い』、『山猫』、『ロミオとジュリエット』、『ゴッドファーザー』、『ゴッドファーザーPART II』と名曲がずらりと並びます。

さて、今回の放送で紹介した音楽は、以下の通りです。
 『道』1954
 『甘い生活』1959
 『太陽がいっぱい』1960
 『8 1/2』1963
 『山猫』1963
 『ロミオとジュリエット』1968
 『ゴッドファーザー』1972
 『ゴッドファーザーPART II』1974
 『ナイル殺人事件』1978
 『オーケストラ・リハーサル』1978

『道』については、哀愁を帯びたトランペットによるメインテーマが “ジェルソミーナのテーマ”としても知られていますが、昨年2010年に行われたバンクーバー冬季五輪で男子フィギュアスケートの高橋大輔選手が使った曲という印象を持っている人も多いのではないでしょうか。

放送のためにあれこれ調べているうちに面白いことに出会います。この映画では、本能むき出しで生きる大道芸人ザンパノ、その彼に人間として扱われないにも関わらず、天使のような優しい心で尽くそうとするジェルソミーナ、そしてその彼女に「この世の中にあるものは何かの役に立つんだ」と語る綱渡り芸人のアルレッキーノが大きな役どころです。そして、そのアルレッキーノを演じていたのが、なんとリチャード・ベイスハート(1914~84年)だったのです。

いや、懐かしい名前です。我々の世代には懐かしい、福井では夏休みにやっていたテレビ番組「原潜シービュー号」の“ネルソン提督”です。84年のロサンゼルス五輪の閉会式で司会を務めたそうですが、60年代に入るとテレビ俳優になってしまいました。その彼が若い頃にはフェリーニに認められ、こういったシリアスな映画に出演していたというのはちょっとした驚きでした。そうそう、ちゃんとオフィシャルサイトもあります。

映画音楽の多くは、映像が先に出来ていて、それに音楽を付けるというパターンが多いのですが、ロータの場合、それまでに作っていた音楽がそのまま映画に用いられることもありました。番組でも紹介しましたが、ルキノ・ヴィスコンティ監督の名作『山猫』のあの音楽は、監督の希望で彼の未完成に終わった初期の交響曲「青春の主題による変奏曲」の転用と言われています。

また、あのリリカルで切ない『ロミオとジュリエット』の音楽は、舞台用に別に作っていた宮廷音楽風の歌曲「青春とは」という曲のメロディーをそのまま使ったそうです。そしてその音楽は実際に映画の中でロミオの友人である青年ベンヴォーリオによって歌われています。こういったことは、いかにロータの音楽のレベルが高かったか、という証明でもあると思います。

また、番組では“音楽の使い回し”の話も紹介しました。彼の代表作ともなった『ゴッドファーザー』の音楽の一件です。日本でも尾崎紀世彦がカヴァーし、「愛のテーマ」として大ヒットしましたが、あのメロディーが他の映画にも使われていたという指摘を受け、アカデミー賞にノミネートされながらも失格となりました。そのことを告げ口したのは、イタリアの作曲家グループとされていますが、“男の嫉妬”は本当に怖いですね!

確かにその指摘通り、1957年の『Fortunella』という映画の中に、あのメロディーが出て来るのです。ただ、『Fortunella』の中ではバンドによって早いテンポで演奏されていて軽快なイメージ。一方、『ゴッドファーザー』の方はぐっとテンポが落ち、哀愁溢れる編曲でノスタルジーや翳りを感じさせる音楽、聴いた印象は全く違います。番組では実際に比較して聴いてもらいましたが、みなさんも機会があれば一度聴き比べてみてください。

しかし、ロータの凄いところは、その2年後の『ゴッドファーザー
PART II』の音楽で見事にアカデミー賞を受賞したことでしょう。見事なリベンジです。そして、『PART I』、『PART II』は、アカデミー賞史上初めて、本編続編ともに作品賞を受賞するという金字塔を打ち立てました。未だそれは破られていません。

そのサントラについても面白い話があります。映画の監督はフランシス・フォード・コッポラであることは言うまでもありませんが、彼の父親カーマイン・コッポラはNBC交響楽団のフルート奏者で、後に指揮と作曲を手がけるようになりました。彼がかつて在籍したNBC交響楽団こそ、ロータに渡米を勧めた張本人で、20世紀を代表するイタリアの巨匠指揮者アルトゥーロ・トスカニーニが率いたオーケストラなのです。縁とは不思議なものです。

番組で伝えたエピソードの中にこんな話もありました。ロータは『太陽がいっぱい』の音楽を、 「自作の中で最も嫌いなものの一つ」だと言っていたという話があります。ヨーロッパではほとんど注目されなかったからでしょうか。日本では大ヒットして彼 の名を一躍有名にしたのですが…。私個人としては、あの感傷的で虚無感を漂わせるあのメロディーが大好きなので、残念な話ではあります。

最後に。ロータはミラノ音楽院でイルデブランド・ピツェッティ、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院でアルフレード・カゼッラ、その後、トスカニーニの進めで渡米してフィラデルフィアのカーティス音楽院で、 ロザリオ・スカレロから作曲法、大指揮者フリッツ・ライナーからは指揮法を学んでいます。いわば、クラシック音楽の作曲家としてもバリバリ、なのです。事実、毎年のように現代音楽の新作を発表していました。そういった作品の中に、「弦楽のための協奏曲」という曲があります。実は大好きな曲です。初演は67年。77年に改訂され、イ・ムジチ合奏団に献呈されました。いい曲です。

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●…次回11月13日の放送から、イタリアの作曲家を紹介していきます。13日の放送で「ニーノ・ロータ」、そして、20日の放送で「エンニオ・モリコーネ」を紹介します。

●…
13日に紹介する「ニーノ・ロータ」は1911年、イタリア・ミラノの生まれの作曲家です。ミラノ音楽院、ローマのサンタ・チェチーリア音楽院、さらに渡米してフィラデルフィアのカーティス音楽院で学び、留学を終えてイタリアに戻ると、ミラノ大学芸術科に入って文学を専攻し、その後、音楽院で後進を指導しながら作曲家として活躍しました。亡くなったのは79年、67歳の時にローマで心臓発作に倒れました。

●…その後、映画のための音楽を書き始め、50年の『魔の山』がヒット。そして51年、新進映画監督として注目を集めていたフェデリコ・フェリーニと出会います。フェリーニは『映像の魔術師』の異名を持ち、イタリアが国葬で送った20世紀を代表する映画監督。ロータは彼の初監督作品『白い酋長』にはじまり、『道』や『甘い生活』、『81/2』そして晩年の『オーケストラ・リハーサル』まで、ほとんどの作品の音楽を手がけました。

●…毎年のように現代音楽の作品を発表、本人は本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味に過ぎないと言っていました。しかし趣味といっても150本以上の映画に音楽を付けています。音楽的基礎がしっかりしている上に泣かせるメロディも書けるので大衆的な人気も集め、その流麗な旋律美とペーソスは比類ありません。『ゴッドファーザー』と『ゴッドファーザー・パート2』、『ロミオとジュリエット』、『山猫』…、どうです、どれも名曲ですね。これらの曲は番組でしっかり紹介していきます。

●…放送は午後1時半~2時半。ラジオ放送(79.1MHz)以外にインターネットのユーストリーム(http://www.ustream.tv/channel/tannanfm)でも同じ時間に番組を楽しめます。

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「ヘンリー・マンシーニ」、「エルマー・バーンスタイン」、「レナード・ローゼンマン」と、この3回でハリウッドを舞台に活躍してきた1920年代前半の生まれの作曲家を紹介してきましたが、第6回はその第4弾として、米国の作曲家「アーネスト・ゴールド」を取り上げました。

アーネスト・ゴールド(本名エルンスト・ジークムント・ゴルデナー)は1921年、オーストリアの首都ウィーンに生まれた作曲家です。ウィーン国立音楽大学で学んでいた38年、祖国オーストリアがナチス・ドイツに併合されたことからゴールドの家族はアメリカに移住しました。ハリウッドでの活動は45年からで、コロンビア映画で働いた後、名プロデューサーそして名監督として知られるスタンリー・クレーマーに見い出され、彼が製作また監督した作品の音楽を数多く手がけています。

彼も多作家で、1945~92年の間に書いた映画とテレビの音楽が
約 100曲。それだけにやはりアカデミー賞の常連で、1959年の『渚にて』で劇・喜劇映画音楽賞、63年の『おかしなおか しなおかしな世界』で作曲賞と歌曲賞、69年の『サンタ・ビットリアの秘密』の作曲賞にノミネート。60年の『栄光への脱出』で劇・喜劇映画音楽賞を受賞 しています。また、『渚にて』ではゴールデン・グローブの音楽賞も受賞している。

番組で取り上げたのは以下の音楽です。
『渚にて』1959
『栄光への脱出』1960
『ガン・ファイター』1961
『愛の奇跡』1963
『おかしな、おかしな、おかしな世界』1963
『サンタ・ビットリアの秘密』1968
『戦争のはらわた』1976

番組の中でも話しましたが、
私が個人的にとても好きなこともあり、音楽プロデューサーとして戦争映画の音楽を集めたコンサートで、彼の『栄光への脱出』、『戦争のはらわた』を取り上げました。「男たちへ」というコンサートなのですが、やはりフル編成のオーケストラの演奏はまったく別世界でした。

ゴールドもユダヤ系で、しかも、ナチス・ドイツから逃れて家族でアメリカに渡ってきたのですから、イスラエル建国の話は人ごとではなかったはずです。それを描いた映画『栄光への脱出』の音楽を手がけた時、彼にはどんな想いが去来していたのでしょうか。建国に燃える人々のエネルギー、喜びと意気込みが伝わってきて、あのテーマは大好きです。

一方、『戦争のはらわた』は、私の
数ある戦争映画の中でも屈指の名作です。アクション映画の巨匠らしく、ペキンパー監督はマニアが唸るほど戦闘シーンを見事に描きつつ、その一方で、外国という外側の敵ばかりではなく、上司や組織といった内側の敵とも戦うことを余儀なくされる戦争の内面を描いています。ある意味とても見事な反戦映画で、ゴールドの音楽がまたそれに一役買っています。非常に子供たちの「ちょうちょう」のメロディーがなんとも虚無的に響きます。

ところで、今回のオープニングの音楽は、「アンチェインド・メロディ」をお届けしました。1955年の映画『アンチェインド=日本未公開』の主題歌で、65年にライチャス・ブラザーズがカバーして大ヒットさせました。90年の映画『ゴースト/ニューヨークの幻』でも主題歌い使われてリバイバル・ヒットしています。

作曲したのはアメリカの作曲家アレックス・ノース。1910年生まれで91年に80歳で亡くなった巨匠です。フィラデルフィアのカーティス音楽学校、ニューヨークのジュリアード音楽院、モスクワ音楽院で学び、帰国後はエルンスト・トッホとアーロン・コープランドに師事。30年代からドキュメンタリー 映画の音楽を手がけ、49年にアーサー・ミラー脚本・エリア・カザン演出の『セールスマンの死』の舞台音楽を手がけたことをきっかけでハリウッドへ。その後、『欲望という名の電車』、『スパルタカス』、『荒馬と女』、『クレオパトラ』、『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない』、『女と男の名誉』の音楽を手がけ、アカデミー作曲賞には15回もノミネートされた大ベテランです。結局、いずれも受賞はできなかったのですが、85年にそれまでの業績を称えて名誉賞を(映画音楽作曲家としては初めて)受賞しています。


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●…次回11月6日の放送では、米国の作曲家「アーネスト・ゴールド」を取り上げます。「ヘンリー・マンシーニ」、「エルマー・バーンスタイン」、「レナード・ローゼンマン」と、この3回でハリウッドを舞台に活躍してきた1920年代前半の生まれの作曲家を紹介してきましたが、その第4弾が「アーネスト・ゴールド」です。

●…アーネスト・ゴールド(本名エルンスト・ジークムント・ゴルデナー)は1921年、オーストリアの首都ウィーンに生まれた作曲家です。ウィーン国立音楽大学で学んでいた1938年、祖国オーストリアがナチス・ドイツに併合されたことからゴールドの家族はアメリカに移住しました。ハリウッドでの活動は1945年からで、コロンビア映画で働いた後、スタンリー・クレーマーに見い出され、彼が製作また監督した作品の音楽を数多く手がけています。

●…彼も多作家で、1945~92年の間に約100の映画とテレビ音楽を書いています。それだけにやはりアカデミー賞の常連で、1959年の《渚にて》で劇・喜劇映画音楽賞、63年の《おかしなおかしなおかしな世界》で作曲賞と歌曲賞、69年の《サンタ・ビットリアの秘密》の作曲賞にノミネート。60年の《栄光への脱出》で劇・喜劇映画音楽賞を受賞しています。また、《渚にて》ではゴールデン・グローブの音楽賞も受賞している。今回は《渚にて》や《栄光への脱出》はもちろん、《おかしな、おかしな、おかしな世界》や《サンタ・ビットリアの秘密》、そして《戦争のはらわた》の音楽などを紹介します。

●…放送は午後1時半~2時半。ラジオ放送(79.1MHz)以外にインターネットのユーストリーム(http://www.ustream.tv/channel/tannanfm)でも同じ時間に番組を楽しめます。

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第5回はレナード・ローゼンマン(1924年9月7日~2008年3月4日)でした。このところ1920年代生まれのアメリカの大家たちを取り上げていますが、彼もその一人です。生まれはニューヨークのブルックリン。カリフォルニアでアルノルト・シェーンベルク、ルイージ・ダッラピッコラといった現代音楽の蒼々たる作曲家に師事、映画音楽の音楽にも十二音階などの現代音楽的な技巧を使い、南カリフォルニア大学の教授も務めるなど前衛派の作曲家でした。

映画の音楽を手がけるようになったのは、教え子だったジェームズ・ディーンからエリア・カザン監督に紹介され、それで彼が初主演した《エデンの東》の音楽を手がけたのがきっかけと言われています。その後も映画の音楽のみならず、テレビ番組のテーマ音楽を数多く作曲。アカデミー賞については、1975年の《バリー・リンドン》、76年の《ウディ・ガスリー/わが心のふるさと》で音楽賞を受賞。83年の《クロスクリーク》、86年の《故郷への長い道/スター・トレック4》で作曲賞にノミネートされています。

番組で取り上げたのは以下の音楽です。
映画《エデンの東》1955
映画《理由なき反抗》1955
TV《ミステリー・ゾーン》1959
TV《コンバット》1962~1967
TV《ヒッチコック・アワー》1964~65
映画《ミクロの決死圏》1966
TV《特攻ギャリソン・ゴリラ》1967~68
映画《続・猿の惑星》1970
映画《バリー・リンドン》1975
映画《指輪物語》1978
映画《故郷への長い道/スター・トレック4》1986

ところで、今回のオープニングの音楽は、映画《80日間世界一周》の音楽でした。SFの父とも呼ばれるフランスの小説家ジュール・ヴェルヌの原作を元にした1956年の映画です。音楽は1899年生まれで1956年に亡くなったアメリカの作曲家ヴィクター・ヤング。1930年代半ばから映画音楽に専念するためにハリウッドに移り、200本以上の作品を手がけた多作家で、《80日間世界一周》の他、《シェーン》の主題曲など名曲を数多く残しました。アカデミー賞のノミネートは実に22回で、死後にこの作品で作曲賞を受賞しました。最優秀音楽賞の他、映画自体が最優秀作品賞、最優秀作品賞、最優秀撮影賞、最優秀映画編集賞、最優秀脚本賞と、アカデミー賞を総なめです。


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●…日曜日30日の放送は、米国の作曲家「レナード・ローゼンマン」を取り上げます。

●…第2回の「ヘンリー・マンシーニ」、「エルマー・バーンスタイン」と同世代1920年代前半の生まれで、2008年に亡くなった巨匠の一人です。アルノルト・シェーンベルク、ルイージ・ダッラピッコラといった現代音楽の蒼々たる作曲家に師事、映画音楽の音楽にも十二音階などの現代音楽的な技巧を使い、南カリフォルニア大学の教授も務めるなど前衛派の作曲家でした。

●…映画の他、テレビ番組のテーマ曲も数多く手がけており、番組では《エデンの東》や《続・猿の惑星》といった映画の音楽の他、日本でもお馴染みのドラマ《コンバット》の音楽などを紹介します。

●…放送は午後1時半~2時半。ラジオ放送(79.1MHz)以外にインターネットのユーストリーム(http://www.ustream.tv/channel/tannanfm)でも同じ時間に番組を楽しめます。
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第4回は1920年代生まれのアメリカの巨匠の第2弾として、エルマー・バーンスタイン(1922年4月4日~2004年8月18日)を取り上げました。1955年の《黄金の腕》で注目を集めた後、《荒野の七人》や《大脱走》など、200以上の映画・テレビで音楽を担当した多作家です。そんな輝かしいキャリアを持つだけに、アカデミー賞のノミネートも半端じゃありません。

<受賞>
1968年《モダン・ミリー》作曲賞
<ノミネート>
1956年《黄金の腕》劇・喜劇映画音楽賞
1961年《荒野の七人》ドラマ・コメディ映画音楽賞
1962年《肉体のすきま風》ドラマ・コメディ映画音楽賞
1963年《アラバマ物語》作曲賞
1963年《荒野を歩け》歌曲賞、作曲賞
1967年《ハワイ》作曲賞、アカデミー歌曲賞、作曲賞
1967年《続・荒野の七人》音楽賞
1970年《勇気ある追跡》歌曲賞、作曲賞
1975年《ゴールド》歌曲賞、作曲賞
1984年《大逆転》音楽賞
1994年《エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事》作曲賞
2003年《エデンより彼方に》作曲賞

番組ではその中から、以下の曲を紹介しました。
映画《十戒》1956
映画《荒野の七人》1960
映画《大脱走》1963
映画《アラバマ物語》1962
映画《モダン・ミリー》1967
映画《勇気ある追跡》1969
映画《エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事》1993
映画《エデンより彼方に》2002

こうやってみると、彼も30代半ばからの10年間に代表作が集中していることが分かります。脂の乗ったその時期を過ぎると、多くの人は創作活動が鈍化してアカデミー賞から遠のいていきますが、彼の場合は晩年の作品でもノミネートされており、その実力のほどが分かります。

番組の中でも触れましたが、同時期に活躍したレナード・バーンスタインとはまったくの別人です。レナードの方も、ミュージカル《ウエストサイド物語》はじめ作曲家として凄いのですが、指揮者としての活動の方がよく知られています。若くして名門ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。ヘルベルト・フォン・カラヤンらと並んで、二十世紀を代表する指揮者の一人です。

ところで、この第4回のオープニングに使った曲は、「20世紀フォックス」のファンファーレでした。映画の本編に先立って演奏されるわずか9小節という短い曲ですが、スネアドラムの軽快な刻みから始まる華やかなファンファーレは、誰もが耳にしているはずです。書かれたのは1935年、作曲者はアルフレッド・ニューマン(1901~70年)。彼は20世紀フォックスの音楽部長を長く務めた作曲家で、《ショウほど素敵な商売はない》や《慕情》、《王様と私》、《七年目の浮気》や《嵐が丘》、《大空港》などの音楽を手がけた大巨匠です。



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●…日曜日23日の放送は、米国の作曲家「エルマー・バーンスタイン」を取り上げます。
●…第2回で取り上げた「ヘンリー・マンシーニ」と同世代、1920年代前半生まれで、
2004年に82歳で亡くなりました。こちらもアカデミー賞のノミネートが12回という大巨匠で、1968年の『モダン・ミリー』の音楽で作曲賞を受賞しています。
●…番組では『荒野の七人』や『大脱走』など、日本でもお馴染みの曲を中心に紹介します。
●…放送は午後1時半~2時半。ラジオ放送
(79.1MHz)以外にインターネットのユーストリーム(http://www.ustream.tv/channel/tannanfm)でも同じ時間に番組を楽しめます。





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第3回の放送はいかがでしたか?

ラジオのトークという仕事は2年ほど休んでいたので、まだしゃべりがうまくいかないことが多く、聞き苦しいところが多くてすいません。

さて、過去2回は日本の作曲家を紹介しましたが、今回はアメリカの作曲家で、グラミー賞やアカデミー作曲賞に何度も輝いた巨匠、ヘンリー・マンシーニ(1924年4月16日~94年6月14日)を取り上げました。

そのマンシーニ、こうやって並べて聞いてみると、ジャズの雰囲気を取り入れたところが新しく、そこにこってりと歌い上げるストリングスが加わって、なんともゴージャスな音楽に仕上がっています。アメリカの黄金時代のイメージが良く伝わってきます。

映画「ティファニーで朝食を」の“ムーン・リバー”が世に出た1961年の時に彼は37歳。そこから約10年、創作活動が大きく花開いた感じです。その後も長く創作活動を続け、温厚な人柄が多くの音楽家から慕われました。最期の映画は93年の「トムとジェリーの大冒険」とされています。

さて、第3回で紹介した曲は以下の通りです。

 映画「ティファニーで朝食を」より“ムーン・リバー”
 映画「ハタリ」より“子象の行進”
 映画「酒とバラの日々」のテーマ
 映画「シャレード」のテーマ
 映画「ピンク・パンサー」のテーマ
 映画「ひまわり」のテーマ
 TVテレビ「刑事コロンボ=ミステリー・ムーヴィー」のテーマ
 映画「ヴィクター&ヴィクトリア」より“クレイジーワールド”

では次回、23日の放送でお会いしましょう!





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●…日曜日16日の放送は、ヘンリー・マンシーニを取り上げました。
●…マンシーニは1994年に70歳で亡くなりましたが、オードリー・ヘップバーン主演の映画「ティファニーで朝食を」に使われた「ムーンリバー」をはじめとする数々のヒット曲で一世を風靡した米国の作曲家です。
●…その「ムーンリバー」はもちろん、番組では「ピンクパンサー」や「ひまわりの」といった映画のテーマ曲の他、日本ではTVドラマ「刑事コロンボ」のテーマ曲など、彼の有名な曲を紹介しています。
●…放送は午後1時半~2時半。ラジオ以外にユーストリーム(http://www.ustream.tv/channel/tannanfm)でもライブ放送中です。





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