2011-09-05 10:22:01 テーマ:院長コラム

口内炎について

★口内炎とは?


 体調を崩している時や忙しいとき、季節の変り目などに気付くとお口の中にできている口内炎。食事の度に痛んだりして厄介ですよね。

口内炎とは、お口の中の粘膜に炎症が起こった状態のことを言い、症状や原因によりいくつかの種類があります。

口内炎の種類

・アフタ性口内炎 … 口内炎の中で最も多いタイプです。表面が白く周囲が赤い潰瘍(円形またはだ円形で中央部が浅くくぼんでいる。直径2mm程度。)ができる口内炎です。体の調子が悪い時に罹りやすいようですが、確かな原因はわかっていません。

・カタル性口内炎…  口の中の粘膜が赤く炎症を起こしたり、白濁、ひび割れなどを起こす口内炎です。入れ歯や矯正器具などで、お口の中の粘膜に刺激を受けた場合や、虫歯や歯周病などで、口の中の衛生状態が悪かった場合などに罹ります。

・ウイルス性口内炎… 単純ヘルペスウイルスなどの感染が原因のヘルペス性口内炎など、ウイルスの感染によって罹る口内炎です。ヘルペス口内炎は、くちびるや口の中の粘膜に小さな水疱ができ、破れてびらんや潰瘍になります。強く痛みます。

・カンジダ性口内炎… カビの一種であるカンジダ菌の増殖によって罹る口内炎です。痛みはあまりありませんが、お口の中に白い苔状の斑点ができ、放っておくとお口全体から喉や食道、肺にまで広がる場合があります。免疫力が低下している場合にかかります。

 その他に、食べ物などによるアレルギー性口内炎や、ヘビースモーカが罹るニコチン性口内炎などがあります。なかなか治らない口内炎は、初期の口腔ガンの場合もあります。早めに来院してください。


★口内炎の予防法と対処法


 口内炎で最も一般的なアフタ口内炎は、確かな原因はわかっていませんが、からだの免疫力が低下した時に、口の中の細菌によって引き起こされたり、胃腸などの内臓障害が主な原因と考えられています。予防法としては、栄養バランスの整った食事を心がける。睡眠をしっかりとり、ストレスを溜めない。普段から正しいブラッシングを心がけ、お口の中を清潔に保つなどが大切です。
 また罹ってしまったら、洗口剤やイソジンなどでうがいをする。香辛料などの刺激の強い食べ物は控える。タバコやお酒は控える。睡眠を十分にとって体調を整えるよう気をつけてください。また、昔ながらの知恵で「はちみつ」が口内炎に効くといわれています。直接患部に塗るのは激痛が伴いますが、お湯やお水などに溶かして飲むのも効果的だそうです。
 口内炎自体は重度の病気ではありません。普通は放っておいても1週間程度で治ります。しかし、数週間経っても治らない、何度も繰り返して罹る、白い斑点ができた、腫れてきた、など異常が見られた場合は、重大な病気が隠れている場合があります。早めにご来院のうえ先生と相談してください。



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