2010-09-01 07:55:45 テーマ:院長コラム

入れ歯にはいろいろな種類があるの??

 歯を失っても生きていられるのは人間だけだと言われるほど、歯は動物が生きていく上でとても大切なものです。ところが75歳以上の歯の本数は、平均10本前後と言われています。
 現在の日本の義歯人口は2006年の調べで約2600万人。なんと5人に1人が入れ歯を装着しているのです。最近はインプラント治療が広がってきましたが、入れ歯は最も普及している治療法です。

1.部分入れ歯

保険の部分義歯:保険ではクラスプというバネをプラスチックの義歯につけて歯に固定します。バネを固定するため隣りの歯の根もとを削るので、きちんと歯磨きをしないと、むし歯や歯周病になり抜けてしまうことがあります。
自費の部分義歯:自費では「ノンクラスプデンチャー」というバネが目立たない義歯が人気があります。スマイルデンチャーやバルプラストなどの名称で色々なものが開発されています。歯肉の色の弾力のある素材で歯ぐきを挟み込む方式です。多少は固定する部分の歯を削りますが、バネがないので入れ歯であることが気付かれにくいのです。
 また、抜けてしまった歯が多い場合は、金属の床をもつ義歯を作ります。よく噛めてとっても満足度の高い方法です。

2.総入れ歯

保険の総入れ歯:保険ではプラスチックで床を作るので、上顎の入れ歯は分厚くなり違和感が出がちです。食べ物の温度も固さも分からなくなります。プラスチックなので、強度を出そうとすると分厚くなって違和感が大きくなります。違和感を少なくするため薄くすると、固いものを食べたときに割れてしまうことがあります。また、5年くらいで摩耗してきます。
自費の総入れ歯:自費では高性能の入れ歯が開発されています。金属の床をもつものを「金属床義歯」と呼びます。コバルトクロムやチタン合金でできた床を使用します。食べたものの温度が伝わりやすく、軽くて丈夫で上顎に密着しますのでよく噛める入れ歯です。
さらに、強い磁石やはめ込み式の固定装置で義歯を上顎に固定する方法があります。外れにくく満足度が高い方法です。ただし、磁石のものは心臓ペースメーカーを装着している方には使えません。はめこみ式も着脱を繰り返すうちに弱くなってきます。

きちんと噛むにはメンテナンスが大切!
 実は自分に本当にあった入れ歯を作るのはそう簡単なことではありません。なぜなら、お口の中は十人十色であり、義歯はそれぞれのお口にあわせ、一つ一つオーダーメイドで作られるとてもデリケートなものだからです。また、少しずつお口の中の形状が変わってきます。 
 一度作れば何十年も同じものを使えるというわけではありません。義歯で何か不快や不都合を感じたら無理に我慢せず歯科医院で相談し、調整してもらうか新しく作り変えましょう。また、毎日きちんとお手入れをし、定期的に歯科医院で診てもらいましょう。

祖師ヶ谷大蔵駅前(祖師谷・砧)の歯医者なら谷村歯科医院

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