歯につくプラーク(歯垢)は細菌のかたまりで、虫歯や歯周病の最大の原因です。虫歯や歯周病を防ぐには、歯磨きで歯垢を取り除くことが重要。でも、正しい歯磨きをしていないと、せっかく毎日磨いていても効果があがりません。
★きちんと磨けていますか?
プラークは歯と同じような色をしているので、ちょっと見ただけでは歯のどこに付着しているのかわからないこともあります。そこで登場するお助けアイテムが「プラーク染め出し剤(歯垢検査薬)」です。
これを使うと、歯の汚れである歯垢が赤く着色するので、はっきりと目で確認できます。赤く染まっている所は歯垢を磨き残している所です。歯磨きのときに気をつけて磨きましょう。正しい歯磨きは、強く磨くことではなく「磨き残しを出さない」ということ。これが虫歯や歯周病の予防には大切なのです。
★染め出し剤って?
市販されている染め出し剤にも、液体タイプ・ジェルタイプ・錠剤などいろいろな種類のものがあります。赤い色は食用色素を使用しているので飲み込んでも体に害はありません。ただ、製品によって色調や染色力に違いはあるようです。しっかり染まる染めだし剤の方がすみずみのプラークまで染まるので、磨き残しの見落としがなくて安心です。ただし衣服につけないように注意しましょう。
★染め出しをしてみましょう!
①染め出し剤を歯全体に塗る。
製品のタイプによって塗り方が異なります。液体なら綿棒で、ジェルなら歯ブラシにつけて等、それぞれの使用方法をご確認ください。
②水で1~2回うがいをする。
③鏡で確認する。
鏡で汚れを確認しながら、赤い所がなくなるまで丁寧に歯磨きをしましょう。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやデンタルフロスも一緒に使いましょう。
④もう一度、確認のため染め出し(①~③)をする。
一度目に着色していた所が赤くならなければ、汚れはきれいに落とせたということです。
★歯磨きの成果がわかる染め出しチェック
定期的に何度か染め出しでチェックをしてみたのに、いつも同じ場所が赤く染まるのなら、歯の磨き方を改善する必要があります。特に歯と歯のすき間や奥歯の裏側が要注意。歯科医院で歯科衛生士さんに正しい歯磨き方法を教えてもらいましょう。
落ちなかった歯垢が歯石になっていると、歯磨きでは落ちないので歯科医院で取ってもらいましょう。






