最近の法改正で、タイヤがボデーからハミ出てても
10ミリまでならOKになったらしいけど・・・
勘違いしちゃいけませんヨ
ホイールが出てたらアウトだからね∑(゚Д゚)
どうも僕です!
チマタのツアラーV達の走行距離は10~15万キロなんてザラになってきましたね
10万キロ超えてきたら交換しておいた方がいい部品がたくさん出てきます
燃料ポンプ
燃料フィルター
スパークプラグ
エンジンマウントなどなど
なかでも一番消耗している部品は・・・
やっぱターボチャージャーっすねぇ
そんなのブローしてからかえたらいいじゃんと思うかもしれませんが
20万キロ走ったターボチャージャーがどんな感じになっているか
当店オリジナルの「リフレッシュターボ」に交換してくれるお客さんがいたので、その車で検証してみましょう
まずはエアクリーナーを外して
タービン(ターボチャージャーの略)が見えてきました
ここでよくある水漏れを発見したので
まだ初期段階ですが、対策しておきましょう
10年経過以上ともなると、ここのパイプのOリングからよくおもらしします
そしてタービンを取り外します
右側が取り外した約20万キロ走ったタービン
風車が真っ黒ですね
これはエンジンのブローバイガスの影響にもよるものですが、タービンの軸側から漏れちゃったオイルが原因です
タービンの軸は常に油圧の力でオイルに浮いている状態なんですが
エンジン始動時は着地状態だし、高負荷がかかったときには軽く接触してしまいます
エンジンオイルが劣化して油圧が低い状況にも接触したりする場合もあり
そういったことを繰り返しているうちにタービンの軸が減ってきて、シール効果がなくなってくると
こういう風にオイルが出ちゃったりするんですね
だからターボ車のオイル管理は重要なんす
軸が減ってくるとオイルが出ちゃうだけでなく、風車の回転にも影響が出てきます
タービンの風車は1分間に約10万回転するので
風車の回転が予定よりも悪くなると、走りにも影響してきます
極端な話ですが、本来10万回転するものが9万回転しか回らなくなているかもしれません
エンジンコンピューターは決められたマップの通りに燃料を調整しているのですが
本来、この状況だとこれくらいの燃料が噴射されるのに対して
風車が予定より回っていないから空気が予定より少ない
なので予定よりも燃料が少し多くなってしまって
結果、予定より車が走らない
なんてことが起こっているのです(←たとえ話で分かりやすく説明してますが)
なので
あなたのチェイサーも間違いなく本来の加速は失われていますよ
純正品ではセラミックターボが採用されていて(←エキゾースト側の風車がセラミックでできている)
メリットとしてはスチールの風車よりも軽いので回転が安定に入るまでの時間が速い(←つまりブーストがビュンとかかる)
デメリットとしては・・・・セラミックってのは焼き物(お茶碗と同じ)なので、予定よりも高負荷がかかった時に壊れやすい
つまり、ハイブーストが苦手
1JZのターボは1キロ以上かけると、寿命が極端に短くなってしまうというのはセラミックターボが原因なのです
そこで!
ウチのリフレッシュターボは
スチールブレード製に改良したものを使っています
なので、ブーストアップして1キロかけても大丈夫
気になる人はぜひお問い合わせください
価格は98000円(税抜き)
※交換したターボチャージャーは返却ねがいます
さてここから組み付けです
今回はついでに当社製のエキマニに交換♪
美しいオブジョイトイだ!(←またかww)
※過去ログ「エキマニ交換編」参照
http://ameblo.jp/taniguchi-j/entry-12281972598.html
そしてついでにHPIのタジエーターに交換して
交換の際は、ラジエーターファンに押されて新品のラジエーターのフィンが曲がってしまうので段ボールなどで保護しましょうね♪
HPIのダイレクトサクションキットを装着して完成!
そしてエンジンをかける前に・・・
エンジンコンピューターのヒューズを抜いて、わざとエンジンをかからなくして
1分間ほどセルモーターをキュンキュン回します
そうすることによってターボチャージャーにオイルが充填されるので
そうしたらエンジンを始動しましょう
そうしないと、新品のターボでもいきなりブローしちゃったり、ライフが極端に少なくなってしまいますよ!
どうしてかは先に述べた
「ターボの軸は常にオイルに浮いていなきゃいけない」ってことからわかると思います
意外とよそのチューニングショップからの相談話やうわさ話で
これをやらずに新品タービンをブローさせてしまう案件をたまに耳にします
なのにメーカーにクレームを言うそうです(←自分が知らないだけなのにね)
ちゃんと勉強しましょうww
お客さんがかわいそうだぜ
アレ!?なんのブログだったけ!?
そうそう
そろそろターボをリフレッシュしてみて本来の加速を取り戻しましょう
よろしくチューニング