セミナー後半は質問コーナーです。

セミナー参加者の質問に、松田先生が答えてくださいます。

Q 生のきのこ類は食べても大丈夫でしょうか。
  (一番最初の質問・・・これは私の質問でした。もともと、マッシュルームとかしめじとか、
  生で食べてはいるのですが、一応きいてみました)

A 生マッシュルームは私(先生)も毎日2個くらい食べています。
  白いマッシュルームは抗酸化力が強いことが分かっています。
  サラダに入れて、せっせと食べてください。


Q 私は紫外線吸収剤無添加の日焼け止めを使っていますが、日焼け止めは使ったほうがよいでしょうか。
  また、先生は基礎化粧品はどのようなものをお使いですか。

A 化粧品を使う場合は、香料の入っていないものがよい。ナチュラルハイジーンのパイオニアたちは、 
  化粧(メイク)は勧めていませんが。
  日焼け止めはしないほうがよい。何故かというと、太陽にあたるチャンスが減り、結果ビタミンDを形成
  するチャンスが減ってしまいます。ビタミンDは免疫力を高め、
  ビタミンDがないと身体の中の修復が出来ません。
  「紫外線にあたりすぎると皮膚がんで死ぬ」というのは、古い情報です。
  ビタミンD不足だと、多発性硬化症ガン、自閉症のリスクが高まります。  
  普通に歩いている程度なら(ふつうの生活範囲なら)、陽にあたって黒くなったほうがよい。
  化粧水は、純粋なもの、それからホホバオイルを使っています。

確かに、松田先生はいつも健康的に日焼けしていらっしゃいます。
私も、去年から日焼け止めって塗らなくなりました。


Q ナチュハイを初めて一年半、家族全員歯がしみます。また顔、手が黄色くなってきました。

A フルーツしか食べないと、歯が弱くなるリスクがありますが、緑の野菜をたくさん食べていれば
  問題ありません。
  また、手などが黄色くなるのは、肝臓の解毒をしているということです。


Q 犬は肉食ですが、生野菜、果物はあげないほうがよいか?
  
A ナチュハイをやっている人たちはプラントベースで犬を育てています。おとなしい犬になります。


Q 小豆を甜菜糖で煮ていますが、甜菜糖はホールフードでしょうか。

A 豆類は甘く煮て食べないでください。たんぱく質が腐ってしまいます。
  甘くしないで煮るか、発芽させて食べてください。

たんぱく質が腐るって・・・怖いですね。あんことか食べる気がしなくなりました。


Q コレステロール値を下げるには?

A 豆類は一日に1~2カップ摂ってください。豆はコレステロールをスポンジのように吸い取ってくれます。


Q GOT、GTPが基準値を上回った。脂肪肝でしょうか。

A 野菜をもっとたくさん摂って下さい。
  それから No oil ! 油は摂らないこと。
  油は血液の流れを低下させます。
  オリーブオイル31%、キャノーラ油10%、鮭の油でも2% 血液の流れを低下させます。
  逆に、くるみは24%、血液の流れを上げます。

くるみが血液の流れをよくするとは、すごいですね!
私もくるみは大好きなので、生のくるみを浸水して毎日食べてます。


Q 今の野菜は土の栄養が少なく、栄養価が低いから、サプリメントで補ったほうがよいのでは?

A 非オーガニックで栄養が低い野菜でも栄養不足にはなりません。
  それより、ホールフードでないもの(白い米、白いパンなど)のほうが栄養不足になります。
  ベジタリアンの注意すべき点は、ビタミンB12、DHAだけです。(DHAは日光にあたればクリアできる)
  血中のDHAが低いとパーキンソン病のリスクが高くなるので要注意。
  ビーガンを五年以上やっていたら、ビタミンB12のサプリメントを摂るとよい。
  ただし、血液検査をしてB12とDHAを調べること。
  それから、尿検査をしてMMA メチルマロン酸を検査してください(VB12がうまく利用されていないと
  MMAが増えている)


Q アメリカでは今でも動物性食品が主流なのはなぜですか。

A (食品関連)企業が「教育」と称して「肉や牛乳が子供の成長に必要である」と宣伝しているから。


Q ナチュハイのレシピ本は出ますか?

A ナチュハイをきちんとやれば、料理はしなくなります。
  そのまま食べれば良いということです。
  出来るだけ加熱しない、調味料を使わない、というだけ。
  でも、基本的な調理法の本は書きたいと思っています。

そうなんですよねー。ナチュハイを忠実に実行すると、
料理はしなくなるし、生野菜もそのままバリバリ食べるだけだし。
塩、味噌なども、私は滅多に使わなくなりました。
油にいたっては、キッチンにすでにありません・・・。


まだまだ質問はありましたが、このくらいにしておきます。

いつものことながら、すべての質問によどみなく答えてくださった先生、
あのデータ量と、それをすぐに引き出すことが出来る能力には感心のひとことです。

先生が強調していらっしゃったことは、

No oil, No animal,  (オイル、動物性食品を食べない)
ホールフード(未加工、未精製の食品) を食べる

ということです。

それから、セミナーのときに配られたSHRニュースレターの号外、
コリン・キャンベル博士とエセルスティン博士の連名の論評(サンフランシスコ・クロニクル)の原文を
見つけました。(オバマ政権のヘルスケアプログラムに対する提言)

It all starts with diet(すべては正しい食習慣から)   


今回のセミナーも、とても充実していました。
先生とスタッフの皆様に感謝いたします。

松田先生にお会いすると必ず、とても影響を受けるんですけど、
今回は特にそうでした。
セミナー以来、ナチュハイの食事を以前よりもきちんとできるようになりました!
こんなに間食とか、甘いものとか、全く食べなくなったのは、はっきり言って初めてです。
なんだか分かりませんが(笑)、前のようなクレイビングがない。
今の食事のことは、また改めて書きたいと思います。




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