探検塾

好奇心のつづく限り、体力のつづく限り、


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雑誌「健康365」5月号に胸のすくような企画があったので、インターネットで取り寄せて読みました。それはこのブログタイトルの記事で、次の4人へのインタビューを2ページごとに載せています。

 

  • 正しい量のステロイドを塗るとアトピーの炎症が治まり色素沈着なく症状改善 – 東京逓信病院副院長兼皮膚科部長 江藤隆史
  • アトピーでも自分らしく楽しめることを伝えるためにピアカウンセラーとして活動 – 日本アレルギー友の会理事・事務局長 丸山絵理
  • 脱ステロイド・脱保湿治療で重症のアトピー患者さんの95%以上が社会復帰できた – 阪南中央病院皮膚科部長 佐藤健二
  • ステロイドと保湿をやめてアトピーを克服した生き証人として患者会をけん引 – atopic代表 菊地巧

 

最初の2人がステロイド治療を唱道している代表格の人たちで、次の2人は大阪を中心に脱ステロイド治療をおこなっている医師とそれに賛同する患者会の代表という顔ぶれです。

 

なぜ胸がすく企画かというと、通常テレビ、新聞、雑誌ではステロイド治療の立場だけが宣伝されて、それに異を唱える医師が紹介されることはまずなく、ステロイド治療を標準医療としている日本皮膚科学会の中心的な医師からは、脱ステロイド医師たちはあやしげなアトピービジネスとわざと一緒にされて批判されるだけだからです。この雑誌では、それぞれの立場を代表する人たちが同じ分量のスペースでインタビューを紹介されているのですが、このような企画は僕には覚えなく画期的だと思いました。

 

マスメディアは製薬業界による大量の広告費で支えているので、クライアントの意向を忖度している限りはこのような企画は生まれないでしょう。この健康雑誌は製薬業界から圧力がかからないかと心配して雑誌の広告見ていたら、あやしげな健康商品・食品の広告はあっても製薬会社の広告ないので、フリーハンドで編集できるのだなと納得しました。

 

僕はアトピーではなく接触性皮膚炎で近所の皮膚科医からステロイド外用剤を処方され、それを塗り続けて中毒化するとドンドンと身体中の皮膚が腫れて湿疹ができてしまい、5年続けたあとににっちもさっちもいかなくなり、脱ステロイドしてやっと快方途中にあります。その経験より当然ながら脱ステロイドの医師や患者団体の人の言うことがよく理解できました。

 

雑誌に登場するステロイド派の医師は、日本皮膚科学会の幹部 (代議員) で、シンポジウムや研究活動に製薬業界の寄付を集める力で学会内で求心力を保っている人だと僕はにらんでいます。そしてステロイド派の患者の会として雑誌に出ている日本アレルギー友の会は製薬業界からの寄付を主要な財源にして活動しているNPO法人です。製薬業界と医療現場の癒着の典型例を見る思いです。

 

調べてみたら、日本皮膚科学会で皮膚科専門医として登録しているのが6,615名 (2017年4月) いました。うちステロイド外用剤の使用に批判的でそれにより中毒になったステロイド皮膚症の治療に積極的に取り組んでいる医療機関は全国で50ヶ所程度なので、医師数では全体で百数十人程度でしょうか。全体の2%に達するかどうかというレベルのようです。

 

しかし雑誌「健康365」5月号では、アトピー性皮膚炎とステロイドという読者の関心に応えるために、ステロイド派と反ステロイド派に紙面を半分ずつに割いて、それぞれ代表的な人にインタビューしてくれました。その編集方針に敬意を表します。

 

この雑誌で僕がもっとも注目したのは、実はこのステロイド派・反ステロイド派の対決ではなくて、西焼津子どもクリニック医院長林隆博氏の次の文章です。

 

「アトピーは免疫力の異常によって、肌が異物に過剰に反応する病気です。アトピーの治療に使われるステロイド外用剤を嫌がる患者さんは多いのですが、ステロイドは専門医の指導のもとで正しく使えば安全な薬です。

 とはいうものの、ステロイドの使用は、なるべく短期間で終わらせることが理想です。免疫力を押さえて肌の過剰反応を抑えるステロイドによって、免疫力そのものが低下する恐れがあるからです。」

(「健康365」5月号75ページ)

 

こういう先生の下でステロイド治療をすれば中毒に陥らずに安全でしょうが、中毒患者は長らく医院へのリピーターになるので、僕が経験したように長くだらだらと体に塗らせる医師が大半ではないでしょうか。

 

雑誌でステロイド派として登場する江藤隆史医師は、ステロイド外用剤を指にたっぷり取って塗るように指導するだけでなく、一時皮膚炎が軽快になっても予防的に塗り続けることを指導していると聞きました。これでは中毒化とステロイド皮膚症まっしぐらです。

 

イギリスの医療現場は日本より数段ましなようです。子どものころよりアトピー性皮膚炎を抱えてステロイド皮膚症となり脱ステロイドを経験した牛山美穂さんの博士論文「ステロイドと患者の知」によると、英国皮膚科医協会では急性の湿疹の場合は、一日二回の塗布を目安として最大10~14日のステロイド外用剤を使用し、その後保湿剤のみによる休薬期間をおくことが望ましい、としているそうです。そして医師が処方するステロイド外用剤には、塗り方の方針が記載されたシールが貼ってあるということです。たとえば次のように。

 

              最大十日間、一日一回患部に控えめに塗ること。

 

 

これなら、日本皮膚科学会の標準治療とは異なり、ステロイド皮膚症の患者を大量に生み出すことはないでしょう。そして短期使用のためにステロイド皮膚症にならないのならば、僕が一番嫌った免疫力の低下も起きないだろうとおもいます。

 

 

 

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日が落ちて真っ暗になり、マニラ湾からマラテのアドリアティコ通りをそぞろ歩いていたら、やけに人が多くて騒々しいところに出た。

 

 

人混みの多さは尋常ではない。ケンカでもしているのだろうか。こう人が出てくるとスリに気をつけないと、と用心しながら歩いていたら、歩道の上に無造作に長身の銃が積んであった。これはスクープと何はともあれカメラに収めた。

 

 

そのあとすぐに気がついたのだけど、路上では多くの黒っぽい男が銃を人目気にせず持ち、殺気だって仲間どおしなのかごそごそと話したり、忙しそうに動き回っていた。空気が張り詰めていて、すごい緊迫感だ。

 

 

 

 

そして人だかりのほとんどは、これから何がはじまるのか、もうはじまっているのか、を見ている人だった。

 

 

何がはじまるのか知らないけれど、ゴーイングマイウェイを決めて、僕はいきつけのナイトクラブに入った。

 

 

そうしたら30分くらいして、店の外でものすごい銃撃戦がはじまった。とてつもない数の銃音がして、その迫力がすさまじい。とてもではないが、店内で話している声が聞こえないし、そんな騒々しい中で歌う気もしない。

 

 

「こんなに店の前が騒がしかったら当分帰れないな」と思い、外で何やってるのか聞いてみたら、ココ・マーティンという映画スターのアクションシーンの撮影だとわかった。

 

 

店の女の子やボーイが店内からみんな撮影を見学しているので、僕も仕方なく下の写真撮ったら、路上の撮影助手みたいな男からフラッシュ使うなとすぐに怒られた。

 

 

撮影カメラに店の人間が入ると困るのか、撮影側は店にドアを閉めてのぞかないようにと何回も頼むのだが、みんな見たいからすぐに開いてしまうというイタチごっこを続けていた。

 

 

そうしたらシナリオを変えたのか、銃撃戦で血だらけになった男がよろよろとクラブの方に歩いて行き、それを見ていたナイトドレスを着た女たち (クラブのホステスたち) がキャーと叫んで店の中に逃げ込むというシーンができて、みんなめでたく即席のエキストラとなってしまった。

 

 

そしてこの喧噪の中で帰るに帰れなかった僕は、二枚目スターを見たさにホステスがドアにたむろしていたので、ほとんど誰からも相手にされなかったのに、延長料金だけはしっかりと取られたというオチがついた。

 

 

僕の時代のフィリピンのアクションスタートいえばロビン・パディリャで (ジョセフ・エストラーダではありません)、ココ・マーティンなんて知らなかったけど、今人気あるらしい。

 

 

若い人のことも勉強しなくちゃと思い、ビデオ探したので、下に貼っておきます。男らしいというよりかわいい系だなこの人は。

 

 

 

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ボサノバの一曲で、たぶん偉大なる愛という意味。

 

乙川優三郎の「トワイライト・シャッフル」という短編集を読んで知りました。

 

これは寝る前にちょっと手に取るのに適した本です。

 

一編一編を職人技のようなきめの細かい文章で丁寧に書いてあり、読後の余韻がしっかりあります。だからすぐに次の短編に移るのがもったいないな、と思っているうちに睡魔がやって来て寝てしまう。

 

本ではこの曲をキング・オブ・ジャズの気分で演奏する黄昏世代のピアニストが出てきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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