流星群の剣

カイシン便利サービス 田村 将のブログです。


テーマ:
2016年5月某日。小金井市前原町にて鉄くずや廃プラ、木くずや陶器類、不燃ゴミなどの不用品回収。



{F0768AA0-0852-4BA2-B856-EE9C02C40DEB}



{C2DA9A98-0AC8-42B3-9391-9461548D0C2D}



{D5F40755-51F9-4256-B885-19F8D7D27D9D}



{BE85B8D4-4913-4253-8F48-0F8F346B1E69}



{79950D7B-C865-4713-AD66-BFC43DE6A06E}



{E2BB473A-9D4A-4746-B19D-C97BD40D9B6A}
いいね!した人  |  コメント(0)  |  リブログ(0)

テーマ:
―――柏市S62さん、お疲れ様です。









3月にご質問を頂いてから、お答えするまでにかなりの期間を要してしまっていて大変恐縮なのですが、このようにして私は当時S53年世代で練馬一危険な中学と呼ばれていたIたちキョクトーの連中と揉めに揉めていた訳です。



なお、こうした一連の話は今後の高校編、練馬サリン編、そして現在までの成人編へと繋がっていき、最終的に全体として見た時、柏市S62さんから頂いた全てのご質問への回答になっているかと思いますので、その点を踏まえて長い目で読んでいただけたら有難いかと。



そのように思います。







これがその時の喧嘩の現場となった練馬区にあるタカイナリ公園の神社です。







中学二年生の初め頃、私と岡崎は丁度この辺りで漫画”ろくでなしブルース”ばりのタイマンを張りました。



―――てめえ、汚ねえぞ、コラーッ!



―――髪、離しやがれこの野郎ーっ!



その時の情景が今も走馬灯のように蘇ります。



視界が前後左右に激しく揺れる中、周りを取り囲む不良どもから敵意に満ちた野次や罵声、それに怒号が飛んでいました。



もちろん、私の応援は1人もいません。



観客が全員黒人だった時のエミネム状態です。



やり始めて2分から3分くらいは経ったでしょうか。



やがて殴り過ぎて右手の拳に鋭い痛みを感じ始めた頃、騒ぎを聞きつけた野次馬のオバハンが1人、また1人と集まり出してしまったので、私と岡崎のタイマンはそこで一時中断となりました。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」



「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」



しかしこうして見ると、岡崎はすでにかなりボコボコで全身血だらけになっていました。



無理もありません。



相手の髪の毛を左手で鷲掴みにして引きづり回しながら右ストレートと頭突きを顔面に連打するという、喧嘩においての最恐コンボ。



あの”田村・無双”をもろに喰らったのですから。



無理もありませんでした。



「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ」



にも関わらず、これは一体どういうことでしょう。



岡崎の狂気に満ちた両目は依然光を失ってはおらず、逆に先ほどよりもむしろ多くの殺気を放つようになっていました。



「チッ」



私は舌打ちをしました。



奴はまだやる気です。



これだけぶちのめしたのにも関わらず、奴はまだやる気満々です。



ふと周りを見渡しました。



「・・・・」



岡崎の後ろでは煙草をくわえて両腕を組んだIを先頭に皆がこちらを睨んでいました。皆がイカつい風貌で早くチャリンコを取りに下の広場に行くぞと目で訴えていました。



そして、奴らの影のその奥に騒ぎを聞きつけて集まり出してしまった野次馬のオバハンたちのシルエットが見え隠れしていました。



私は血の混じった唾を吐きました。



「・・・・」



こちらとしてはもちろん、この場でとっととケリを着けて、どさくさに紛れてさっさとこの場からフェードアウトしたかった訳ですが、この場を取り仕切っているのが実質相手方である以上、そう簡単にこちらの思惑通りにいくわけもなく、この長い一日はまだまだ終わりそうにもありませんでした。











長期戦になる覚悟を決め、私が仕方なく皆よりも一足先に下の公園へと続く”神の階段”を降りて行くとそこにはまたしても中松がいました。



「チッ」



再び舌打ちをしました。



そもそもこのアマのせいで私は否応なしにこの地獄の大三角形。



このくそしょうもない、”練馬の大喧嘩祭り・S53”に強制参加させられているのです。



頭に来ない訳がありませんでした。



「つうか、おまえよう・・・・」



上から他の連中が降りて来る前に文句のひとつでもいおうとした時、どこからか声が聞こえてきました。



「タムコ!」



振り返ると、そこには何故か先ほど『リド』で生き別れた相棒のノリオがいました。



「おーっ!ノリオ!」



ちなみに小学校、中学校の頃から私を知る地元の友人は私のことを”タムコ”と呼びます。



ノリオは慌てて走ってきたのでしょう。すでに息を弾ませていました。



「ノリオ!よくここがわかったな?なんで・・・・」



言い終わらない内にタカイナリ公園の入口の方、石神井川の方からザザザザザーッという、激しい効果音が聞こえてきました。



「!」



見ると砂ぼこりが舞う中、いい値段がしそうなマウンテンバイクにまたがった大仏面の男がもの凄いドヤ顔でこちらを見つめていました。







「Y岡!」



しかし、もの凄いドヤ顔でこちらを見ていたのもつかの間、次の瞬間、Y岡の表情が一瞬にして凍りつきました。



「・・・・」



私がY岡の視線の先、自分の背後を振り返ると、そこにはタチの悪そうな大勢の不良どもがゾロゾロとかったるそうに”神の階段”を降りてくるところでした。



皆、岡崎が苦戦を強いられたことから不機嫌になり、当初よりも明らかに殺気立っていました。



「・・・・」



ふと気が付くと、自らの使命をまっとうしたのか、Y岡の姿はどこにもありませんでした。







下の広場に全員が集まると、皆の視線は当然ニューフェイスのノリオに注がれました。



「・・・・」



ノリオは私の隣でしばらくの間無言のまま不良どもを見渡していましたが、やがて平然とした口調でこういいました。



「あのさぁ、おれ、そっちの山口(仮名)って人とやりたいんだけど。それでいいかなぁ?」



スケーターファッションのイケメンDJ。



一見すると、喧嘩など到底しなさそうなノリオの外見から発せられた意外な言葉。



その場にいる全員が止まりました。



が、すぐに仲間内から茶化すような口笛とわずかな笑いが起きたのち、こちらもイケメンでボンタンを穿いた茶髪の男が”群れ”をかき分けて出てきました。



「は?なに?おまえ、おれに喧嘩売ってんの?」



その場に現れた山口はノリオと対峙すると少しニヤニヤしながらいいました。



「・・・・」



ノリオは何も言わず、黙って山口を見つめています。



特に何をいう訳でもありませんんが、決して目をそらそうとはしませんでした。



「・・・・」



これまでたった1人でキョクトーの連中と戦っていたからでしょう。私にはノリオの存在が頼もしく、一方で深い友情も感じていました。



他の友人は誰も手を貸してはくれませんでしたが、ただ1人このノリオだけは違ったのです。



ちなみにこのノリオはこれ以前も、そしてその後も幾多の修羅場を私と共有していくことになる本ブログの主要登場人物の1人でもあります。



私たちは小学一年生から六年生まで共に『南町剣友会』というところで剣道をやっていて、そこで恩師から日本人としての武士道精神を徹底的に叩き込まれていました。



ゆえに当時から師の意思を受け継いだ、ザ・サムライのような固く揺るぎない信念と独自の美学を持っていたように思います。



余談になりますが、この剣友会の後輩には後に菊乱会の頭となる男もいました。



「おい、早く移動すんぞ。そっちに着いてからやれよ」



しばらくすると、この場を取り仕切るキョクトーや三中の一個上がいいました。



「次は森公園ってところに移動するからよ」



「了解」



「わかった?」



「森公園だとよ」



「森公園」



「ついて来い」



「よっしゃ」



号令がかかり、先導する一個上に続いて皆が乗ってきたチャリンコにまたがりました。



それでも山口は二ヤニヤしていたのとは裏腹に実はノリオのような優男に舐められてひどく腹が立っていたのか、振り返りざまに自分のチャリンコを思い切り蹴飛ばすと、ノリオを見据えたままこういいました。



「おい。早く来いよ、おまえ。ぶち殺してやっから。マジで」



「・・・・」



たぶん、ノリオも相当怖かったと思います。出来ればキョクトーなんかとはやりたくはなかったでしょう。



わずかに肩のあたりが震えているような気がしました。



が、もう後へは引けず、やるしかありません。



私と同様、前述したサムライ・スピリッツからこのくそしょうもない”練馬の大喧嘩祭り・S53”に自ら巻き込まれていったのです。



「ノリオ・・・・」



私はそこで自分なりの感謝の心を込めて”一生忘れねえよ”といおうとしましたが、途中で少し恥ずかしくなり、代わりに”負けんなよ”といいました。







練馬カイシン2中VSキョクトー中戦。








本日第二戦目の対戦カードが決まり、移動先のこの森公園で間もなくノリオVS山口によるタイマンの火蓋が切って落とされようとしていました。


...to be continued☆


Song by DJ RIO(ノリオ)/mc: 漢 a.k.a. GAMI
いいね!した人  |  コメント(29)  |  リブログ(0)