流星群の剣

カイシン便利サービス 田村 将のブログです。


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―――S53年世代、練馬区暫定王者の男・3中の秋田(仮名)。









押忍。



お疲れ様です。



便利屋のしょうちゃんです。



こうして、これまでの(中学編)第一話から第四話までのダルくて非常に嫌~な経緯があった後、ついに私(13)は練馬の宿敵・恐怖の『キョクトー中』の頭である、あのIと深夜のタカイナリ公園で激突したのでした。







「じゃあ、しょうがねえからハンデやるよ。おれは足使わないでやっからよ。なっ?」



耳元でささやくような声。



そういうと、Iはこちらが返事をする間もなく吸っていた煙草を地面に落とすと、突然物凄い勢いで私に襲い掛かってきました。



「!」



喧嘩の時の視界。



ひどく狭まり、やたらと臨場感がアップする独特の視界。



視界が瞬時にバトルモードに切り替わり、束の間物凄い勢いでこちらに襲い掛かって来るIの動きがスローモーションに見えました。



「・・・・」



八方塞がり。



四面楚歌。



逃げようにも周囲はIの仲間に囲まれています。



例え、逃げようとしたところで逃げ切れる保証はどこにもありません。







せいぜい、タカイナリコロシアムの辺りでとっ捕まるのがオチです。



ならば・・・・。



「・・・・」



その時、私の両目にわずかな炎が灯りました。



どれだけ誠意を込めて命乞いをしても何処にも逃げ場がないことをようやく理解した私はこれまで腹の底に溜めていたIに対する濃厚な怒りをついに大爆発させました。







「チッ、上等だよ、このヤロ!んなにやりてえならやってやるよ、クソがっ!」



窮鼠猫を噛む。



両目から勢いよく炎を噴出させ、瞬時にファイティングポーズを取った私はこちらに向かってくるIの顔面に研ぎ澄まされた右ストレートを思い切り叩き込みました。







これ以上ないくらいのタイミングで奴の顔面にモロに入ったカウンター。



前田大尊ばりの見事なライトクロス。



大地が揺れ、周囲に”バチッ”という、肉を打つ鋭い音ととも青白い閃光が走りました。



「・・・・」



殴り終わった直後に猛烈な勢いで襲ってくるやっちまった感。



この先に訪れるであろう未来のことを想像すると頭が痛くなりました。



しかし、もう後へは引けません。



なにせあの、『キョクトー』のIをぶん殴ってしまったのですから。



そうです。



私は練馬で一番やってはいけないことをやってしまったのでした。



外野の不良どもから、



「おぉぉ~っ!」



という、熱の入った歓声が上がりました。



「てっ・・・・」



思わぬ反撃を受け、一瞬だけ膝の折れたIとコンマ・数秒の間見つめ合ったのはその直後のことでした。



「・・・・」



見開かれたIの目は怒りに震え、真っ赤に充血していました。



まるで大魔王を思わせる底なしに恐ろしいIの目。



それは気を抜くと金縛りに合ってしまいそうな魔力を秘めていました。



そのとき、タカイナリ公園の各所に植わっている樹齢千年を超える古くて巨大な大木からカラスたちがいっせいに飛び去っていきました。









『練馬・カイシン2中』VS『練馬・キョクトー中』の最終決戦がついに幕を開けたのでした。









...to be continued☆






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会社の名前をお上品で高級感あふれる感じにしたいから、『カイシン便利サービス』から『カイシン暮らしのサービス』に変えようかと思ってるんだけど、おまえらガチで、どっちの方がカッコEと思う??












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