和光の社労士FP事務所・徒然日記

ブログでひとりごとを言ってます。
ファイナンシャルプランナーは、しあわせアドバイザーです。「不安」をなくすお手伝いをモットーとしています。
旧タイトルは事務所の開業と産能大卒業により変更しました。


テーマ:

たまには、FPらしく。


確定申告の時期でもあるので、医療費控除の話を。


私の職場でもある老人ホームに入居した場合の医療費控除の話。


介護施設としての老人ホームの主な2種類と言えば特別養護老人ホーム(指定介護老人福祉施設)と、老人保健施設があります。


簡単に区分すると、特養は寝たきりに近い方たちが終の棲家として暮らす施設で、老健はリハビリなどの訓練を経て3~6カ月で家庭に戻る施設です。


とはいっても「老健まわり」といって、老健や病院を転々とする人も多いようです。


で、医療費控除ですが、老健はかかった費用の全額が医療費控除の対象になるのに対し、特養は2分の1しか控除対象になりません。


特養のほうが大変な状態なのにおかしいじゃないか。という意見があるかと思いますが、もともと医療費控除は医療にかかったお金で、生活の場である特養は対象でないはずなのですが、2分の1を認めてもらっているという感じなので、仕方ないと思います。


ここで、この医療費控除でどのくらいお金が戻ってくるかシュミレーションします。


課税所得が1000万円の人(親が入所する年齢ですから、ちょっと高めに設定します)の税率は、所得税と住民税を合わせて43%の層になります。


介護にかかる費用は、食事も入れるとだいたい10万円~15万円なので年間150万円と想定します。

老人ホーム以外にも医療費が10万円あったとします(10万円を超えた部分が控除の対象になるので老人ホーム分だけの計算で済むのでわかりやすくします)


計算は簡単で 150万×43%=64.5万円が老健入居者が還付・もしくは安くなる税額。

          150万×2分の1×43%=32.25万円が特養の安くなる税額。


バカにならない金額。「いまなら老健が43%引きになります!」って宣伝文句になりそう。

高額所得者ばかりが恩恵を受けるような感じになりますが、普通のサラリーマン年間所得500万でも30%は安くなるので、これもあなどれない。


施設に入れるだけでも、ありがたいと言われるご時世なのに、この税制。

確定申告は面倒くさいからしない。なんて言ってる場合ではないですよ。



私も、医療費控除のエクセル表を週末には完成させようと思っています。

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