2012-06-23 23:01:39

第220回_イチローに学ぶ

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大リーグ、マリナーズのイチローが、619日のダイヤモンドバックス戦で、大リーグ12年目で通算2500本安打を記録した。イチローの大リーグ通算2500本安打は、1900年以降では史上4番目に早い1817試合目での達成で、91人目だそうだ。イチローは大リーグ記録となるシーズン262本の最多安打記録、10年連続のシーズン200本安打に続いて大リーグの歴史にまた一つ偉業を刻んだことになる。


個人的には次は日米通算4000本安打、さらについでに世界最多安打のピート・ローズの4256本も抜いてもらいたいと期待する(イチローの日米の通算安打3706本・2011年度までの成績)。後、34年ほど現役を続けられれば前人未到の世界最多安打も実現は十分可能である。


しかしながら昨年はシーズン184安打に終わり初めて3割を切っている。今シーズも3割を切る低迷が続いていることからイチローの限界説がささやかれる。されにイチローはクール野郎だとかマイペース野郎だと揶揄(やゆ)する人もいる。


確かにイチローのインタビューを聞いていると、ちょっとそっけないような、謙虚さに欠けるような印象を受けることがある。


しかし、イチローの言動を少し深く調べてみると、やはりスーパースターは違うなと思わされるエピソードが幾つもある。


以前、日産自動車のある幹部に会った時に聞いた話がある。イチローが日産のCMに出ていたことから、イチローに接触する機会がありサインをお願いしたとのこと。この人は王さんのサインボールを持っていたので、ただイチローにサインして貰うだけではつまらないので、王さんのサインボールにサインをしてもうことを思いついた。そうしたほうが付加価値がつくと考えたからである。


ところがイチローにサインをお願いしたところ返ってきた言葉が「僕は王さんがサインしたボールにとてもサインなど出来ません」であったという。実にイチローは謙虚な男であるとこの幹部の人は思ったという。


また、オリックスの宮内義彦会長を感心させた話がある。アメリカでイチローに会った時に驚いたのが、自分がCMに出た車にまだ乗っていたことだという。宮内は「イチローほどのスーパースターであれば、もっと幾らでも高級な車に乗れるはず。CMが終わってからその車に一年でも乗っていれば十分義理は果たしたことになるのに、何年も乗っているところに感心した」という。


そして一番、私がイチローに感動した言葉がある


「バットの木は、自然が何十年も掛けて育てています。僕のバットは、この自然の木から手作りで作られています。グローブも手作りの製品です。一度バットを投げた時、非常に嫌な気持ちになりました。自然を大切にし、作ってくれた人の気持ちを考えて、僕はバットを投げることも、地面に叩きつけることもしません。プロとして道具を大事に扱うのは当然のことです」


イチローほど商売道具を大事にする選手はいないのではなかろうか。大リーガーではとくに、バットを自分でへし折ったり、グローブを地面に叩きつける人は多い。しかしイチローは「僕にはそんなことは出来ない」という。さらに可哀想だからバットをロッカールームに置いていけないともいう。


もしベースボールの神様がいるならば、きっとイチローのような選手を贔屓するのだろう。

案外、一流と超一流の選手の違いはこういった道具への心遣いで決まるのかもしれない。


誰もがイチローのようなスーパースターに成れるわけではないが、仕事をしている人であれば、皆なにかしらの商売道具があるはずです。こういった商売道具を大事にすることで思わぬ好運が舞い込んでくることがあるかもしれない。

関連サイト

イチロー語録 http://bit.ly/MpeNyg

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2012-06-09 23:53:05

第219回_レディー・ガガと松下幸之助に学ぶ教訓

テーマ:ブログ

「あなたに影があるのなら、光が当たっている証拠よ」

レディー・ガガ


抜群の歌唱力、切れのあるダンス、斬新なファッションで世界的なポップシンガーとなったレディー・ガガ。世界中に熱狂的なファンを持つが、その人気の源泉は誰よりもファンを大切にするところにあるのではなかろうか。CDを買うために並んだファンが、お腹を空かしているのではないかと心配して、ピザを買ってあげたりする。コンサートが終わって疲れ切っているにもかかわらず、会場外のファンにも一人一人丁寧にサインをし、写真撮影にも心地よく応じる。こんな話が至るところにある。


日本にも何度も来日している。報道陣に「日本を愛し、復興支援までしてくれるのはなぜか?」と聞かれて 「Why not?(当たり前でしょう)」とさらりと答える。


なぜここまで人に愛情を差し出せるのかと思うが(私には純粋にそうしているように見えます(*^_^*))、きっとスターになるまでに様々な苦労や辛酸を味わってきたからであろう。


ガガは米国ニューヨーク州で裕福な家に生まれたが、後に貧乏生活を何年も経験する。お嬢様学校に入学するも激しいイジメにあったり、生活費を稼ぐためにストリップクラブやゲイクラブなどのクラブステージで働くこともしている。


ドイツの格言に「苦さの味を知らぬ者は甘さも分からない」というのがあるが、きっと苦労や下積み時代があったからこそ、人の痛みが分かり、弱い人の立場が分かり、人に優しくなれ、天職ともいえる音楽やファッションを通じて人に喜びや感動や勇気を与えられることに、人一倍喜びも感じられるのであろう。これが何の苦労もなくスターになっていたらどうであろうか。すぐに天狗になりせっかくの才能も活かすことが出来なかったかもしれない。


宮大工の小川三夫(おがわみつお)は「石や岩の間から芽が出て、風雪に耐えて大きくなった木が、何百年ももつ頑丈な大木になる」という。温室で育ったような木はフニャフニャで、すぐに倒れたり腐ったりする。


このことは人間も同じであろう、風雪に耐えて苦しい中から芽を伸ばしていった人はまことに強いといえる。実際に昔の偉人となった人達は、苦境を活用し成功の糧としてきた人達ばかりである。


このようなことは「成功の法則」といわれるような本にもたいてい書かれていることである。


それでは失敗や挫折の経験がない人は大きな成功は得られないのか? ということになるが、そうではないと思う。そのことを私は松下幸之助が遺した言葉に触れた時になるほどと感じた。その言葉とはこちらである(ぜひご一読いただきたい)

→ http://bit.ly/LDLLKo


松下幸之助は順境の時にはどう心掛ければいいかを教えてくれている。そして今まで順調であったとしてもこれから先もずっと順調で行く人はまずいない。生きている限り誰でも逆境に見舞われることは必ずある。その時は、今こそ本当に自分をきたえ、大きく成長させるチャンスだと思い頑張ればそれでよいのだと思う。


生きる指針を与えてくれる先人とは何とも有難い存在である。


関連サイト

レディー・ガガ語録 http://bit.ly/JAYx8A

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