2007-10-20 15:03:03

第14回_原安三郎_先人の逞しい精神力に学ぶ

テーマ:化学

民間企業の多くの人事部の採用担当者と話をする機会がありますが、昨今第2新卒の募集をすると予想以上の多くの応募がありどの企業も絞り込むのが大変な状況だといいます。


2新卒とは大学を卒業し就職をしてから3年に満たないうちに転職活動をしている人達をいうのだが、何故昨今の若者はこうも直ぐに転職をしたがるのか少し気になるところであります。中には前向きな転職もあるでしょうが大抵は今の職場が辛い、思い描いていた仕事と違う等が理由で現実逃避で転職活動をしているようです。



物余り時代に贅沢な生活を送ってきた世代には昔の人達が皆持っていたような根性や忍耐力といった逞しい精神力が身についていないようです。


ここで私は、先人達のエピソードを2つ上げ、将来社会で活躍するにはどのような精神で頑張っていけばよいか考えてみたいと思います。



1912年、原安三郎(はらやすさぶろう)という人がいまして、早稲田大学商学部を首席で卒業した後、日本化薬の前身である日本火薬製造会社に入社します。化学会社に就職したのに、配属された先が飯場の炊事係であったそうです。思ってもなかった職場であるが原という男は腐りませんでした。米の仕入れ一つにしても「どこの米がうまいか」「米の値段にどういう違いがあるのか」「品質のちがいとどう関係があるのか」「どういう流通経路で来るのか」「肥料には何をつかっているのか」等々、調べる気になれば勉強する材料はいっぱいあった。そして、勉強していくと、次から次へと、また勉強の材料が出てくる。そして最初はつまらないと思っていた日々の仕事にもはりが出てきたといいます。


この原安三郎は後に日本化薬の社長にまで登りつめその後、幾多の経営不振の会社を再建し、「会社更生の名医」と賞賛されます。1970年には勲一等瑞宝章まで受賞した人です。

 

昭和初期の就職難の時代のある学校の先生が卒業してこれから社会人になる生徒に向けて話した言葉があります。


「勤務地が思うようにいかんからといってぶつぶついうようではだめだ。役人でも会社員でも何でもそうだ。どこへやられても栄転と思え」「勤務先へ行ったら、上官から命令がなくともまずその県の地理関係をことごとく覚えよ。その次に人情、風俗、経済関係等々、全部勉強して覚えておけ、上官から何方面へ行き、一切のことが、つねにことごとく頭にあれば、いざ事件があり、何があっても立派な仕事が出来るのだ」


「近頃、就職難と青年は不平をいうが、官界でも、実業家でも、自分の片腕となり、真に信頼出来得る人物を探している。任せて安心出来得る人間に就職難も失職もない」いいかそのつもりで頑張りなさい。



今、このようなことを言ってくれる学校の先生がいるでしょうか?

私は先人達の逞しい精神を学んでいきたいと思います。 





文責 田宮 卓









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