2012年05月01日(火) 16時19分29秒

大和製作日記(お知らせ)

テーマ:マスターの大和製作日記
【Ustream】大和製作講座-5(最終回)の録画映像が公開中です。今回は構造物の塗装のコツ。エアブラシとカンスプレーの使い分けなどをご紹介。完成した作品は5/19-20開催の「タミヤオープンハウス」に展示される予定です。

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2012年03月05日(月) 13時23分52秒

大和製作日記(その3)

テーマ:マスターの大和製作日記

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


甲板の塗装

 船体の塗装が完了後、甲板の塗装に作業を進めました。さてここで甲板の塗装をどう仕上げるか、大和は甲板の面積が広いこともあって塗装の如何で、完成後のイメージが大きく変わってきます。

 もちろん基本的にはインストで指定されているとおりにTS-68『木甲板色』を使っての塗装で仕上げることでもリアルな甲板を仕上げることはできます。しかし、よりリアルな木製甲板らしく上げたい、折角の“大和建造”自分のイメージを大事にしたい…そう考えるならば甲板塗装は、こだわりの見せ場のひとつです。

 甲板の塗装といえば、昨今は塗装による細密マスキングによる塗り分けが非常にリアルな仕上がりを得ることができるということで話題集めています。確かに細密マスキングによる塗り分けは、リアルな仕上がりも得られますが、ある程度のスキル、そしてかなりの時間と手間を避けて通ることが出来ないのが辛いところです。

 私は根が怠け者なので、なるべく簡単に木製甲板らしさを再現できないものかと模索してみました。それが、今回のスミ入れ塗料を使っての塗装方法です。

 細密マスキングによる塗り分けとまでとはいきませんが、木甲板色による単色塗装に比べれば、ずっとそれらしい木製甲板らしさが再現できる塗装方法であると思います。

 もちろんこれがベストということではありません。これもひとつの塗装テクニックのひとつとして参考にしてもらえれば幸いです。

使用材料

 さて、先ほど誰でも簡単にできて…ということで、今回の塗装は缶スプレーを使ったもので解説を進めます。
塗装には
●スーパーサーフェイサーL(ライトグレー)、
下地色として
●TS-1『レッドブラウン』、●TS-68『木甲板色』、
さらにまたオーバーコート用として
●TS-80『フラットクリヤー』、●スミ入れ塗料(ブラウン)を使用します。

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塗装手順

【1】サーフェイサーによる下地作り
 まず先に塗装を済ませている船体部分をしっかりとマスキングします。次に甲板にサーフェイサーを使って下地処理を行います。サフにはパーツの表面を整える、さらに塗装の定着性が良くする効果があります。ただし厚塗りは厳禁、甲板の精細な凹モールドを埋めないように軽く1度の吹きつけ塗装で十分です。また乾燥には最低でも1時間はおいてください。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


【2】レッドブラウンによる下地色塗装
 次に甲板にTS1『レッドブラウン』を使い下地塗装をおこないます。塗装ですがレッドブラウンといった暗赤色系の色であれば下地色として使用できます。

 塗装のコツは、サフ同様に吹き付けの際に塗膜が厚くならないようにすること、甲板の凹モールドが非常に繊細なので厚塗りしてしまうと、下地のレッドブラウンの意味がなくなってしまいますし、折角のディテールがつぶれてしまいますので要注意です。あくまで下地塗装ですので、少しぐらい先に塗装したサフが透けていても問題ありません。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


【3】木甲板色の塗装
 下地色のレッドブラウンが完全に乾燥したらいよいよTS-68『木甲板色』による塗装です。

 木甲板色は明るい色なので、2回~3回の重ね吹きで塗装していきます。Ustreamの実演では、続けて色を重ねていますが、実際の塗装では5分程度ずつ時間を置いてください。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


 キレイに仕上げるコツは薄く、塗料の霧を甲板に乗せる感覚で(木甲板色)を重ねていくことです。

 先にも書きましたが木甲板色は明るい色です。ここで生きてくるのが下地色として塗装したレッドブラウンです。サフの上から直接木甲板色を塗装した場合に比べ色の明度(明るさ)が落ちて、深みのある色調になるのです。

 実際の塗装は、意識的に下地のレッドブラウンがわずかに透けて見える程度…缶スプレーでは吹き付けの距離をやや離し目(30センチ以上)にして、塗るというより塗料の霧を乗せる感覚で吹きつけます。塗料の吹き付け量のコントロールし難い缶スプレーでは難しいといえば難しいのですが、色を塗るのではなくて色を描くという感じで。塗料吹きつけてください。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


  失敗しないコツとしては離し目の距離感と缶を動かすスピード、さらに一気に塗ろうとしないことです。何度か試し吹きをして距離感を掴んでから本番に臨めば失敗リスクも減るはずです。

【4】スミ入れ塗料使っての塗装…その前に
 さて、ここまでで甲板の基本塗装は完了しました。ここからさらにタミヤ『スミ入れ用塗料(ブラウン)』を使ってより木製甲板らしさを追求してみましょう。

 ですが、その前にもうひと手間必要です。今回甲板は、今回缶スプレーで塗装しています。缶スプレーのカラーはラッカー系塗料なので、スミ入れ塗料の使われているエナメル塗料を重ね塗りしても溶けてくることはありません。しかし時として塗装面にムラができたりシミになってしまうことがあります。

 こうしたトラブルを防ぐため木甲板色の上からTS-80『フラットクリヤー』を吹きつけて塗装面の保護をします。塗装は軽く1回の吹き付けでOK。ここでも厚吹きは厳禁です。

 さぁ、これでスミ入れ塗装を行う準備が完了しました。

【5-A】スミ入れ塗料を使った塗装
 ここで使用するのはタミヤ『スミ入れ塗料・ブラウン』です。この塗料はタミヤエナメルをスミ入れに最適な濃度に希釈されたエナメル塗料です。このスミ入れ塗料を使って、木甲板色で仕上げた甲板全体に塗布していきます。

 塗料には塗布用に刷毛が付属していますが、大和の甲板を塗るには細すぎるので、平筆を使うことをお勧めします。平筆を使いスミ入塗料を甲板全体に塗っていきます。塗料自体が薄くサラサラなので甲板の凹部分にたまりやすいですが、気にせず全体を均一に塗りあげます。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


 この際コツとしては、甲板のモールドに対して塗っていくことです。若干の濃淡は気にしなくても大丈夫です。もし垂れるほどにスミ入れ塗料を塗りすぎてしまったら麺棒などで拭き取ります。

 全体の塗装が終わったら15分程度(表面がやや乾きだした状態)の後、キムワイプや毛羽の立たない木綿生地のウエスなどを使い表面のスミ入れ塗料を拭き取っていきます。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


 この際も甲板の凹モールドに対して平行方向に拭き取っていくようにしていくのがポイントです。またスミ入れ塗料を塗ってすぐに拭き取ってしまうと、甲板の凹モールドに中に入ったスミ入れ塗料も落ちてしまいますので、最程でも10分程度は乾燥させてスミ入れ塗料を定着させるのポイントです。

 またUstream配信中でご指摘があったように拭き取りにティッシュを使用すると、塗装面に細かい繊維のくずが残りやすいので注意してください。

 拭き取ることで表面のスミ入れ塗料は凹モールドの中にだけ残り、甲板のディテールがよりはっきりと際立つようになります。また表面に残ったスミ入れ塗料により木甲板色に微妙な濃淡がつき、甲板らしさが出来てきます。

 濃くなりすぎた部分などは、エナメル溶剤を含ませた綿棒で拭き取ることもできます。ただしムラになりやすいので拭き取りは丁重におこなってください。メリハリをつけるという意味で、拭き取りの際にも敢えてスミ入れ塗料を部分的に残すのもよいと思います。

 このスミ入れ塗料による塗装は重ねれば重ねるほど甲板の色調が暗く彩度が落ちて、茶色の色調が強くなります。通常は1回、後は好みで仕上げてください。

【5-B】好みで色鉛筆を使ってさらに“甲板らしく”仕上げる
 スミ入れ塗料を使っての甲板塗装でもかなりリアルになります、しかしここでもう一工夫してみましょう。木材の材質の違いを表現するための塗装です。

 マスキングテープを使って甲板の木板を1本づつ塗り分けていくという細密塗装はリアルな仕上がりを得ることができますが、大変な手間と時間がかかります。とはいうものの微妙に色調の違う木材の組み合わせ表現もまたリアルな大和を作る上での大きなポイントなので、できれば再現したいところです。

 スミ入れ塗料での仕上げで十分ということであれば、甲板の塗り分けは無理にする必要はありません。

 さらにリアルを追求したいということであれば、簡単お手軽な色鉛筆を使った甲板の塗り分け塗装をおこなってみましょう。一般的な色鉛筆のセットでは茶色1色となってしまいますが、画材店などで、1本でも入手することができます。また色の種類もそろっています。リアルなメリハリをつけるという点から、できれば茶系トーンの違う色を3色~4色を用意します。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」

 作業は簡単、用意した色鉛筆で甲板のモールドを1本単位で塗っていくだけです。この際、同じ色が重ならないように、また不自然にならないようにパターンを決めてブロック単位で“甲板らしく”色を入れていきます。

 描く際にはあまり濃くならぬように、また描いた後軽く綿棒でこすってやると良いでしょう。色鉛筆のメリットは、失敗したりバランスが悪くなってしまったら消しゴムで消しやり直せることです。コツはあまりやりすぎないこと、また作業が近視眼的になりやすいので、常に甲板全体のバランスを見ながら進めていくことです。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


【6】仕上げ
 スミ入れ作業が終わったら塗装を完全乾燥させます。できれば一晩程度は乾燥させスミ入れ塗料を定着させます。

 スミ入れ塗料を拭き取っている関係で、甲板は部分的にツヤのムラが出てしまう場合があります。そこで仕上げとして彩度TS-80『フラットクリヤー』で甲板全体をオーバーコート塗装(注1)します。

 エナメル塗料の上からラッカーをかけたらエナメル塗料溶けてしまうと思われる方も多いでしょう。事実セオリーではそのとおりなのですが、塗装の仕方次第で溶けることはありません。

 またさらには色鉛筆を使った甲板の塗りわけも色鉛筆は定着性が悪いためフラットクリヤーによるオーバーコート保護が必要です。
 オーバーコート塗装のポイントはフラットクリヤーを厚がけしないことです、吹き付けの際に通常より距離を離し目にして、甲板に塗料の霧がフワッとかかるようにします。すすることでエナメルを溶かすこと事が防げます。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」


 (注1)フラットクリヤーによるオーバーコート塗装は1度で十分です。また先に下地のエナメル塗料は溶けることはないと書きましたが、絶対ということではありません。メーカーは推奨していませんし、吹きつけ方や塗料の状態によっては溶ける可能性もあります。あくまでも自己責任でおこなってください。

 どうしても不安だということであれば、エナメル塗料を溶かすことのない水生系のつや消しクリヤートップコートを使うのも良いと思います。

これで甲板の塗装が完了です!
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次回は艦橋、砲塔などの構造物の製作アドバイスをご紹介する予定です!
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2012年03月02日(金) 14時07分04秒

大和製作日記(お知らせ)

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【Ustream】大和製作講座-3の録画映像が公開されました。今回は木製甲板の手軽でリアルな再現テクニックをご紹介しています。お昼休み模型講座の映像も公開されていますよ!
次回配信は3/28(水)の予定。お楽しみに~。

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2012年01月26日(木) 12時31分20秒

大和製作日記(その2)

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怒涛の船体塗装編
(缶スプレーで塗装する) part1


 さて大和製作日記の第2回、船体塗装編はいかがでしたでしょうか? 1/350の艦船モデルともなると、どうしても大きなものとなるので、エアブラシ塗装では辛い部分があります。そこで缶スプレーを使っての塗装となるワケです。

 今回はTS-66呉海軍工廠グレーとTS-33のダルレッドを使っての塗装がメインとなります。
 とは言うものの缶スプレー塗装は苦手という方が多いようですね。
垂れてしまったり、塗装面に泡ができてしまったりというトラブルに泣かされたという方も多いようです。
 でも缶スプレーでの塗装は、ポイントさえ理解しておけば、難しいものではないですよ。
今回の実践を見ていただければ、分かるとおもうのですが、上手く使いこなせばエアブラシに負けないくらいうキレイにシャープな仕上がりを得ることができるということが分かっていただけたと思います。

タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」

組立の完了した船体はファインサーフェイサーで下地塗装をしておきます。サーフェイサーを塗装しておくことで、缶スプレーの塗料の食いつき(定着性)よくなります。


タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」

塗装が終了した大和の船体。軍艦色、艦底のダルレッドともに3回吹き付けを重ねています。ここまでの塗装で缶スプレーの塗料の消費は軍艦色が約1/3、ダルレッドは約1/2といったところです。

 船体のような大きなパーツを単色塗装で決める(今回は2色ですが)場合、缶スプレー塗装の方がエアブラシより効率が良いともいえます。
さて、その肝心の缶スプレー塗装をキレイに仕上げるためのキモですが、ざっくりと以下の5つのポイントとなります。

缶スプレー塗装の基本5か条

1:塗装は薄い色から濃い色の順番で塗り重ねるべし。
 (今回はTS-66呉海軍工廠グレイ→TS-33ダルレッドの順)
2:使用前必ず缶を10秒以上振るべし。
3:一度に厚塗りをしない。1回の拭きつけは薄く、吹き付け→乾燥→吹き付けといった具合に塗り重ねて仕上げるべし
4:缶は常に20センチから30センチ程度、パーツから距離を離して吹き付けるべし
5:缶を左右方向、あるいは上下方向動かしながら吹き付けるべし

さて、この気になる5つのポイント関しての詳細に関しては、
次回、詳しく記していきましょう。

【次回】
これでアナタも缶スプレー塗装の達人(やや大袈裟)になれる!
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2012年01月19日(木) 08時42分19秒

大和製作日記(その1)

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インスト(組み立て説明書)を
読んでおかんとイカンのです。


 さて発売以来、話題を集めているタミヤ1/350新大和ではありますが、キットはパーツ数1000オーバー、そのボリュームもさることながら、なんとインスト(組み立て説明書)が68ページもあるんですね。最近は家電や携帯の説明書なんかずいぶん薄くなったけれど、この大和のソレは薄めの文庫本並みのボリュームがある。キットの完成度を考えればまぁこれくらいは必要なんでしょうね。で、はやる気持ち抑えつつじっくりと、このインストを読みこむワケです。

 作りながら順番で読んでいけばいいじゃんかよーと思うかもしれませんが、インストを呼んで組み立ての大まかな流れを把握しておくこと… 組み立ての手順や段取り、注意点を自分のアタマの中でシミュレートしておくための読み込みなんですね、いやコレ大事です。

 それにどんなツールを使うのか、必要なアイテムな塗料なんかも確認できる。いざ鎌倉って時にアレがないコレが足りないなんてことがならないためにもね。あと間違いやすいところなんかはインストに赤ペンでメモ書きしとくと間違い防止役立ちます。
$タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3846


 そしてもう1点。これがポイントなんですけれど、プラモデルのインストってのはその手順に添って組み立てていけば、初めての方でも誰でも完成できますよというありがた~い手引書(特にタミヤのインストの分かりやすさは群を抜いている)なワケです。でもある意味石橋を叩いて叩いて進みながらまた叩いちゃうもんね的で、製作をサクサク進めるという観点、製作効率という観点から見るとダメ。その理由は効率よりも、分かりやすさ、確実かつ間違いなくという手順を優先しているから。だからこそ初めての人であっても、ちゃんと組み上げることはできるし、プラモを楽しめるってことです。いたずらに効率を悪くしているワケじゃないです。

 でもある程度スキルアップしてくるとインストの手順が「こうした方がいいんじゃないかとか、この方が塗りやすいぞ」と思うようになってくるんですね。だからプラモを作り慣れている人はインストを読みこんで理解した上で自分なりの製作手順…言うなれば組み立て手順のカスタム化をするんですね。「この部分とこの部分は一緒に塗装してしまった方が良い」とか「先にこのパーツを組んで塗装しておけば、次の作業に乾燥なんかのインターバルなしで進めるな」てな感じでね。

 今回の大和ように1000を超えるパーツがあるキットは、じっくりと時間をかけて作りこむのが王道ではあるけれど、限られた時間の中でサクサクと効率よく製作を進めていくのも大事、大和を関せさせるぜぃ!というモチベーションを維持する意味でも効率よくサクサクモ作っちゃうよモデリングって大事だと思うんですよ。
 てなコトをアタマに入れておきつつ、口上はこれくらいにして実作業に入るとしましょう。

パテは削りません
 本キットの特徴のひとつが、駆逐艦雪風に続いて1/350でありながらフルハルとWL(情景モデル)の作り分けができること。WLも魅力的ではあるけれど、装甲のディテールまで再現された艦底部分や新考証のバウバスバウを堪能したいこともあって、今回はフルハルモデルでの製作に決定。というワケで製作開始~

 船体は艦首部(パーツ番号M2船体前部)が別パーツとなっているんですね。この艦首と船底の結合はビスでがっちりと固定されるので強度はしっかりと確保できるのですが、側面と船底側のどうしてもパーツの接合線が目だってしまうのが辛いところではあります。
$タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3808


 そこで接合線をパテで修正していくのですが~船底には装甲のディテールが再現されておる関係で不用意にパテを使って削るとせっかくのディテールが消えてしまうんですね。

 じゃあどうするかといえば、要はパテを削りません。削らなければモールドも消えない理屈ですわな。「盛ったパテは削らなきゃ意味ないじゃん」と思うのが一般的反応ってトコではありますが、ここでウラ技を発動しましょう。

 まずパテはビン入りのサーフェイサー使います。要は液体状の溶きパテってコトです。コレを筆でパーツの接合線に塗りこんで隙間を埋めます。けっこうガッツリ塗りこんでOK。ハミ出しもあまり気にしなくてOKです。
$タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3810


$タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3816


タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3818


 で、これを1時間~2時間乾燥させます。で、ここからがポイント。パテは生乾き状態になっているので、これをラッカー用薄め液を含ませたティッシュで拭き取っていくんですね。パーツの接合線は凹なので凹の中のパテは残りますが、はみ出た部分のパテは溶けて簡単に吹き取れます。ラッカー用薄め液はプラ素材は溶かしません、パテだけを溶かしてくれるんですね。
タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3824


※間違ってツールクリーナーを使わないこと!プラが溶けてしまいます。また溶きパテはタミヤのビン入り『サーフェイサー・プライマー』がオススメ。他メーカーの溶きパテではプラを若干ですが溶かす場合があるので要注意。パテ削るわけではないのでもともとのディテールは消えてしまうことはないワケです。

 ポイントはある程度パテを乾燥させる点ですね。あまり早く拭き取ると凹の中のパテまで拭き落ちてしまうので要注意。また余り時間をおいてパテを完全乾燥させてしまうと、今度は拭き取りが大変になります。

 で、写真を見てもらえば分かるようにディテールを損なうことなくキレイに接合線が消えてくれます。これで船底部の接合は完了です。
タミヤプラモデルファクトリー「マスター&スタッフの休憩室」-3830


てなワケ今日はここまで~

次回予告
New大和製作日記 その2
怒涛の船体塗装編!
ぶっちゃけ缶スプレーでの船体塗装ってどうなのよ!
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