イレを鍛える その2 | ビリヤードって楽しいですか?

イレを鍛える その2


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イレの初歩

イレを強化するには、まずどこを狙えば的球がポケットに向かうのかを理解していなければどうにもなりません。その感覚を身につける為に私がしていたトレーニングを紹介します。

トレーニングの配置

このトレーニングは、基本的な厚みを理解する為のイメージトレーニングなので、実際に球は撞きません。やり方は単純です。使用する球は何番でもいいですが、説明しやすいように①と②を使います。まず①をフットスポットに置きます。②は①の中心と入れたいポケットの中心を結んだ延長線上(①の後ろ)にくっつけて置きます。その②の球の中心を狙うのが、基本的なイレの厚みになります。


ビリヤードって楽しいですか?-イレ3001

厚みを理解する


配置が出来たら、それをいろんな角度と距離から見るだけです。見るだけとは言っても、ただぼ~っと見るだけではなく、いろいろな方向から的球を入れるポケットの角度によって変化する球の重なり(厚み)を確認します。適当な所に手球を置いてみて、その手球を撞いて①を入れようとしていると仮定して、その手球の位置からどのくらいの厚みで狙えばいいのかを目に焼き付けていきます。

トレーニングのパターン

このトレーニングをする時には、いくつかのパターンがあります。

①ポケットから的球への延長線上に立って手球との位置関係を見て、その後手球から狙うべき厚みを確認する
②手球の後ろから構えずに②の中心を見て、そこに手球が当たって的球がポケットに向かう動きをイメージする
③実際に手球を撞く位置に構えて的球を入れるイメージをする


これらのイメージが固まってくると、実際に撞く時に「ここに手球を当てたら、的球はこの方向に向かう」という感覚的な見方が出来るようになります。


実際は

前記事「イレを鍛える その① 」でも書きましたが、実際には厚みや撞き方など様々な影響によって、正確に想定した厚みに当てたとしても入らない事もあります。厚く当てた時と薄く当てた時や、強く撞いた時と弱く撞いた時でも的球の走っていく方向やコースが変わります。それらの違いを感じる為にも、正確に基準の厚みに対する的球の転がる方向を理解しておく必要があります。

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