嘉義を訪れた際には、必ず2軒以上は鶏肉飯を食べ歩くのが、私の楽しみ。ただ今回は1軒で魚丸湯や野菜炒めを追加してしまったので、満腹指数がやや上がっており、続けては無理。(恐らく数年前だったら、へっちゃらだったですけどね。年々食が細くなっているのを実感。こんな事でも“年相応”が身にしみます。
そこで近くにある城隍廟へお参り。お線香の煙で心を癒されつつ、境内をぐるりと巡ります。また、周りにあるお供えものやお花・装飾品を販売するお店を見て回るのも面白いです。そのものの本来の目的ではなく、小物として部屋に飾るのもいいかなぁ~と思う品々に出会えたりします。中には、お土産にピッタリな物もあるので、廟を訪ねた際は、是非覗くことをオススメします。
さて、そろそろいいかなぁ~と思いはじめたところで、食べ歩きを再開。2軒目は、阿明火鶏肉。先ほどの城隍廟からそれほど離れていません。
店先には既に入店を待つ人の列ができ、軒先の厨房横では、外帯(テイクアウト)する人たちが、ひっきりなしにやって来ます。凄い人気だ!正直、地図で場所を確認した際は、期待していなかったのですが、
これは、いいお店に出会えたのかも知れません。
しばらく待っていると、後から来たおじさんが、軒先厨房の前に置かれた長椅子に座ってオーダー。素早く食べはじめました。私もここがいいなぁ~とジェッシャーで伝えると、隣にスペースを作ってくれました。謝謝。
鶏肉飯と味噌湯をオーダー。店のひとが、年季の入ったまな板で鶏肉を心地よい音とともにカット。よそったご飯の上にのせて、継ぎ足してこられたっぽい秘伝のタレをさっとひとかけ。それらの様子を、熱気を感じながら見ていました。このステンレスの厨房自体も、ちょっと暑かった。
調理されているのを目の前で見たので、美味しさ倍増!雑魚が丸々何匹も入った味噌湯もまたしかり。あっという間に完食しました。
もうお腹に空きスペースはありませんよ(笑)