たまき雄一郎ブログ

衆議院議員玉木雄一郎のオフィシャルブログです。


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御嶽山の観測体制に係る予算について、片山さつき参議院議員のツイッター投稿が話題になっている。


民主党の「事業仕分け」で御嶽山の観測予算が削られ、今回の惨事につながったとの内容だが。


しかし、これは全くの事実誤認である。


本日、本人もようやく事実誤認であることを認めたようだ。


しかし、そもそも、亡くなれた方が多数おられ、警察、消防、自衛隊など関係者が今なお懸命な救助活動を行っている中、このような政局的な発信がなされたことは極めて残念である。


昨日、福山政調会長や蓮舫参議院議員からの記者会見でも説明があったが、片山参院議員の投稿内容は以下の3点において、全くの事実誤認である。


(1)民主党が「事業仕分け」で予算を削減した。
(2)民主党が常時監視の対象から御嶽山を外した。
(3)自民党が政権奪還後、予算を戻した。


まず(1)は事実誤認である。


本件予算は、各省が自らの予算について点検する「行政事業レビュー」の対象にはなったが、国会議員が行った「事業仕分け」の対象にはなっていない。


次に(2)も事実誤認である。


まず、2010年度以前から現政権に至るまで御嶽山は常時監視の対象に含まれており、民主党政権下で変更された事実はない。むしろ、2008年の麻生政権時に、国(文部科学省)から大学への支援が16火山に限定され、17の火山観測は国の支援から外され、このとき、御嶽山も国の支援対象から外れた。


最後に、(3)も事実誤認である。


以前の自民党政権では年2~3億円の予算であり、民主党政権下では年6億円前後の予算執行を続け観測体制を強化した。自民党政権時代に比べて減るどころか増えている。


このように、片山さつき議員の投稿は全くの事実誤認である。


私自身、事業仕分けに直接かかわったが、事業仕分けを批判する人のほとんどが、事業仕分けを実際に見ていないし、議事録も読んでいない。


他人の批判をするときはよく事実を調べるべきだ。


私も他山の石としたい。


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