★賢さを感じる人

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ずばりタイトルの答えです。

人間関係において本当に賢い人とは、

「馬鹿になれる人」

つまり、

相手を立てることのできる人

「一歩下がって譲る」ということのできる人。

私はそう思います。

 

つい人は人と張り合ったり

比べてみたり

優位に立ちたくなったりするものですが、

人との関係は「勝ち負け」ではないんですね。

 

 

つまらぬ意地の張り合いで

その場しのぎの「白黒」をつけても意味はない。

 

それよりも、お互いがこれからもいい関係を

キープしていくためにどうすべきかを考えるべきです。

 

 

それにはですね~、

 

やっぱり

 

「馬鹿になること」なんですよ。

 

それは本当に賢い人だからできること。

 

 

披露宴のご祝辞で贈られることがある吉野弘さんの「祝婚歌」

この詩を初めて耳にした時の感動は忘れられません。

 
その中に

 「正しいことを言う時は、少し控えめにするほうがいい.

正しいことを言うときは

相手を傷つけやすいものだと

気づいているほうがいい」という一節があります

 

相手がグウの音も出ないほど

 言い負かすのはその場限りの優越感、自己満足でしかありません。  

 

相手のプライド、傷つきますからね・・・。

正しいことが分かっていればなおさらです。

 

特に女性が男性に向けて言う時にはご用心。
 

プライドをズタズタにする言い方はタブーです。

 

何かお願いしたい時や

 自分の意見を主張したい時も

 真面目な恐い顔で言うと、相手も構えます。

 

そして、反発したくもなります。

 

 

例えば

 「ちょっと、ここに置かないでって言ってるでしょ!」ではなく

 

「あそこに置いててくれると助かるんだけどな~♪」+笑顔

  

 

これでOKです。

ちょっとおどけて表情もつけて♪
優しい言葉は優しい行動でかえってきますよ。 

 

いつも剛速球のストレートは危険! 

 

カーブ、シュート、

 時に・・・消える魔球!?も投げられると楽しいです。

 

 

だいたい、いつも怒り口調だったら

「今こそ言わねば!」の本番モードの時に

効果が薄れます(笑)

    

相手にも逃げ道を作ってあげること、

こちらから下手に出て

気持ちをほぐしてあげること。

つまり、

相手が受け入れてくれる状態に持っていくことが大切です。

 

その結果、よいコミュニケーションをとることができるのです。

  

だからプライドや意地を横に置いて

「馬鹿になれる」ってとても大切!

 

これは私自身、百貨店時代に尊敬する大先輩に

 いつも教えていただいていたことです。

   

 

その先輩は、その百貨店随一の凄腕販売員でした。

 お客さまの心にすーっと入っていき、

 何とも楽しそうに接客される姿は憧れでありお手本でした。

 

結果、高額の洋服を購入し、笑顔でお帰りになるお客さま。

 その先輩ご指名で訪れる顧客の方がわんさかいらっしゃいました。

まさに

「あなたから買いたい」

「あなたが言うなら間違いない」

そんな信頼関係が、新入社員の私でも手に取るようにわかるのです。

 

「この人はすごい!!接客の神様だ~!」

 

そう思って、片時も離れずにそばで学ばせていただきました。

 

その先輩がいつも言っていたこと。

「私たちは馬鹿になれなきゃだめなんよ!」

 

本当に心に残っている言葉です。

地位もプライドも高いお客さまの接客をする上での

 極意を教えていただきました。

   

 

そして昨日ある男性からこんなお話も・・・。

その方の伯母様のお嫁入り道具に

この言葉を書いた書があったそうです。

 

「馬鹿になる ことも教えた 里の母」

  

 

嫁ぐ娘を思っての、お母様の愛情が胸に沁みる言葉ですね。

 


 

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