国家演奏時に監督やベンチが映される時、ドイツ代表のベンチには、一人の東洋人が。
まさか日本人?と思って調べると、やはり日本人!
この方は、フィジカルトレーナーの咲花正弥さん。
2008年からドイツ代表のスタッフとして、欧州選手権の準優勝時もベンチにいたそうだ。
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/shukyu/200807/CK2008071002100005.html
日本代表にも一時期指導していたそうです。
で、今回呼び戻されてドイツ代表に加わったそうです。
中日新聞のスポーツの紙面から。
2010年4月29日
日本人フィジカルトレーナーの咲花正弥さん(35)が28日、6月開幕のワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に出場するドイツ代表に“再招集”された。W杯史上、日本人が日本代表以外のチームのスタッフとして参戦するのは初めて。咲花さんの高い能力が認められ、強豪国のフィジカルコーチに迎えられた。
米国アリゾナ州在住の咲花さんは、科学的な独自トレーニング法として定評があるアスリーツ・パフォーマンス(AP)のフィジカルトレーナー。2008年欧州選手権では当時のクリンスマン監督からの要請で、ドイツ代表のフィジカルコーチのひとりとしてチームに帯同し、準優勝を陰から支えた。
この実績に岡田監督が着目し、昨年10月から日本代表への帯同を要請。体幹トレや科学的な肉体改造を指導した。今回ドイツ代表のレーブ監督は、再び咲花さんを呼び戻すことを決定。イタリアのシチリアとチロル地方で行う、直前合宿からフィジカルコーチの一員として指導する。
「フィジカルフィットネス全般を担当する。ドイツは今、世代交代がうまく進んでいる印象。いつものように地味ながら勝ち進んでいくと思う」と咲花さん。また日本との対戦については「準決勝以降、対戦する可能性がある。同じピッチに立てたら、とても興味深い」と複雑な心境をのぞかせた。日本代表、日本人審判団に続き、もうひとり、日本人が南アで世界の頂点を目指す。(原田公樹)
▼咲花正弥(さきはな・まさや) 1974(昭和49)年6月13日、東京都練馬区生まれ。東京・自由学園高卒業後、精密機器メーカーに3年半勤務。2001年から米国ニューヨーク州のイサカカレッジ大学院で運動生理学を学ぶ。03年から米国アリゾナ州に本部を置くアスリーツ・パフォーマンスに勤務。08年欧州選手権でドイツ代表のフィジカルコーチとして準優勝を支えた。昨年10月から4月まで日本代表のフィジカルコーチとして選手の肉体改造を指導した。
全然報道しなくて、勿体無いね!
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