浅田次郎ワールド

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私、てっきり浅田次郎ってミステリー作家だと思ってました。

かつて『王妃の館』を読んで気に入ってたくせに。


この前実家に戻った時に父の書斎を漁って見つけた『天国までの百マイル』

そして、なんとなく映画の番宣に乗せられて買ってはいたけど

積ん読だった『地下鉄に乗って』

立て続けに読んだ数日でした。


今日なんか、就職活動で大阪に行ってる行きの電車で読み耽っちゃって

何しに行ってるのよ、私。とか自分で自分に突っ込みを入れたくなったり(苦笑)


まずいです。

これは、、、恋に落ちた。そんな感じ。


浅田 次郎
天国までの百マイル
浅田 次郎
地下鉄(メトロ)に乗って

どうして?

どうしてこんなに優しくて、

どうしてこんなに泣けるのだろう。


家族愛、男女の愛、いろんな愛が交錯して、

と書くとどろどろ劇みたいに聞こえるかもしれないけれど

誰もが苦しみながら、でも生きようと、しっかりと歩こうともがいていて

あるいはあきらめているけれどあきらめられない、そんな感じで

誰かのことが大切で。

そういうヒューマンドラマがいい。


それから、この人の言葉が時々すごくすごくいい。


 ー(ちかてつ)、と胸の中に平仮名で書くと、

  おとぎ話のマッチのように哀しく暖かい灯火が心にともった。


とても好きになった一節。

この本の暖かさと切なさをよくあらわしてる一節かもしれない。



あーーーー、、、、

映画 観たくなっちゃった。

岡本綾はみち子にすごいぴったりだと思う。

予告動画で見た堤真一の「お父さん・・・」の台詞は映画で増えた?

・・・観たい。

すごく観に行きたい。



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ナイチンゲールの沈黙

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海堂 尊
ナイチンゲールの沈黙

『チーム・バチスタの栄光』の記事 も前に書きましたが。

海堂さんの医療ミステリー第2弾。


バチスタの巻より非現実要素が強いけれど

その分ミステリー以上のものがある、かな。


この人の本は、シリーズを通して出てくるキャラクターと

彼らが繰り広げるくだらない会話がとってもとっても面白い。

シリアスな話なのに一気に読めるのはそのせい。

一人で本を読んでいて、声をあげて笑えてしまいます。


『ナイチンゲール・・・』のメインキャラクターの女性と少年、

共感はできないけど、こういう関係も美しいのかしらと思えたり。

読むなら『バチスタ』を読んでからがお勧めです。


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チーム・バチスタの栄光

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春ドラマだったか、フジテレビで『医龍』というドラマをやっていました。

そこでメインとなっていたのが「バチスタ手術」という心臓の手術。

それと前後して父が買っていた本がコレ↓

海堂 尊
チーム・バチスタの栄光

『このミステリーがすごい!』大賞 にも選ばれていた本。

両親が読み終わったあと貸してもらったけど

夏の間中「積ん読(つんどく)」してしまってた本だけど。

読み出したらとまらなかった!

この連休、コンクールの後は実家に帰ってばたばたしてたけど

移動時間と寝る前とかの時間で一気に読んじゃいました。

主人公の田口先生のおとぼけっぷりと

手術etc.の描写の音楽的なところと

医療ミスがどうのという話がなぜミステリーなのかという本質的なところ。

引き込まれます。

最近続刊が出た模様。

絶対買って読まなくちゃ。


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ハチミツとクローバー

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たまごは本当に院生なのか・・・?という突っ込みは

どうぞなさらないでくださいますようブタネコ


毎日小説や習い事の話題ばかりで、

更には漫画と来た日には、どんだけ呆れ顔をされることでしょう!?


でも題名に挙げたこの漫画、

うちの研究室で夏前から大流行。

読んでないのは院生の中でも2人くらい、とかいうありえない状況。

深夜にアニメもやってるらしくて、(私は夜は絶対寝てる・・・)

放映の次の日に研究室にいたら、

先輩方が盛り上がってるのを見ることができます(爆)

ちなみに、少女漫画ですが殿方の盛り上がりも結構すごいです。


今日本屋で(←また行ってる)新刊が並んでるのを見つけたので

思わず買ってしまいました。

(私、本屋さんで衝動買いするのをやめたら

もっとお金の使い方が良くなるんだろうなという自覚はあるのですが。)

・・・最終巻だったのですね!!


ほんわかした絵がかわいくて

モノローグがとっても巧みで

切ない思いを抱えたキャラクターがみんな魅力的で。

将来を思い悩む学生としても、

等身大だから共感できて、

でも舞台が芸術系だからちょっとだけ距離を置いて見れる、

すごく素敵な漫画です。


もう一度前から読みたくなっちゃったウサギ

満足!

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八月から読んでた荻原規子さんの『西の善き魔女』

ノベルズで全8巻、やっと読み終わりました☆

知り合いが何人か「いいよ~」って言ってたので

なんとなく手を出してしまったのだけど

甘くない、楽しいだけじゃない、でも面白いファンタジーでした。

世界観が何より面白い。

これは人に勧めたくなるわ、ほんとに。


それから、今日はもう1冊、買ってすぐ読破。

赤川 次郎
真珠色のコーヒーカップ

これは1年に1冊ずつ出てるシリーズで、

リアルタイムで主人公も年を重ねています。

主人公が15歳の時から始まったシリーズで、

今年のこの本で主人公は33歳になりました。

私がこのシリーズに出会ったのは中学校の図書館でした。

題名が必ず「○○色の~~~」となっていて、

その題名に惹かれて読み始めました。

決して明るいシリーズじゃないけど、

読み始めたものはやめられない。

今年もそうでしたが、いつも9月の頭に新刊が出るので

この頃になると本屋さんに日参しちゃいます。

ゲド戦記

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見てきました。

伏見のレイトショー。


いやー、、、、

さすがジブリ、難しかった。

時々ふっと意識が飛びそうになった(爆)

↑私だけじゃなかったし!


北野武が何かの映画でそれまでの自分の作品をちりばめてたと思うのだけど、

『ゲド戦記』もそんな感じがした。

ハウルとナウシカとラピュタと千と千尋(←映画5つ並べたみたい。笑)のミックス?


友達が「時間とお金の無駄!」と言っていたけど

そこまでひどい映画じゃないと思う。

けど、これ1本じゃあなあ、と思うのは確か。

やっぱり前後を作って欲しいな。

・・・原作を読めってことかしらん。

衝動買い

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本日の衝動買い

伊藤 たかみ
八月の路上に捨てる

伊藤たかみさんの本って読んだこと無かったんだけど

芥川賞受賞作だしね、なんとなく買ってみました。

そして、フランス語のレッスンの前後と

その後行ったミスタードーナツであっという間に読んじゃいました。

うん、読みやすかった。

登場人物が、すっごいリアルに身近に感じた。

幸せって何だろうなって思う一方で、

自分は幸せに生きてきたんだろうなって思ったり。

恋人には薦めたくないけど身近な人には薦めたい本かも。

表題作以外にもうひとつ入ってる短編小説

「貝からみる風景」の方が好き。

この短編、すごく素敵。



それから、本日ふたつめの衝動買い↓

秋物パンプス


ワインレッドのサテンとレースが可愛くて

ピンヒールの割りに歩きやすくて

もうこれは恋だわ!!と、お金も無いのに買ってしまいました。

秋物を買うというのは、秋の到来を自ら認めるようで嫌なんだけど

(10月あたまに研究発表が待ってるから)

さすがに去年よりは秋物を見るのが楽しい。

去年はカーディガンを見ては卒論、ブーツを見ては卒論、

コートを見た日には絶望が見えてたなぁ・・・(^_^;)

秋物を楽しめるためにも勉強しなきゃ。

小説はいくらでも読めるのに専門書は読めないんだよね。。。

米文学の香り

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バイト先で知り合ったお姉さんに本を借りて読みました。

ジーン・ポーター『リンバロストの乙女』

オルコット『ライラックの花の下』

両方ともアメリカ文学です。

オルコットは『若草物語』で有名な人。


というわけで、アメリカ文学の雰囲気に飲まれてるのすが。

子供の頃から本は大好きで、有名どころは読んできたけど

その頃はどこの国の本、とか考えて読んだことはなかったけど、

その文学の「その国らしさ」を最近感じるようになりました。

ナショナリズムとかいうのとは違うのだけど。

特に、アメリカ文学はアメリカの香りがする。

『若草物語』や『あしながおじさん』、『少女パレアナ』、

厳密に言うとカナダだけど『赤毛のアン』。

共通するものは、何だろう?

南北戦争の影がちらつくところもそうだけど、

家族文学というジャンルも特徴なのかな?

でもやっぱりアメリカンドリーム的な空気のなせる業なのかな。

フランス文学にはまってて、そればっかり読んでた後の人間にとって

読んだあとに残るすがすがしさとか、光が差し込む感じとか、

だからといって清らかな、あるいは豪華な感じではなくて。

強さを感じるとか、元気が出るとか、そんな感じ。



・・・とか言っても、専門家でもないド素人が

自分の読んだものだけをサンプルに、勝手にイメージ作ってるだけですけど(爆)


ああ、そういえば名木田恵子さん原作の『キャンディドキドキキャンディ』は

もちろん日本の漫画だけど、(最近小説版も出たのかな)

あれはアメリカ文学の香りがちゃんとする。

古い漫画だけど、あれは名作だと思う。

・・・思い出してると読み直したくなってきちゃったかも。



ダ・ヴィンチ・コード

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今更!?と言われそうですが。

先日、『ダ・ヴィンチ・コード』を読みました。

人から貸してもらったのがきっかけ。

父をはじめとしてあんまり良い評価をしてない人が周りにいたので

なかなか触手が動かなかったんだけど、

これは読み出したら止まらないビックリマーク

歴史家としては反証本も絶対読んでやるグーとも思うのだけど

「どこまで本当なのー?」というどきどきと

単純にミステリーとしてのどきどきがいっぱいで

私はかなり楽しめた本でした。


で、今日。

映画も観てきましたアップ


明日までなのに(だから?)結構観に来てる人いっぱいいたのには

ちょっとびっくりしました。


2時間半、とってもスピードが速くって、

活字で読んでたよりも怖いこととかもあって、

観終わったときには少々ぐったりオバケ

先に小説読んでて良かったーぁ、と心底思った映画(じゃないと難しい)。

でも、

結構原作に忠実に作ってあって良かったし、

出てくる史跡を訪れたことのない身にとっては

映像の助けは有難かった流れ星

回想や思索のシーンの映像美も素敵だったし。

映画の後で飲みに行ったバーのマスターには

最低の映画だとけちょんけちょんに言われちゃったけど

私は、楽しめました音譜

あ、ソフィーは映画より小説の方がかっこよかったけどね。


ちなみに。

「バルトの楽園」と同じ人と観に行ったのだけど。

映画友達と言いましょうか、

一緒に映画を観て直後に感想を言いあって楽しい人。

過去に見た映画や読んだ本の話をして楽しい人。

こういう相手は珍しい。

貴重な相手だなーとは思います。


バルトの楽園

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バルトの楽園 』観てきました!

徳島出身の人間としては絶対観ておかなくっちゃと思いつつ

まだ観れてなかった映画キラキラ


ゼミの先輩からの突然のお誘いで、ちょっと戸惑ってたけど

その割りに楽しみにしてて待ち合わせまでに久しぶりに

ネイルサロンに行くくらいには浮かれてる自分に呆れてたけど

映画もそのあと飲みに行ってひたすらしゃべってたのも

とても楽しかった~ラブラブラブラブラブラブ



・・・あはあせる

すみません、久しぶりに浮かれてます天使


映画って、趣味や笑い・泣きの傾向の合う人と観に行けると

楽しさがぐんとアップしますね~




以下、『バルトの楽園』の感想。(=ネタばれ)

板東俘虜収容所(現鳴門市ドイツ館 )には

子供の頃、何度か行ったことがあるはずだけど

所長が会津出身とか詳しくは知らなかった。

そういう背景があるのね、ととても興味深かったことのひとつ。

それから、国旗とかの時代考証がとてもしっかりしてて

なんか嬉しかった。

(←私も先輩もこれで盛り上がるような専攻の学生なんですよね。)

ドイツさんたちの奥方がそろってダックスフンドを連れてたのが面白かった。

20世紀初頭はダックスフンドが流行ってたのかしら?

そしてそして高島礼子がかぁっこいいvvv

凛としててでも柔らかくって、ご婦人!て感じで素敵。

着物ってやっぱりいいなぁ。

欲を言えば最後の第九、はしょらずに全曲に映像つけてくれてたら良かったな。