素晴らしきDoula!
テーマ:■Doula -ドゥ-ラ-■Doula
去年の夏妊娠している時にDoulaになる為に必須の講義を受けた事は、こちら で書いていましたが、
Doulaとは?
妊婦さんが望む出産プランを立てるサポートしてくれます。
例えば、麻酔は必要を要する限り使いません。とか、
赤ちゃんが産まれたらすぐに抱っこをする。
(対外の病院で何も言わなければ、看護婦さんが連れて行き、赤ちゃんを拭いたり体重計測などを行う。
その病院により千差万別。参考:病院内にバーシングセンター(助産院)を備えた所もあります。)
好きなポジションでの出産を希望です。
水分は自らが飲み水から摂取、点滴は必要ありません。などその他もろもろ。
希望を出産する病院、助産院、施設に予め知らせます。
また、悩み、相談に乗ったり、やはり夫婦で共に乗り超え、喜びを分かち合って欲しいです。
旦那さんが出来る事を紹介したり練習したりする。そして共に出産に迎える為の準備など。
出産時の波(陣痛)が起こり始めると、それを感じるのはもちろん妊婦さんのみ。
アメリカの病院の場合、無痛分娩が主流な為である事、他の妊婦さんの準備などで忙しい看護婦さん、
主治医、産科医さんは分娩室に必要以外は居ない事もあります。
旦那さんと二人、または一人で立ち向かう事になるわけです。
ひどい場合は自然分娩を希望して居るのに、苦しむ姿を見て「麻酔打てば良いのに」なんて言う
看護婦さんも居る位。向こうにすればう騒がしいし面倒くさいんでしょうね。これ、私の初産時のマジ経験
です。(麻酔する?って何度も言われ続けました。涙)旦那さんもその姿を見てもどうしていいのやら
オロオロ。悲しいですが、病院側が向き合うのは妊婦さんより、モニターをはじめとする機械である場合が
ほとんどなんです。
その時に妊婦さんに寄り添い、精神的、身体的(陣痛を和らげポーズや動き、マッサージなど)にサポート
します。出産時は人それぞれですが陣痛により状況を把握する事、話す事も難しくなる場合が多いので、
担当医、助産婦、看護婦さんとの架け橋をしたり、(Doulaは判断はしません。あくまでも妊婦さんが決めま
す。)Doulaを雇う事により、医学的処置(帝王切開、薬物や機会、麻酔や促進剤など)の減少や、分娩時間
の短縮、お産への満足度が高まるなどの心理面、母乳育児率の向上、母子の絆が深まるなどがこれまで
の研究などで分かっています。
また、Doulaは医療スタッフでは無いので、医療行為、血圧測定などは行えません。
それぞれの出産
幸せな出産の形は様々だと私は思います。
帝王切開を行わないと命に関わる出産の場合もあるでしょう。
理由があって麻酔をしないと無理な出産だってあります。
自然分娩を希望してたけど、やむを得なく希望する出産から離れてしまう事もあるでしょう。
でも、一番は母子共に無事である事。
そして、お腹の赤ちゃんが幸せである事。
やります!
今年の2月にDoulaをして欲しいと言ってくれたのはお友達のYちゃんでした。
その時は私も出産して3ヶ月で、彼女の出産先の病院はニュージャージーだったのもあり、なかなかすぐ
返事をする事は出来ませんでした。とっても嬉しくて、是非やりたい!っと思っているのに、実際は自分の子
供の事もあるのでなかなか返事する事が出来ず、時間は過ぎて行きます。考えては、やはりどうしたもんだ
か・・・。ある日、Yちゃんから「助産婦さんから、Doulaが決まらないなら他のDoulaを紹介するわよー。」っ
と言われているの。どうしよう?っと聞かれて、自分の胸に聞いてみた。DoulaとしてYちゃんをサポートした
いと心の底から思うのです。何と言うか、身体の芯が震えると言うか。こんな願ってないチャンス、逃すの?
準備をしっかりして家族にサポートしてもらえばきっと大丈夫。そう思った。
だから、「はい、やります!こちらこそよろしく。」
そう返事したのでした。
Doula始動
Yちゃんとはそれから計3回ほど会って、呼吸法の話や、旦那さんがどのような事が出来るか、食事の事、
当日起こりうる事や、どの様な事で痛みを逃す事が出来るか?などその他色々話し、メイルや電話をも通じ
て検診の結果や彼女の意見を聞いたりと、コンタクトを取っていました。
そのうち1回はNJにある実際出産を行う病院へ実際足を運び、看護婦さんによるDoulaに向けた簡単なツアーを
行ってもらえました。乗り継ぎがスムーズに行けば電車で1時間30分位の所です。
周りは自然に溢れ、清潔感のある病院でした。外でルカと深呼吸してリフレッシュ。
ちょっと疲れていたのですがみるみる元気になってたんですねぇ。
環境って身体に、精神にすごい影響を与えるなーって改めて感じました。
彼女のおうちに伺って、実際にどういうマッサージが出来るかなど実演したり、レイキを使ってリラックスしな
がら少しワークしたりしました。
出産日は、お母さんが赤ちゃんを頑張って産む日でもあります。素晴らしい日です。
でも、赤ちゃんが意を決して居心地の良いお母さんのお腹から出て来ようと頑張る日でもあるんです。
そのサポートをしましょ。
お母さんと、お父さんと、Doulaで。
Doula出動!
予定日より4日早い夜中に、メッセージで、おしるしが有ったよ~っとお知らせがありました。
お。もうすぐですね♪ドキドキ☆
実は最近あまり夜更かしはしないので、普通ならこの夜中のメッセージは翌朝見ていたんだと思います。
でも、その夜に限ってそろそろパッキング終了させておかなきゃとごそごそ詰めてたんですね。
なんか元気いっぱいでギラギラした感じ。
止まらないのでお勉強をし始めてたらメッセージに気づいたわけです。
もう一回パッキングの確認をして、結局遅くまで勉強して翌朝となりました。
そして、その日のお昼2時から3時にかけて何度か電話が有り、陣痛の間隔が短くなって来ていると報告があり、
少し辛くなって来ているようでした。ノアをピックアップした後、我が家がずーっとお世話になってるデイケア
の園長先生に「近いうちにDoulaとして出動する事があるので、その時にノアとルカを頼みます。」と予め伝え
てあったんです。これは余談ですが、以前ひょんな話で彼女が昔助産婦さん&小児科医であった事が判
明。ノアが3歳の頃から知ってるのに、ちっとも知らなかったもんで目玉が飛び出ました。
それを知ってからDoulaの話をしたらとても喜んで下さいました。いつでも連絡して来れば良いわ!と。
彼女に連絡して、ノアの晩御飯に常備しているお惣菜とご飯を詰めて、この日の為に冷凍、準備していた
ルカのミルクや着替えもちゃんと持って準備完了☆家から2ブロックのデイケアへ。
お母ちゃん、頑張ってくるで~とNJへと向かいました。
一人になってからは、Doulaとして自分の中での定義をゆっくりと心に下ろし、揺らがぬよう、全体を見渡せる
よう心を落ち着かせ、目を閉じていました。
自分の中に備わった可能性を最善に、最大限に使えます様に。
そして一刻でも早くスムーズに病院へお送り下さいと祈りました。
「赤ちゃんとの繋がりを忘れない。」
一人じゃないよ~上手に出ておいで。
もうすぐお母さんとお父さんに会えるよー。
寄り添う。
祈りが通じたのか、スムーズに病院へ到着しました。
部屋に着いたらYちゃんはバスタブの中に横たわっていて、バスタブの横には旦那さんも。
私が到着する少し前辺りから陣痛は更に強まり、どうしようかと思っていた所だったとYちゃんから言われま
した。荷物を置いて暫くしたら次の波がやって来ました。骨盤の辺りをマッサージすると
「あ~これ楽かもー。」とYちゃんは喜んでくれました。旦那さんもホッとした様子で
「たまさんが来てからYの表情が変わったー」と言ってくれたんです。ほんと~?嬉しいですうう!
しかしこのバスタブ、すごく深くて私の腰くらいまでの高さがあるのでYちゃんの骨盤まで手を伸ばすのが
少し大変。ちょっとデザイン変えた方がええね。笑
バイオダイナミック農法で育ったバラのマッサージオイルを取り出して腕をマッサージしたら、
ああ~良い香り
旦那さんも「良かったね~Y!」にこにこ♪アロマの波動で気が変化するのを感じました。すごいすごい♪
そして波の合間に「Doulaなしでどうやってこの状況切り抜けたら良いのか分かんない。」
Yちゃん漏らしてました。
実は私も初産、乗り越えられなかったんですよ。全然何も知らなくて。
日本人だから自然で産む。それだけ思ってました。
でも、状況は想像を絶したんですね。痛みが増す陣痛促進剤も勝手に打たれたからなんですね。
無痛ではこの痛みも感じない訳ですよ。でも私は促進剤を打たれた状態の無痛。
のたうち回りました。腕には点滴やら管が沢山あり、横になりたくても動けないのです。
そして呆れた顔でどうする?麻酔を打たないの?と言われ、Yes・・・ぽろりと漏らしてしまった。
子宮口が8cm開いた状態でした。
だから2回目の出産は赤ちゃんにも自分にとっての最善を選びたいと思いました。
そしてあの時があるから、今の自分があるとも思えるので、経験出来た事、それをシェア出来る事に感謝
します。あの時の自分の選択を後悔もしてませんし、ノアは元気に育ってくれています。
ただ、今から出産に向かわれる方々には産む場所、赤ちゃんを取り上げる人は納得して選んで頂きたい。
色んな事を知って出産と向かい合って頂きたいと思うわけです。
話を戻し・・・・
陣痛の波が来る度、旦那さんと私とでYちゃんを支えます。呼吸もままならなくなるので、毎回誘導する様
に、リマインドする様に一緒に呼吸します。旦那さんも一緒に一生懸命呼吸して、本当微笑ましかったです。
波を乗り切ったら今度は安らげる様に努めます。赤ちゃんも良く頑張ってるね~って。
マッサージをしながら髪を撫でられ、お水をもらって、
「至れり尽くせり、Yちゃん女優の撮影の合間みたいやね♪」 旦那さんと3人で笑います。
暖かくて平和な時間です。
陣痛の波の中では言葉を発する事判断する事も難しく、助産婦さんから状況の説明とそれを行うかどうする
か聞かれる場面が何回かありました。Doulaは医師と妊婦さん、家族との架け橋もするわけです。
それにしてもこの助産婦さん、この道35年のベテランだったんです。教育するのが大好きで初めての
Doulaの仕事が彼女の元で良かった。とってもラッキーでした。
途中で、「あなた何年くらいDoulaやってるの?」っと聞かれ、
「いやいや、今回初めてよ~!」っと答えると、目を丸くして横に居た看護婦さんと顔を見合わせていました。
「プロフェッショナルDoulaかと思ってたわ!また日本人の妊婦さんが来たらあなたを紹介してもいい?」
なんてこれまた嬉しい~~!!

それにしても、今回は彼女が指揮を取ったこのお産だからスムーズに、明るくあたたかな雰囲気だったんだ
ろうし、自然分娩を推進しているわけでは無い病院で、違うお医者さんの元だと、また状況も変わってくるん
だろうな。そう感じていました。
お誕生日おめでとう
私が病院に到着してから4時間後、夜の9時43分に元気な男の子が誕生しました。
赤ちゃんは産まれてすぐYちゃんの胸へ。
おっかなびっくりな顔したYちゃん、そしてその次の瞬間に顔を緩めて微笑み、赤ちゃんを抱いていました。
それはそれはキラキラしていて美しかったです。
そして、赤ちゃん、お誕生日だね~
そう思ってHappy Birthday to you~と口ずさむと、聞いていた助産婦さんが
続きを歌いだし、分娩室内は皆の歌声が響きました。
とってもピースフルな時間でした。
お疲れ様。よく頑張ったね~!
赤ちゃんと、Yちゃん、旦那さんがしっかり繋がった日。
一生の宝物だよね。
素敵な経験をさせてくれて、どうもありがとう。
ありったけの祝福を送ります
本当におめでとう!
承諾を得て掲載させてもらっています。(ちょっとボカシ付き。笑)
Yちゃんからのメッセージ (Yちゃんからどうぞと言うことで、彼女からのメッセージをシェアさせてもらいます♪) 誕生に立ち会う事そのものがものすごい深い大きな事だよね。 そこにDoulaというお仕事が加わるともっと身に迫る特別な出来事として刻まれると思う。 本当に素晴らしい仕事だね!自然出産を望む日本人が増えればいいね。 たまちゃんがいない自然出産はもう考えられないくらい素晴らしい仕事をしてくれたとめちゃくちゃ
感謝してます。一生懸命なたまちゃんの思いで頑張る自分が奮い立ったと思うし、 翌日もものすごいハッピーで元気です。たまちゃんからポジティブエネルギーをもらった気がする。 (自分も最近はポジティブだけど、それ以上に熱意も!)
今日はゆっくり休んでね。本当に私の方もたまちゃんにおかげで出産が数倍輝く体験になりました。
写真は助産婦のロニーさんと。ロニーさんとはこの後もばったり会って、乗りなさい~って駅まで車で
送ってもらったのでした。おかげで最終電車に間に合ったと言う・・・・。
見逃していたらややこしい事になってました。
感謝![]()
すこしづつ、お産のイメージはきっと変わる。
クリックお願いしまーす♪
最近の画像つき記事
[ 画像一覧へ ]-
Wada-Afric…
05月13日
-
何かが変わった瞬間。
05月06日
-
大地の恵みと保存食。
04月29日





































