Talking Rock!のブログ

音楽雑誌「Talking Rock!」 毎奇数月9日発売 
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 この「編集長ブログ」は2015年1月以来の更新(笑)。他のカテゴリーで確認すると、約1年前=『Talking Rock! FES.2016』の開催日の前夜にアップしていたので(カテゴリーは「Talking Rock! FES.」)、1年ぶりの更新になります。最近はツイッターが中心ですが、そのツイッターが全然好きになれなくて、正直、プロモーションと割り切って使っているのですが、もしかするとこちらのブログを活用する方が、性に合っているのかもしれないなあと、これを書きながらそう感じたりしています。が、次回の更新がいつになるのかはわかりません(笑)。

 で、今回は、今夏の『Talking Rock! FES.』に関して、秦君が表紙のTalking Rock!6月号でも、短くですが記載をしたのですが、現在も多方面から問い合わせをいただきますので、あらためてのご案内です。今夏の『Talking Rock! FES.』の開催はありません。本当は昨年の夏の感動そのままに“2年連続野外で!”と思って動いていたのですが、関西エリアは本当にフェス&イベントが多く、新規の開催もいくつかあり、そういう中でのブッキングと会場調整に少し手間取り、と言いつつも、正直進みつつはあったので “えい! やー!”で出来なくはなかったのですが、何か自分の中でしっくりとくるものがなかったので、今年はお休みをして、また来年以降で考えようと思った次第です。

 昨年のフェスは本当に素晴らしいお客さんとアーティストと関係スタッフに恵まれ、おまけに天気もよくて、大感動の一日でした! と言いつつも、僕自身、当日は楽しめる余裕はほとんどなく、気がつけば終わってしまったなあという感想で、後日ライブ写真やライブ映像(ステージ横のスクリーンで放映したもの)をいただいて、それを観て、うわー、いい空間だったんだなあと実感(笑)。出演者のみなさんも「すごく楽しく、心地よくやれました」と言ってくださり、集客も1万人という、ほどよい(!? 笑)人数で、結果的に開放的な空間が生まれ、“過ごしやすかった!”というお客さんのつぶやきも多く見かけました。しかも、チケットを6,900円に設定し、「あのメンツでこの値段!」と驚かれた人も多くいたようですが、なるべく財布に優しい感じでやりたかったので、そういう面も含めて、関わってくれたみなさんに楽しんでもらえて本当によかったなと思っています。

 ちなみに「夏フェスで儲かったでしょ!」とか言われるんですけど、6,900円で儲かるわけがないですからね(笑)。仮に去年のチケットを10,000円近くの9,800円でやれば……少し動員が減ったかもしれないけれど……収支的には安定したとは思います。でもその差額の約3,000円で、みんなにCDを買ってほしいし、ライブに行ってほしい。そこにつなげるためにフェスやイベントをやるわけで。6,900円にしたのも、その想いがあってのこと。メディアがフェスをやる時に、まず考えないといけないのは、そこなんじゃないかなと思っています。

 あと、僕は昨年のフェスで開演前と終演後と、その間に2度の計4度ステージに出て、挨拶やMCをしたのですが(THE BAWDIESにステージに呼ばれてやった“トーキングロック!わっしょい!”を加えると計5回ですが・笑)、お客さんに「主催者があんなに登場する音楽イベントは見たことがない」と珍しがられました(笑)。でも、僕はトーキングロック!が主催するイベントでは、必ず前説+後説+その間にも登場して、どういう考えでこのイベントを主催し、なぜこのバンドに声を掛けたのか、そしてそのバンドの魅力はどこにあるのかを伝えるようにしています。

 最近は、“誰が” “どういう考えで” “何を目的にやっているのか”、そして “どうしてこのラインナップなのか”が、よくわからない印象のフェスやイベントもあるように思います。僕個人は、決してそういうものにはしたくはなくて、主催者の顔が見えて、アーティストのよさを伝えるものとして、しっかりと機能させていきたいと考えています。

 『Talking Rock! FES.』は過去にライブハウスで4回、そして昨年初めて野外で開催しましたが、あの野外で約20組という見せ方は、毎号の掲載数がそんなに多くないTalking Rock!の雑誌がそのままイベントになったような感じで、とても理想的な形でした。できればその形をベースに、もう少しハンドメイドな感じといいますか、目の届く&手の届く範囲での近い距離感でイベントがやれたらなと思っています。来年以降に向け、その形や開催の時期も含めて、いろいろ考えていきますので、是非また楽しみにしていてください!
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