ダメ恋愛。 ~下手な鉄砲、数打ちゃ当たる~

バンカーばかりのダメ恋愛(実話)を、小説形式にて書いてます。※感想コメントはご自由に! 辛口な批評もOKです☆


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※前の話(初ダメ恋。→11歳)を最初から読む場合はコチラ。(クリックすると戻ります)




小学校の初恋にて、いきなり辛酸をナメさせられた僕は、中学へと進学した。




「容姿だけで、人を判断しちゃいけない」




過去の失敗を踏まえ、僕は生まれ変わろうと思った。





だからクラスに可愛い娘がいても、わざと興味を持たない様にしていた。





ちゃんと人を見よう。それから恋をしよう。





そう思っていたハズなのに……。





×××  ×××  ×××




中学一年生の4月の終わり頃。外はまだまだ花粉が厳しかった。




「ビエーっくしょん!!」




バン!!




学校から家に帰ってきた僕(13歳)は、学生鞄をテーブルに投げ捨てた。





「コラ! ちゃんと挨拶をしなさい!!」




「うるさいなー。いつもいつも」




この年代特有の“反抗期”に突入していた僕は、母親(38歳)にこんな態度しか取れなかった。





ガチャ。





僕は冷蔵庫を開け、コーラのペットボトル(大)を、そのままラッパ飲みした。





ゴクゴクゴク……。





「何やってるの!? 汚いでしょ!!」





僕は母親の注意を無視して、そのままコーラを飲み干した。





「ったくアンタって子は……。ほら、手紙が届いてたわよ。これ」





そう言うと母親は、僕に封筒を渡した。




「あーっ、やっと来たか~」




可愛い花柄の封筒の裏には、『新潟県○○市○○町 滝本』と書かれていた。





僕はこの頃、新潟県に住む滝本さん(13歳:仮名)と言う女の子と文通をしていた。




滝本さんとはあるゲーム雑誌の『文通募集』で知り合った。付き合いは手紙のやり取りだけで、お互いの顔や性格などはまるで知らない。




2人とも今やっているゲームの話をするくらいの、とても浅い付き合いだった。手紙のやり取りも、これで3通目だ。





「今回は何を書いてきたのかな~♪」





ビリビリビリ……。





僕は自分の部屋で鼻歌を歌いながら、封筒の包みを開けた。





バラバラバラ……!!




「!?」



普通は入っているハズの便箋は無く、何やら正体不明の細かい物体が大量に落ちてきた。




この正体不明の物体は、何かの呪いの為……?





いや、これは呪いじゃない。





机の上には、30ピースくらいのジグソーパズルの山が広がった。





ピースは一辺が2センチくらいで、とても小さな物だった。





「何だこれ?」





正直、僕は戸惑った。





よく見ると一つ一つのピースには、緑色のペンで何か文字が書かれてあった。





「組み立てて、読めって事か?」





他に何も入っていないので、恐らくそう言う事だろう。





僕は恐る恐る、ピースを一つずつはめていった。





少しずつ、文章が現れていく。





「これでラストか……」





最後のピースをはめ、ようやくパズルは完成した。





僕は思わず声が出た。





「何で……?」





完成したパズルを前に、どうしようも無い気持ちに包まれる。




このパズルには、形自体に意味があったのだ。




何故、こんな物を送ってくるんだ!?





【中編につづく】(クリックで次へ)



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