ドイツZDF「原子力ロビーがどれほど力を持っているか」原子力エネルギーのカムバック | 千葉市議会議員 かばさわ洋平  GET BACK TO DEMOCRACY 

ドイツZDF「原子力ロビーがどれほど力を持っているか」原子力エネルギーのカムバック


ドイツテレビ局が伝える日本の原発政策。しっかり陰に潜む、原子力企業のロビーの影響を伝えてます。日本のNHKとは違い、本質にせまってます。必見です。


2013年11月 日本の安倍総理大臣は、事故を起こした福島の原発を前に世界に助けを求めた。しかし彼は外国を訪問しては、日本の原子力技術売り込みに熱心だ。彼は日本の原子力産業の外交セールスマンである。陰に潜むビッグプレーヤーは、東芝、日立、三菱だ。そして、とうとう受注にも成功した。


原子力に戻るというのは何より権力ある日本の原子力ロビーの勝利といえよう。そこには福島第一原発を操業していた東電も含まれている。この大会社は、事実上国営となって、あらゆる手段で生きながらえている状態だ。

「主要な銀行が東電に事故後、巨額の金を東電に貸し出しました」
「ですから東電が破産ということになれば、これらの銀行がその金をすべて失うことになる」
「それでなにがなんでも、その事態は、避けなければと、経営者たちは思っているわけです」
「それ以上に、独占業者である東電は『原子力ムラ』と我々が呼んでいる」
「財界・政府・学界・官庁・報道を含む巨大ネットワークの第一線のグローバルプレーヤーなのです」

フクシマ事故後、菅直人はこのネットワークを粉砕しようとしたが、この原子力ムラの権力がいかに強いか政治と経済の結びつきがいかに絡み合っているか思い知らされることとなった。