ブラジルから戻って来たぜ

読者の皆さん！ただいま！

番長は5月7日にブラジルへ向けて日本ば発ち、
18日に帰国したばい。

今回はわずか10日間という短い期間やった。
しかも日本とブラジル間の往復だけで3日もかかるけん、
実質むこうには1週間しかおらんかったことになる。

約1年半ぶりのブラジルやったけども
むこうに滞在して実感したことが2つある。

1つ目は物価がチカッッッパイ上がっておったこと。

番長がブラジルで暮らしとった15年前は、
労働者たちの昼飯（食堂のランチ）なんて200円ぐらいのもんやった。

たったの200円で、皿からはみ出らんばかりのステーキ、
ごはん、フェジョン（豆の煮込み）、サラダに
アフターコーヒーまで付いておったよ。

ところが今回、ブラジルで労働者の皆さんの昼飯ば食ったら、
15年前と変わらぬメニューではあったものの
飯代が日本円で1000円もするではなかか！
日本でもランチで1000円はせんばい！

ブラジル人の労働者のほうが、
日本のサラリーマンよりも高い飯ば食っとるげな
マジであり得んばい！

ほいてホテルも値段が高かった。
リオデジャネイロさい行ったら、コパカバーナビーチ沿いのホテルは、
一番安いところでも1泊2万円もしよった…。

だけん番長はホテル代ばケチってから、
リオデジャネイロに泊らんで日帰りでサンパウロに戻りよったと。

（リオの熱い夜ば過ごさんかったこと、ちょっと後悔しとるけど）

だって、サンパウロやったら宮城県人会会館の更衣室に
タダで泊めてくれるもんで…。

更衣室にマットば敷いて寝て、
明日の日本とブラジルを結ぶ事業に汗ば流しておったとばい。

エラかろうが～～！

そいてさらに、ブラジルの治安が前よりも悪うなっとったことも
実感せずにはおれんやった…。

読者の皆さんがブラジルを怖がっちゃいかんので、
あまり詳しくは書かんが、1つだけご報告を。

ついこの間、サンパウロ新聞本社にも強盗さんが入ってきたとげな。

その時、編集部の皆さんは急いで社内の奥にある倉庫に隠れて、
そこから携帯で警察に連絡を入れたらしか。

番長がその場にいれば、強盗さんからピストルば取り上げて
返り討ちにしてやったといね～

誠に残念でならん！

まあ、そんなブラジルではあったばってん、
番長は毎日お肉ばモリモリと食べて、
編集部の大庭君たちと麻雀もして、今回も有意義な滞在やった。

言っておくばってん、物価が高くなり
治安も少し悪うなったブラジルばってん、
相変わらず国民は陽気で明るく人懐っこく、
世界最強に楽しい国であることには変わりがなかとぜ！

次回は11月。番長が在籍しておるJCI（青年会議所）の
世界会議リオデジャネイロ大会への参加で、またブラジルさい行く予定。

ところで読者の皆さんが楽しみしておったであろう
ブラジルの写真ばってんが…　

まあ、聞いちゃってん。

帰国して早々、番長の大事な大事なi Phoneに異変が起きた。
なぜか突然、画面が固まってしまい再起動が不能に！

慌ててアップルに携帯ば持って行ったら
「こりゃ初期化せんと治らんばい」と言われ、泣く泣くそうしたとよ。

それで携帯で写した全ての画像データが消えよった。

もちろんブラジルでの写真も全てパー。
貴重な番長の思い出が…。

さらに、ブラジルから帰って来たばっかりやったもんで
画像データばPCにインストールしとらんかった。

皆さんに自慢しようと思うてから、
せっかくブラジル人のベッピンさんたちば撮っとったとい～

そんな事情で今回の日記ではデジカメで写した
数少ない写真を1枚だけアップしておる。

あくまでも「ブラジルへ行って来たぜ」という
証拠のみの写真ばってんね。


綺麗なブラジル姉ちゃんの写真やなくって
マジでごめんよ…

＝byブラジル番長＝