世界は広いが、遠くはない。

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瀧和塾 保免校です。

 

先日、イタリア人の友人が松山に来ていました。

 

日伊の架け橋となる出版プロジェクトのためです。

 

世界は広いですが、交通手段の発達した現代では遠くはありません。

 

私も微力ながら力になりたくて、会ってきました。

 

「キッチン」で有名な、吉本ばなな。

 

火が付いたのは「美しい」海外語訳によるところが大きいそうです。

 

海外で売れた作家が通る道筋はイタリアから出発した場合

 

フランス、イギリス、そして世界に回り、日本に帰ってくるそうです。

 

出版した海外語訳の本が日本に帰ってくるかどうかは最初の翻訳次第。

 

ところが、この翻訳がくせもの。

 

松山ということもあり、彼が訳した俳句と、他の訳者の俳句を見比べました。

 

直訳した俳句は韻をふまず、五・七・五にもなっていません。

 

これでは、俳句の良さは目減りしてしまいます。

 

私の印象では、ただの単語が並べられた3行。

 

なぜ、こうなったか。

 

私が思うに、それは日本の文化を理解しているかどうかだと思います。

 

 

英語を使う仕事がしたいという生徒がいます。

 

どうか言語を習得するだけ(英語の勉強だけ)で満足しないでほしい。

 

その後ろにある歴史や文化なども習得してほしいと思います。

 

そうすれば、きっと活躍の場は広がることでしょう。

 

別れ際、彼が翻訳した本にサインをしてもらいました。

 

「僕の名前の『瀧』は難しいけど、書ける?」

 

「ダイジョウブ。」

 

さすがだね。私も彼のように広い学識を身につけよう!

 

そう思いながら、自宅で彼の書いたサインを見るためページをめくる。

 

「朧」

 

ちがうやん。

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