黒潮と適水温

テーマ:

釣り仲間のnorizouさんから


「黒潮ってなんですか???」と尋ねられてしまった


釣り師としては難しい質問です

取りあえず

「動く歩道にビニールハウスが乗っているようなものだ」と

応えてしまったが


今一つ答えになっていないような気がしたので

少し掘り下げて、また私にとっても勉強カナ・・・と想い書いてみました


まず黒潮についてですが


表層の海水温は夏季で30度、冬季でも20度前後の暖流であり

水質は貧栄養の為、プランクトンの少ない海流である

その為、透明度も高く光を反射する事も無いので黒い潮に見える


潮の流れる速さは7,4km/hと一日で177kmも移動する


その暖流に乗ってくる代表的な魚ではカツオであり

ボート釣り師にとってはソーダガツオやシーラなどが知られている


そこで今の時期の黒潮の接岸だが

黒潮に乗って来る魚を期待しているわけでは無い

低水温で近づけない魚が水温が上がる事で活性を取戻し

岸寄りに寄る事で釣れるようになる


魚には適水温、生存水温があり一例を載せてみる


 

冷水温


これは参考資料をもとに私が書き加えたものだが


地域に根付いている魚に若干の違いはある


低水温に強いスズキや黒鯛でも今の水温11度では

ギリギリの温度です


そこで次に載せるのは

海況図, 東京湾口海況図 検索結果, (神奈川県と千葉県の東京湾の海況, 水温, 塩分, 東京湾フェリー(久里浜-金谷)の航走水温, 暖水波及 等を図示)


30日(月)の東京湾口海況図である


黒潮の影響で大津沖まで17度前後の潮が流れ込んできている

まだ岸寄りでは低水温の11度前後であるが

この海水が徐々に混ざる事で水温は上昇する


真鯛を例に挙げれば適水温は15度から25度と高く

現状で釣れる事は少ない

しかし今の水温が2~3度上がれば適水温に近ずき

活性は上がり釣れ始める

真鯛は生存水温に幅があり13~14度で喰ってくる


また鯵なども低水温に強い魚だが今の水温では生存するだけであり

じっと耐えている状況、しかし水温が2~3度上がれば変わってくる


魚はある程度水温に慣れてくる性質もあり

適水温も変わってくる


そんな事で、今回の黒潮に少しは期待したい処です







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