2008年01月10日

「議会だより」を誰が編集するのか~意外に重要

テーマ:地方議会のしくみ

地方議会には「議会報」、いわゆる「議会だより」があります。

和光市では、形式的には議会運営委員会のメンバーを中心とした、編集委員会があり、この編集委員会の名簿を公表した上で、議会の主導という形で公表されています。

詳しくは、一般質問の内容紹介についてはその議員本人が質問・答弁の概要の原稿を作成し、役所が答弁部分を確認して作成されています。

また、その他の部分については議会事務局が原案(いわゆるたたき台)を作成し、それを編集委員会がすべて検討、必要に応じて修正、さらに出来上がったものについて、再度確認するというプロセスを経て公表さています。

なお、予算は企画部の「広報わこう」と一体の予算であり、発行する主体はあくまで市役所です。

そのため、「広報わこう」の体裁変更により、紙面の面積が従来の70パーセント程度になるなどの影響を受けました。


和光市はこんな感じですが、実はこの議会報を議員の関与なしに事務局ですべて作成している自治体がたくさんあります。これは、議員が横着というケースと、議員になるべく作らせない、ということで事務局が大きくイニシアチブを握っているというケース、あるいはその中間というようにいろいろあるのですが、やはり、議員がある程度関与するのが筋だと思いますし、そうでない議会は改善が必要でしょう。

また、原案から議員が作っている議会もあるそうです。


和光市の原案は事務局、というやり方は、今のところ問題なく機能していると思います。

ただし、議運メーバーを含め、「議会だより」の作成メンバーは議員の3分の1程度であり、内容が偏るリスクがあるのは事実です。

以前、私がメンバーでない頃に私ら見れば「いかがなものか」という内容が掲載されたこともあり、そうならないように気をつけたいと思っています。

明日は、その「議会だより」のための議会運営委員会です。


ちなみに、だれがどういう一般質問をしたのかがわからない自治体が多数あるようですし、議案への賛否の掲載についても和光市を含めて(和光市では議案の賛否は会派ごとしか示されない)まだ改善のある自治体が多いようです。

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2007年05月12日

朝の街頭演説~税条例の専決処分の問題

テーマ:地方議会のしくみ

11日朝の街頭演説では税条例改正の取り扱いについてお話をさせていただきました。


税条例は3月末の地方税法改正後、即刻改正しなければ次年度の課税ができないため、「専決処分」という制度を使って市長が改正し、議会は次の議会でこれを追認しています。

時間がないので仕方がない、という状況ならば、専決が使えることになっいるためです。

よって、議論は事後的になり、何より税金の決定という民主主義の根幹をなす部分を議決を行う場所である議会ではなく、執行責任者である市長がある意味独断で行うという問題が生じます。

大切な意思決定は議会が行い、その決定に基づいて市長が執行するというタテマエすらおろそかになっているというのが現実なのです。

ただし、これまでその解決策が見えず私も手をこまねいていました。

(ある議員はいつも「問題だ」とおっしゃっていたし、私も同感だったのですが・・・。)

しかし、先般の片山善博さんの講演を聞いて、「鳥取県議会では3月議会で国の地方税法改正案でとりあえず議論している」ということを知り、この方法を提案しようと思い立ちました。

このあたりの話を街頭演説のテーマとさせていただきました。

今後、議会の場で俎上に上げて行きます。

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2007年03月22日

「変えなきゃ!議会2007 キャンペーン」のこと

テーマ:地方議会のしくみ

変えなきゃ! 議会2007 」に参加しています。

1期目、議会改革については基本的にスルーに近い形になってしまいました。和光市の議会改革は比較的進んでいて、一問一答、委員会の公開などは実現しています。政務調査費の領収書添付は以前から実現しています。しかし、議会のインターネット中継、議員の自由な議論などはまだ時間がかかるかもしれません。そこそこ進んでいるが、しかし先進的でない、というのが現状です。


また、費用弁償の廃止問題では私はずっと提案しようと会派内では交渉したのですが、結局のところはもう少しのところで話がまとまらず、提案者は他の会派、という結果になりました。やはり、自分から提案するのと人様のまとめた提案に乗るのとではまったく次元が違います。正直、費用弁償の廃止では私が自分の会派で提案できなかったのは恥ずべきことだと思っています。


かろうじてチャレンジしたのが会派で提案(私が提案者として登壇)した定数削減でした。そして、残念ですがこれは否決されてしまいました。

議会改革については、あるべき方向というのはある程度決まっていて、あとは一つ一つ取り組んでいくだけなのですが、私は代表者会議や議運のメンバーではないことから、正面から議論することが一期目には一切できず、ものすごく腹立たしい日々を送ってきました。


そこで、今期は思い切って議会改革を公約の柱の一つにして、正面から取り組むことにしました。

なお、キャンペーンでは以下のことについて提言しています(引用部分はイタリック)。

ステップ1はキャンペーン参加議員が目標に掲げるべきテーマとされています。


ステップ1【2007年統一自治体選挙での共通改革目標】 

「1.議員同士が責任を持って自由に討議する議会

市民の多様な声を代表する議員が、自ら議案を提案し、自治体運営全般について討議し、地域の意思決定を行っていく場をつくり出すこと。自由な討議形式等の導入。」

今の議会は政策について皆で議論を深めようという場ではありません。公式な場で自由に話し合いができる議会というのはほとんどないのです。議論を深めるという会議本来のあり方に少しでも近づきたいと思います。

「2.市民も参加できる開かれた議会

請願・陳情をした場合の説明にとどまらず、一般的な議案の審議でも、市民が直接自分の声で発言できる機会の保障。公聴会、参考人招致等の手法の積極的な活用。」

請願で紹介議員以外に請願者も発言できる、というのがまず第一歩だと私は思っています。

「3.積極的に情報を公開し透明性のある議会

本会議だけでなく委員会も公開を原則とし、議事録、議案関連資料等の公開、インターネットによる動画記録等により、いつでも市民に説明責任が果たせる体制の整備。議会としての地域報告会等の開催。」

ネット中継、動画配信は民主主義の必要なコストです。ちなみに、議事録ではない正式でないものは発表してはいけない、という理屈がありますが、単なる屁理屈、閉鎖思考です。


ステップ2【現制度下でも実現できるはず!できていなかったらすぐに着手しよう】
「4.一問一答で分かりやすい議論をする議会(和光市では実現済み)

一問一答による自由で緊張感ある質疑を行うこと。」


「5.市民に分かりやすい議会

傍聴者にも議員と同じ議案資料を配付し、メモ等を認め、傍聴者が議事を理解しながら傍聴できる環境を整えること。」

資料配布は義務付けたいです。議案も数部用意して先着順に貸し出すというのはどうでしょうか。


「6.行政となれ合わない議会

質問の全文事前通告をやめること。議会に議案が提出される前の段階で執行側の政策検討の場に議員が参加することを、法定のもの以外は止め、議会で実質的な政策の検討と決定を行うこと。」

全文事前通告っていう議会があるのが謎。

あと、地域により、全員協議会で話がついているケースが結構あります。これ、典型的な田舎議会です。また、与党議員にだけアンチョコを渡す議会がありますが、これは議員の能力が下がるのでやめるべきです。

「7.市民と政策をつくる議会

議案の審議や自治体政策についての調査検討のために専門家の知見を積極的に活用し、議会が市民と協力して主体的に政策づくりにとりくむこと。」

これは予算が必要なので、議会でいろいろと話をまとめつつ、予算の算段もしなければなりません。定数削減して、浮いた金の一部を充てるというの一法ですね。


ステップ3【地方自治法を変えて改革しよう】
「8.行政から独立した事務局をもつ議会

議会の機能を支える議会事務局を、行政職員のローテーションや首長の人事権による配属ではなく、議会事務局職員として雇用し、育成していくしくみをつくること。そのため必要であれば、自治体議会の連合体としての取り組みを進めること。 」

これ、結構夢のまた夢なのですが、将来実現できるといいですね。

「9.実効性あるチェック機能をもつ議会

議会と議員のそれぞれが実効性ある行政のチェックを行えるよう、調査実行の手続等を整備し、予算、人員を確保すること。議会が市民からの苦情に応えて問題点を把握し、解決を図る体制を整えること。」
これも、かなり夢のまた夢なのですが、将来実現できるといいですね。


「10.自ら運営できる議会

自立したひとつの代表機関として、議長による定例会、臨時会の招集権を確立し、議会予算の編成と執行を議会自らが行える制度を実現すること。」

これも、夢のまた夢なのですが、将来実現できるといいですね。


最後の三つは「ステップ3【地方自治法を変えて改革しよう】」とされていますが、要は国に向けての要望事項という感じです。

あるべき自治体の姿、というものを議会の面から考えていくキャンペーンであり、多くの候補者と一緒に考えて行きたいテーマです。

ちなみに、私の仲間の議員たちもたくさん参加しています。

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2006年11月11日

若手政治家養成塾の合宿

テーマ:地方議会のしくみ

明日から一泊で、県内のとある自治体にて、養成塾の合宿です。

今回は行田の永沼宏之市議と共同での設営です。

明日は私が初歩的な自治体の財政の読み方について、実際に受講生の地元の例を挙げながら実践的に見ていきます。

「そういえば、自分は全て独学だったなぁ」などと思いつつレジュメを作ったり、資料を作ったりしていました。

自治体の財政は情報開示が進み、従来と比較すると非常に見やすくなりました。とくに総務省は比較可能性の見地から急速に情報のオンライン化を進めています。

もちろん十分ではない面もありますが、利用価値は十分あります。

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2006年09月04日

議案に関する総括質疑

テーマ:地方議会のしくみ

火曜日は議案に関する総括質疑があります。

和光市の場合、総括質疑では自分が参加する委員会以外で審議される議案について、議場で3回まで質すことができます。

初日(和光市では慣例上木曜日)の提案説明を受けて調査を行い、質問内容を通告(翌週月曜午前中まで)して、当日(火曜日)議場で質疑です。

質疑は3回まで。

しつこく聞いてもいいのだけれど、私はとりあえず問題提起をしてあとは委員会でやってもらおうという姿勢。しつこく聞くと同じ会派のベテラン議員にお叱りを受けますし(笑。

「委員会で聞くことがなくなる」って。

まあ、それは買いかぶりすぎですが、とりあえず、私は控えめにやっています。

なお、ものすごく強い姿勢で粘着質に追及する議員もいますが、正直、委員会でじっくりやってもらうのには決して敵いません

それに気付いたときから、私は論点を提起するにとどめています。

逆に自分の委員会のことであまり細かいところまでやられると、正直聞きにくいです。

特に「それは総括でやり取りしました」という反応がやりにくい

かまわず突っ込むのですが、正直、汗をかきます。恥かしくて。

まだまだ議員としては面の皮が薄いようです。

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