インドネシア初の国産特撮ヒーロー番組 BIMA Satria Garuda の脚本を書きました! | 歩く雑誌・月刊中沢健のブログ

インドネシア初の国産特撮ヒーロー番組 BIMA Satria Garuda の脚本を書きました!

インドネシア初の『国産特撮ヒーロー番組』 BIMA Satria Garuda (ビマ・サトリア・ガルーダ=ガルーダの戦士ビマ)の後半11話分の脚本を、おかひでき監督と共同で書かせていただきました!
「Bima Satria Garuda」はインドネシアでは既に放送中で、現地の子供たちからも、もう大人気になっています。

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この番組に参加できて嬉しかったことは、もう本当にたくさんありました。

大好きな特撮ヒーロー番組の脚本を書けたこと!
石森プロダクションさん(原作&キャラクター設定)とご一緒にお仕事が出来たこと!
インドネシアという自分にとってはまったくの未知(それこそ、JKT48のいるところかというくらいの認識しかお話を聞いた時点ではしていなかったことをここで告白しておきます)の場所での作品に参加することが出来たこと!

おかひでき監督と一緒にお仕事が出来たこと! 
「ウルトラマンサーガ」や「ウルトラマンゼロVSダークロプスゼロ」などで心を奪われっ放しだった自分。 この2ヶ月ほど、おかさんと一緒に「かっこいい、燃えるヒーロー物」について意見を出し合い、物語を作っていけたのは本当に貴重な体験でした。
一緒に11の物語を作っていくことで、何故おかさんが描いてきたヒーロー作品はあんなにも熱く人々を夢中させるものになっていたのか、本当に凄く納得できました。
おか監督は石森ヒーローで言うと、仮面ライダー2号(一文字隼人)みたいな人なんだなぁと。 で、自分は石森ヒーローで言うと、タイガみたいな人なんだよなぁ。
2号ライダーとタイガの共同作業って聞くと恐ろしい光景だけど、実際には幸せなお仕事でした。 僕は英雄になれないけど、BIMAは本当かっこいいヒーローになるよ!  (おかさんとの作業は本当に心に残ることがいっぱいあったので、落ち着いたらまたいろいろ書きますね)

そして、石井てるよし監督。
僕が小学生の頃に夢中になって見ていた「電光超人グリッドマン」の頃からずっと監督を続けられてきた石井さんに、自分が考えたヒーローや怪人のドラマを演出してもらえるなんて、グリッドマンごっこでは、いつもシノビラー役をやっていたガキの頃の自分に教えてあげたいね。

そんなわけで、インドネシアに現れた新ヒーロー「Bima Satria Garuda (ビーマ・サトリア・ガルーダ)」の応援を、日本の皆さまも是非ともよろしくお願いいたします!!


昨日は、 石井てるよし監督、おかひでき監督と一緒に、石ノ森章太郎先生のお墓参りに行ってきました。
石ノ森先生に、BIMAを見ていただきました。
日本の子供達が仮面ライダーに熱狂したように、ハワイの子供達がキカイダーを愛してくれたように、BIMAもインドネシアの子供たちにとっての、かけがえのない大好きなヒーローになってくれたらと願っています。

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