こつそしょうしょう

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たまには整形外科の話も。


骨粗鬆症(こつそしょうしょう)という名前は誰でも知っていると思います。それが骨がスカスカになり骨折しやすくなった状態で高齢の女性に多いということも、ほとんどの人が知っているのではないでしょうか。


今は骨密度という骨の強さを測り、数字で表せるようになりました。骨密度測定ができるようになり、診断・治療ともに進歩してきました。しかし、他の疾患にも言えることですが、加齢変化に抵抗するのにはどうしても限界があり、どんなに効果の高い薬を用いても骨密度を数%増やすのが限界のようです。骨粗鬆症になってしまってからではなく、若いうちにいかに骨を強くしておくかが大事です。中でも大事なのが、若い頃の運動量だそうですよ。


たけもと整形外科クリニックにも、腕の骨密度を測る機械を置いており、下の写真は骨密度を測った患者さんに渡す、測定結果を示した紙です。

骨密度

ちょっと分かりにくいのですが、赤い線を引いているところに書いてある「若年成人の平均骨密度と比較して○○%」という値が大事です。私が日頃使っている診断基準は、この値が70%以下だと骨粗鬆症として治療を開始(骨折の既往等によっては80%)、80%以下で生活指導・経過観察の対象としています。

プライバシー保護のため詳しくは書けませんが、この写真の方は昔はテニス・今は自転車と結構体を動かしており、体格もしっかりしていますし職業は整形外科医です。自分の骨密度は高いと信じて疑わなかったようで、予想外の結果に少しショックを受けながらも、「測定誤差というものもあるから・・・」といまだに強がっています。




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