2010-04-24 05:00:22

やっぱりガスケは競り弱いのか!?

テーマ:Tennis Players
今回は、ちょっと珍しく、データを見ながらの検証などを、、、。


ココのところ見ていて、ナカナカ復活できないなぁ、、、と思う選手、
リシャール・ガスケ

以前にも書いたけど、2008年のウィンブルドン対マレー戦で競り負けた辺りから、妙に勝てなくなってきて、ランキングも徐々に下降。当時トップ10選手だったのに、今や78位。

そして印象として、私が見る彼の試合、、、競ると大抵負けるんですよね。

だから技術的な問題よりも、精神的な問題の方が、彼のテニスにより大きな影響を与えているんじゃ、、、と思ったりする訳です。

ということで、過去5年(2005年まで遡って)の得失セット数ごとの割合なんかを調べてみました(コツコツ「正」の字書いて数えてみました!なので、微妙に数え間違っていたらスイマセン!)。

試合の形式をまず大きく分けると、3セットマッチと5セットマッチに分類されます。
3セットマッチでは、
2-0(楽勝)
0-2(完敗)
2-1(競り勝ち)
1-2(競り負け)

5セットマッチでは、
3-0(楽勝)
0-3(完敗)
3-1(手こずり勝ち)
1-3(ちょっと抵抗して負け)
3-2(競り勝ち)
2-3(競り負け)

という風に大雑把に分けて考えてみます。
(実際は2-0でも76,76でスゴク競っている場合もありますが、、、。)

それではガスケの数字を表にしてみましたので、どうぞ!
横の%は3セットマッチの中で占める割合と、5セットマッチのなかで占める割合です。
(実際は2-1,1-2や3-2,2-3になったとき限定での割合も出した方がいいのでしょうけど、、、。)
Gasquet100908070605%
2-08101630232546%
0-2699129521%
2-1311996819%
1-2351077214%
3-001383333%
0-301022315%
3-101312420%
1-30011117%
3-20001127%
2-311213117%


と、これだけ見ても、何とも言いようがないので、比較対象として他の選手のデータもコツコツ数えてみました。

選んだ選手は4選手。
フェルナンド・ゴンザレス(ガスケと同じく、いつも結構競った試合している気がする選手。)
ベルディヒ(過去5年間、ランキング的にあまり変動がなく、20位ぐらいで平均的な成績を残している印象の選手。)
マレー(ガスケと入れ替わるようにトップ選手の仲間入りを果たし、そこから超トップに仲間入りした選手。)
ナダル(過去5年、Rog様と並んでぶっちぎりのトップを走り続けた選手。)
Gonzalez100908070605%
2-04181715252642%
0-2196128818%
2-1571112171025%
1-2436791015%
3-028744839%
0-30211038%
3-124461425%
1-30030116%
3-21211219%
2-312034113%

ゴンちゃんで、際立っているのは、3セットマッチ2-1で勝利する確率と5セットマッチ3-1で勝利する確率。
やっぱり競ることが多かったゴンゾー。しかし競りながらも勝率はガスケより高い。

Berdych100908070605%
2-011162427291743%
0-23131313141324%
2-16174781119%
1-2485571214%
3-026497441%
0-314343222%
3-103232114%
1-30002126%
3-202103311%
2-30230006%

ベルディヒの3セットマッチ2-1,1-2の割合はガスケと同じ。
しかし5セットマッチで競った時、3-2,2-3の時は全く逆で勝率が高い。
ガスケが5セットマッチになったときに、いかに勝負弱いか、、、そのことを表している気がします。

Murray 100908070605%
2-04353025202651%
0-23410912917%
2-1014141111922%
1-213239810%
3-058655244%
0-311202111%
3-113502016%
1-30221109%
3-201322113%
2-30101127%

マレーのデータは、上の3人と違って明らかにトップ選手のもので、2-0や3-0のストレート勝ちする割合がグンと高くなっています。
微妙な数字ですが、注目すべきは1-2で負ける割合が07年からガクンと減っている。取りこぼしが少なくなった、、、ということでしょうか?

 Nadal 100908070605%
2-015374042294765%
0-20107108212%
2-1211158101419%
1-23222324%
3-02142214131262%
0-31111003%
3-122436619%
1-30111215%
3-20213239%
2-30001022%

最後はラファ。やっぱりスゴイ数字です。
2-0,3-0のストレートで勝つ割合は異様に高いし、0-2,0-3のストレートで負ける割合はものすごく少ない(当たり前ですが)。
そしてやはりというか、1-2,2-3でフルセットになった時に負ける割合というのもものすごく少ない!!(フルセットになること自体少ないのですが、、、。)

それでは各選手の%部分だけ並べて表にしてみましょう。
その方が比較しやすいですから。
NadalMurrayBerdychGonzalezGasquet
2-065%51%43%42%46%
0-212%17%24%18%21%
2-119%22%19%25%19%
1-24%10%14%15%14%
3-062%44%41%39%33%
0-33%11%22%8%15%
3-119%16%14%25%20%
1-35%9%6%6%7%
3-29%13%11%9%7%
2-32%7%6%13%17%

こうしてみると、
1-2ではゴンちゃんが一番割合高いですが、2-1で勝つ割合もそこそこある。この辺り、彼が10位前後をキープしている理由でしょうか?
しかし3セットマッチでフルセットになる割合、ゴンちゃんは高いですね~!!4割はフルセットになっている。
やっぱり彼がいつも競ってる印象、、、これも間違ってなかった。

3セットマッチでは、ガスケよりベルディヒの方が微妙に勝率悪いくらいです。

しかし5セットマッチになると、フルセットにもつれ込む割合、ガスケが一番高い。

そしてそこでの勝率の悪さと言ったら、、、Y(>_<、)Y
3セットマッチで似たような数字のベルディヒ、ここではマレー並みに勝ってます。

ということで総合的に見て、、、、やっぱり、、、

ガスケは競る試合に弱い!!

天才テニス少年として育ってきた彼。
少年時代は、そんなに苦労することなく勝ててきたからでしょうか?
プロツアーで追い詰められたときに踏ん張れるメンタルは、あまり鍛えられて来なかったということなんでしょうかねぇ、、、やっぱり。

彼のストロークはフォアもバックも、グッとラケットでボールを捉えるというよりは、スパーンと瞬間で弾く感じ。
だからその一瞬の「タイミング」が非常に重要。
だからこそ追いつめられた時に不安定になる割合も高い、、、ということでしょうか?

ガスケと同タイプの「タイミング」重視でスパーンと打つ選手は、Rog様。
技術的にも戦術的にもRog様が上なのは確か。でもそれ以上にベイビー・フェデラーと言われるガスケとRog様との差は、そのメンタルの強さにあるように思います。

クスリ疑惑以降、負のスパイラル状態に陥って、本来の実力が出せない状態。メンタル・ブロックしている部分結構あると思う。なんかこう自信が復活できる良い機会があればいいんですけどね。全仏でベスト4ぐらいに入るとか、、、?ム、ムリっぽいかなぁ、、、(;´▽`A``
 
 
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