五行詩 | 福島県在住ライターが綴る あんなこと こんなこと

五行詩

国勢調査の仕事がきっかけとなって


お知り合いになれたrippleさんのブログ を読ませていただくうちに


「五行詩」の素晴らしさを知りました。



何気ない日常をつづるのにも

もってこいですが



苦しいこと、悲しいことも

五行の中に封じ込めてしまえば


そこから違う何かが、派生しそう。




父のそばにいると

大声をあげて

いつまでも泣く息子よ

そんなにも

せつないのか







夫婦仲には、何も問題なし(^^;と、思っているのですが

その分、こどもには、悩みっぱなしです。



長男は、自分の興味あることにばかり目がいってしまう

この母のことが不満なのでしょうか。

私の愛し方が、足りないのでしょうか。


訴えられる第三者がいると、時として狂ったように泣き喚きます。






思えば、わたしもまた、寂しがりやの娘でした。




自営業の家に生まれ、

母の気持ちは、いつも商売のこと、

そして父に注がれていました。




わたしが結婚して、こどもを産んだときに

孫の顔をみながら言った、母のひとこと。



「おかあさんは、いつも忙しくて

こどもたちの面倒をみてやれなかった。

けれど、おかあさんは、一生懸命やってきたから」



寂しがっていた娘への謝罪のことばなど、もちろんなく、

自分の人生を肯定する私の母。




母のような、母親になるまいと思いながら、

娘時代をすごしました。



結婚したら、専業主婦になって、

こどもたちを丸ごと可愛がってそだてたい。




そう思っていたはずなのに・・・



いつのまにか、娘の私も

母と同じ道を進もうとしている。。。


救いは、わたしの父親と違い

「母親のようなぬくもり」で、こどもたちを見守ってくれている

夫に恵まれたことでしょうか。



いまさら、自分の人生を変えていくつもりはないけれど。


長男の叫びのような泣き声を聞くたびに

疎ましく、すこしだけせつなくもなる、母である私。