2009-02-11 16:54:27

映画「チェ 39歳 別れの手紙」

テーマ:読書・映画

原題:Guerilla (aka Che Part 2)
キューバ革命、1959年成し遂げられたその成功は、彼にとって旅の途中の通過点に過ぎなかった~彼の心の奥底に何が渦巻いていていたのか落日の物語~

茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~-guerilla 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~-guerilla_ver4

チェ・ゲバラ(ベニチオ・デル・トロ)は、カストロに宛てた別れの手紙を残し、姿を消したのが1965年3月のこと、コンゴ遠征の後、1966年11月に新たな戦場を求め、中年男ラモンに変装し、妻と5人の子供達との最後の食卓を囲み、独裁政権下のボリビアに潜入、諜報要員の女性戦士タニア(フランカ・ポテンテ)とも合流、"今、世界の他の国々が、僕のささやかな助力を求めている。君はキューバの責任者だからできないが、僕にはできる"、そして、341日間に渡る戦いが始まる。
ボリビアでの戦いはいかにも人生の終焉に向かって崖を転げ落ちるかのように辛く悲しい、カストロとの友情は健在で鉱山労働者の支持もあったが、ボリビア共産党は武装闘争を拒否して支援が断たれ、農民の連帯は得られず逆に密告される始末、ゲリラ部隊の統制も乱れ、山から山へと迷走を続け、遂には追い詰められる。「チェ 28歳の革命」では、輝かしい革命の成功体験が待っているから退屈することもなかったけど、今回は申し訳ないけど途中で何度も睡魔に襲われてしまった。それでも物語の終盤に向かっては徐々に緊迫感が増してきて、政府軍に包囲され死が迫るその緊張感が、チェ・ゲバラという大きな星が落ちる喪失感が、空しく終わるその戦いが、物語のクライマックスであるとともにとても切なく感じる。
キューバで閣僚を歴任した彼も、アメリカによる経済封鎖に加えて、ソビエトを帝国主義的と非難したことから圧力を受けて、自ら政界を退いた、ボリビアにおいてもその彼の信念は決して曲げることなく貫き、華々しくも密やかに銃弾を受け絶命、彼は死せるとも彼の思想は死せず今も生きている。やはり偉大なる人物です。

チェ 39歳 別れの手紙   映画「チェ 28歳の革命」

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コメント

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3 ■TB

ありがとうございます。
チェ2作とモーターサイクルでゲバラはもちろん
キューバや革命など興味が湧いてきました。

blog list にリンクさせていただきました。
これからもよろしくお願いします。

2 ■こんにちは。

TBありがとうございました。
第一部とはうってかわって厳しい状況でした。現実を理解する上でも、やはりこの映画はセットで見るべき映画だと思います。

1 ■こんばんわ

素敵です^^

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