映画「幸せのレシピ」 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画「幸せのレシピ」

原題:No Reservations
五感をくすぐる魅惑の料理にクラシックそして恋の芽生え、あの"リトル・ミス・サンシャイン"の彼女の涙には心が痛むけど、~自分のレシピが最高の幸せ~

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ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は仕事一筋の独身女性で高級レストランの料理長、今日も朝4時に起きて市場での仕入れを済ませ、店では冗談のひとつも言わず、笑顔も見せず、ただひたすら仕事に精を出す堅物ちゃん、ゆえに柔軟性に欠け不安性を抱える身でもある。そんな彼女に思わぬ転機が・・・・
それは唯一の肉親を事故で亡くした姉の娘の9歳の姪ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)の母親代わりになること、そして陽気でお気楽な副料理長ニック(アーロン・エッカート)の出現、ゾーイの活躍とニックの存在そしてセラピストの言葉が閉ざされたケイトの心を重荷から明るく開放してゆく。物語の演出には大袈裟だったり少々無理やりな感じだったりが気になってしまうけど、ステーキ用の生肉をクレーマーなお客の前に持っていった時の、秘技テーブルクロス引きはチョットやりすぎな余計なことだとも思うし、主人公のヒステリックな部分は気持ちのいいものではない、それでも、徐々に気持ちはほぐれ、最後には本当にゾーイとケイトとニックの幸せそうなお店が実現している、それがとっても微笑ましくていい感じです。(wowow)  幸せのレシピ