2007-12-12 01:10:00

映画『善き人のためのソナタ』

テーマ:読書・映画

原題:Das Leben der Anderen
ベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」を愛した男レーニン、だがロシア革命の指導者たる彼にとって、善き人になるためのソナタなど聴くことは叶わない・・・
Das Leben der Anderen Das Leben der Anderen
1984年はベルリンの壁崩壊の5年前、旧東ドイツの国家保安省シュタージのヴィースラー大尉(ウルリッヒ・ミューエ)が受けた仕事、それは同棲している女優クリスタ=マリア・ジーラント(マルティナ・ゲデック)と劇作家ゲオルク・ドライマン(セバスチャン・コッホ)の盗聴監視、理由はヘムプフ大臣(トマス・ティーメ)の下司な動機によるものなれど24時間の完全監視が実行される。来る日も来る日も屋根裏部屋で盗聴してはタイプで報告書を作る日々、そんなある日、ドライマンがピアノで弾いた「善き人のためのソナタ」、その1曲がヴィースラー大尉の心に沁みる。彼は特にクリスタに心惹かれ、2人に不利な報告はしないようになる。・・盗聴監視の結末はちょっと可哀そうだよね、国家保安省の上司グルビッツ部長(ウルリッヒ・トゥクール)に怪しまれた末に、彼が助けようとしたクリスタが事故死、自らは地下室での開封作業を繰り返す仕事に追われてしまう。・・だけどベルリンの壁はまもなく崩壊し救われることとなる。ドライマンも情報公開によってすべてを知ることなり、最後にヴィースラーが本屋で、自分のために書かれた本を手にしたときの彼の顔が誇らしげで、いかにも善き人になっていた・・。ナチのゲシュタポにも劣らないという過酷な秘密警察を背景にしながら、いかにも人間的に優しく包まれた、心の機微が描かれている、とても素晴らしい映画です・・。(wowow)  善き人のためのソナタ

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コメント

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3 ■こんにちは!

うろ覚えなんだけど、レーニンはベートーヴェンのピアノソナタ「熱情」批判したのではなかったかしら? 最後のヴィースラーの笑顔、素敵でしたね。

2 ■訂正

先ほどの文章の訂正です。

来ましたね。⇒気がしましたね。

1 ■TB有難うございました。

密告監視社会の怖さの中に、普遍的な人間性というものが浮かび上がる映画のような来ましたね。

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