2006-12-20 00:06:15

映画「硫黄島からの手紙」

テーマ:読書・映画

原題:Red Sun, Black Sand (Letters From Iwo Jima)
硫黄島に眠っていた、その手紙は61年ぶりに発見された、地中にあった硫黄島からの手紙、それは輸送爆撃機「一式陸攻」によって配達されるはずだった・・
iwojima
硫黄島からの手紙

時は1944年6月、指揮官として陸軍中将の栗林忠道(渡辺謙)は東京都小笠原村硫黄島に降り立つ。アメリカ帰りの彼は、連合艦隊の支援もないままの水際での塹壕作戦を改めトンネルを張り巡らすことで、5日で落とすといわれた硫黄島を、水も弾薬も尽きるまで1945年2月から3月の1ヶ月以上も持ちこたえさせた。
この映画、"コンバット"を観ているような錯覚に少々陥る。アメリカ人のクリント・イーストウッドの映画かなとも思えるようなドライさかもしれない・・。それはオクラホマのママから戦場の息子に宛てた手紙、"自分の信じる正義を突き進めば、それが正義になる"みたいな意味のことが綴られていたことで、いかにも象徴的に感じるし、バロン西(伊原剛志)を大きく取り上げているのもアメリカ的な印象を受ける・・。
映画を観る時なるべく先入観を入れないようにして、あるがままを感じたいと思うが、先にドキュメンタリードラマの「硫黄島~戦場の郵便配達~」を観た。「一式陸攻」の機長根本少尉(伊藤淳史)と、栗林中将に請われて硫黄島に赴任した市丸利之助少将(藤竜也)を中心とし、名もなき兵士達の手紙の内容も数多く語られていた。ラジオ放送で戦場に届ける手紙や、最後の市丸少将からルーズベルト大統領に宛てた手紙も感動的だった。


そして「硫黄島からの手紙」、戦争映画とはいえ、きっと手紙の中身にも言及し泣かせるヒューマンドラマになっているのではないかと・・そういう意味では『ミリオンダラー・ベイビー』の時に味わった感覚と似ているかもしれない。とはいえ、虐殺などの衝撃的なシーンも多く、火炎放射器に焼かれるシーンとか、着弾により足が千切れて血が噴出しているところなど、とてもリアルすぎて直視に耐えない。・・西郷(二宮和也)の目を通してみる重厚な戦場の人間模様を描いたドラマのようでもあり、見ごたえのある映画であることは間違いないだろう・・。憲兵くずれの清水役の加瀬亮、伊藤中尉役の中村獅童は、いずれも最後が悲惨な役でちょっと可哀そうにさえ思ってしまった・・。それにしても栗林中将の騎兵将校用コルト45は自決用に贈られたものという結末、皮肉なのか・・。(レイトショー)  硫黄島からの手紙

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コメント

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36 ■こんにちは!

TBありがとうございます。 ドキュメンタリーも見てみたかったです。

35 ■TBありがとうございました。

いつもTBありがとうございます。
TVドラマ版は全く知りませんでした!
見てみたかったです。

34 ■いつもTBありがとうございます。

たいしたレビューでもないのに、お恥ずかしいですが、TBさせて頂きました。
宜しくお願い致します。
他の2作品もTrackbackどうもありがとうございました。
毎度の事ながら茸茶さんの鑑賞眼は良いな と思います。d(≧0≦)

33 ■TBありがとうございます。

おはようございます。

いつもTBありがとうございます。
ゴールデングローブ賞の外国語映画賞を
取ったそうですね。アカデミー賞は、どうかな?

32 ■こんばんは!

明けましておめでとうございます。
TBありがとうございました。

最初TBさせて頂いた時にうまく反映しなかったので、再度試みたところ、TBが重複してしまいました。。
お手数ですが、ひとつ削除して頂けたらと思います。ごめんなさい。。

「星条旗」と「硫黄島」は2006年のベスト10にあげられている方が多いですね。
イーストウッドの映画は本当に面白いです。

今年もどうぞよろしくお願いします!

31 ■TBありがとうございます。

こんにちは。
私は、テレビドラマの方はビデオに録ったままで、まだ見ていないので早々に見てみようと思います。
また「masalaの辛口映画館」を宜しくお願いします。

30 ■あけましておめでとうございます!

茸茶さん、こんにちは!
TBさせて頂きました。

この作品では、二宮くんとクリント・イーストウッド監督のお二人に素晴らしい!と言いたいですね。
日米両方から観た作品を2作同時に作り、その中でほとんど新人にも係わらず素晴らしい演技で多くの人を魅了したお二人に拍手って感じです。
今後とも宜しくお願い致します。m(__)m

29 ■TBありがとうございました。

あけましておめでとうございます。
いつもTBしてくださって感謝です。

TVドラマは見てないんです。
見れば良かったなあ。

それにしても、イーストウッドの映画の作り方はいいですよね。
情に溺れずに、言いたいことは伝わって、しかもいろいろ考えさせられました。

28 ■TBありがとうございます

今年最後の劇場で観た作品になりました
意を決して観に行って良かったと思ってます
年明けには「父親たちの星条旗」を観ようと思ってます
今年はTBで何度か立ち寄ってくださってありがとうございました 来年もよろしくです
良いお年を~♪

27 ■無題

茸茶さんこんにちは、ケントです
またTBさせてください。
戦争映画というよりヒューマン映画です。
いつもどこでも弱者たちが犠牲になるのですね。
そんな強いメッセージが聞こえました。
ただ二宮クンのため口は、現代流で最初は場違い感がありましたが、後半良くなりましたね。
では良いお年をお迎えください(^^♪

26 ■TB有り難うございます

茸茶様の記事を読みもう一度思い出しています。
獅童の突撃見たかったのに……
年末に「犬神家」を見て、お正月に「大奥」を見ようと思っています。今後ともよろしくお願いします

25 ■ご訪問、TBありがとうございます

少し前のブログにまでTBしてもらって恐縮です。
映画作品として見るのか、ドキュメンタリーのように見るのかで随分違う映画だと思います。残念ながら西郷役の二宮さんの演技がもう一つですからアカデミー賞は無理かもと思っています。

24 ■TBありがとうございます

早速のTBに感謝しております。
親米派の栗林や山本(五十六)さらには軍部にたてつく兵士を戦闘の最前線に配置したり、アメリカの本当の強さを知らなかったばかりに、この戦いは負けるべくして敗れたものです。
一部の者の軽率な判断で国が動いていくことの
恐ろしさをこの映画は教えております。

23 ■初めまして!

TBありがとうございました!
3日前にブログを始めたばかりのド素人ですが、宜しくお願い致しますm(^-^)m
私もドラマを見ました。ドラマ部分よりも、体験者のインタビューが心に響きました。
映画はとても良かったと思います。戦争映画は苦手でしたが、思いきって観に行って正解でした。
私は『散るぞ悲しき』を読みましたが、今日アマゾンから『硫黄島からの手紙』も届きました。今までの不勉強を反省し、少し色々と読んでみようと思っています。

22 ■ドラマ見たんですね。

TBありがとうございました。
ドラマ見たんですね。ドラマを見てから映画を見たらまた違った視点で見れたのでしょうか?
私も見たかったです。再放送しないかな。

21 ■こんばんは♪

 TBどうもありがとうございました。
 こちらからもTBさせていただきました。
 よろしくお願いします。

 直視に耐えない場面はいっぱいあったけど、
 でも観てよかったと思います。

20 ■こんばんは

TBありがとうございました。
この映画は直視していられないシーンが多く、
見ているのが辛かったです。
冷静な視点で描いているところが、よけいに
戦争の悲惨さをリアルに訴えかけてくるような
気がしました。

19 ■はじめまして。

TBありがとうございます。
こんなドラマやってたなんて知りませんでした。
見てみたいですね…。

18 ■TBありがとうございました

 等身大の日本兵を見ている様で、イーストウッド監督は、やはり凄い(^^)v個々にスポットを当てている。家族を守る為に一日でも長く戦いを引き延ばす反面、家族と自分の為に生きて戻りたい・・・その言葉にジーンと来ちゃいました((´∀`*))また、お邪魔させて頂きます♪

17 ■はじめまして(^^)

TBありがとうございました。

私は元々嵐が大好きで、この映画を見るきっかけも二宮くん始まりでした。
二宮くんの日記は渡米中も毎日も更新されて、映画の撮影と同時進行で裏話のようなものを知ることができてとても興味深かったです。
日本国内での関心の高さももちろんですが、アメリカでも大きな反響を得ているようですね。
クリント監督のドライな視点が、戦争の愚かな現実をよりリアルに描いているように思いました。
一人でも多くの人に見てもらいたい作品だと思います。
こちらのブログは映画のお話が満載ですね。
また、お邪魔させて下さい。

16 ■TBありがとうございます。

茸茶さんはじめまして。

「硫黄島~戦場の郵便配達~」の内容については知らなかったので、
茸茶さんの記事で詳しく知ることが出来ました。

予算がないので見に行くことは出来ませんがレンタルされたら見てみたいと思います。

ありがとうございました。

15 ■テレビドラマは見ませんでした。

TBありがとうございました。
TVドラマは見ませんでした。
見た方は皆さん良かった、と言っておられますので、見ればよかったな・・・と思っています。
TVドラマは、放送されることは知っていたのですが、この映画の前に、同じような内容のドラマ制作に、ちょっとうんざり、と思ってしまいました。

残念だったとは思いますが、日本のTV局のドラマの作り方に、??~?とも思いましたヨ。。。
TBさせて頂きました。

14 ■手紙

タイトルに冠しておきながら、その手紙がさして大した役割も担わされないまま硫黄島の戦いが終りを迎えて、唖然としていたところで、再び冒頭の2005年に舞い戻るや、溢れんばかりの手紙とそれにかぶさる溢れんばかりのナレーションです。

こちらも負けじと涙を溢れさせつつ、よくも泣かせやがったなこのクソジジイめ、と一面識もないイーストウッドに叫びそうでした(笑)。

てなわけで、TBありがとうございました。

13 ■こんにちは

tbどうもです。
ドラマ見逃したんですよね。
なかなか良かったようで、再放送してくれないかな・・・

12 ■お久しぶりです

茸茶さん、お久しぶりです。
TBありがとうございました。
相変わらず、こちらにはTBが送れないようなので、TBはさせていただけませんが・・・。

私はドライさがよかったと思いました。
この作品を手放しで絶賛するものではありませんが、日本がうまく描けないであろうものをうまく描いてくれたと思います。
そしてこの作品が、硫黄島の戦いを初めとした太平洋戦争のことや、戦争そのものについて多くの日本人(私も含めて特に戦争を知らない世代)が関心を持ち、考えるきっかけになれば、すばらしいことだと思います。

11 ■初日に見に行って

しまったので、見逃したのですが、「英語でシャベラナイト」だったかな・・伊藤君がイーストウッド監督にインタビューしてて、自分が監督の映画に出れるようになるにはどうしたら、と聞いて
「オーディションを受けて」
「僕、受けたんです、落ちました」
「・・・・・」
というやりとりを思い出してしまいました。

目を背けたくなるシーンも当然ながら多かったのですが、ちゃんと見ろ!これが戦争の姿なんだ・・。と思ってちゃんと見ました。

10 ■おはようございます。

TBどうもありがとうございました。
とても印象に残るブログタイトルですね。

日本映画のようでありながら、やはりアメリカ的。
日本人の自決やさまざまな感情を心底理解できていないなりにそのまま描き、問題定義をしているのだと思いますね。

ピストルが自決用に。。。
なるほど、そうですね。短いながらもアメリカ人との会話(ブッシュに似てる軍人)も妙にひっかかってましたが、そのようなしめだからでしょうか?

9 ■TBありがとうございました

日本語&日本人だらけでしたが、鑑賞後色々考えて"やっぱりアメリカ映画だ"
と強く感じました
TVで放映されたドラマは見逃してしまいました
再放送してくれないかなぁ

8 ■いつも、トラックバック、ありがとうございます。感謝です。

 私は戦争映画を観た後、最も書くことに悩んでしまいます。特に硫黄島の戦いについては私はほとんど知らず、知っていると言えば位置的なことだけ。書きたいけれど、どう書いていいかわからず、パソコンの前で体をくねらせます。今回も評論になっていなく、戦争にまつわることをたらたらと書いてしまいました。それなのに、稚拙な私のブログにトラックバックをいただき、本当にありがとうございます。  冨田弘嗣

7 ■TBありがとうございました。

こんばんは。
TBありがとうございました。

私はドラマの方は見逃してしまいました。

『硫黄島からの手紙』の影響によって
日本でもドラマやドキュメントが作られることで、
戦争という問題に対する関心が高まるのは
いいことだなあと思います。


6 ■了解です・・・

わざわざのお知らせありがとうございます、当方は2つ3つ同じものがあろうと全然気にしませんが、さすがに4つあったので3つほど削除させていただきました。こんごともヨロシクです♪

5 ■ごめんなさい!!

いつもTBいただきありがとうございます。
こちらへの反映が遅かったので何回も押してしまったら重複させてしまいました。
お手数をおかけしますが削除してください。

星条旗との重なりが今ひとつつかみきれなかったので、もう一度鑑賞したいと思っています。
両方もう一度ずつみないとダメなのかもしれませんが…。

4 ■こんにちは。

私もあのアメリカでの贈り物の銃が
自決用に使われたのにはすごく皮肉な
印象を受けてしまいました。
またミリオン・ダラーの時のようなどうしようも
ないような焦燥感に駆られたのも同じでした。
戦争はこれ以上に悲惨だったんだろうなと
考えるとすごく辛いですね。
日本人とアメリカ人の違いも顕著に
表れた映画でしたね。
恐るべしイーストウッドです。

3 ■こんにちわ

茸茶さんもアメリカ的な印象を受けたんですね。
私もそうなんです。
テレビドラマの「戦場からの郵便配達」見逃してしまいました。再放送かDVD発売のときは是非観てみたいと思います。

2 ■おはようございます。

ドラマは旅行中の放映だったので録画だけしてまだ見ていません。イs-ストウッド監督の目線と、日本人によって作られたドラマの目線の差がどうあるのか、興味があるので早く観たいと思っています。
この2部作は、戦争の是非を声高に問うと言う姿勢ではなく、冷静な目線で双方の国のそれぞれの「戦争」を描いたところが素晴らしいと思います。

1 ■ドラマは見なかったのですが。

TBありがとうございます。
ドラマは、見ませんでした。(知らなかった) 見たかったな。「父親たちの星条旗」は3回観ました。この映画も、また観たいです。淡々と描かれるリアリティに富んだ映像には、考えさせられることばかりです。本当の戦場は、もっともっと過酷なところだったかもしれません。忘れずに、未来に向けて、何ができるかを考えてみたいです。

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