映画『ある日どこかで』 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~

映画『ある日どこかで』

原題:Somewhere in Time   -“帰ってきて”-

ある日どこかで Somewhere in Time
とてもとても・・・とても悲しく切ない物語だ。かつてのスーパーマンことクリストファー・リーヴの落馬事故での麻痺から9年後の昨年、息を引き取るまでの苦難の道を思うと余計に悲しくなる・・・。
純愛物語に時を越えるための機械はいらない。ただ、信じて疑わない愛の力があればいい。1980年から遡る・・・時は1912年グランドホテルを舞台に、目に見えない運命の赤い糸によって結ばれる二人は68年の時を越えて幸せな時を過ごし、愛は成就するかに見えた・・・が、コインを持ち込むミスによって時を引き戻される。後悔の念に苛まれる彼は断食によって愛を貫き、そして最後の日、アーサーと共に朝を迎えたリチャード・コリアー(クリストファー・リーヴ)は現世に別れを告げ、エリーズ・マッケナ(ジェーン・シーモア)が手招きする天国へと静かに旅立っていく・・・。もう何もない、ただただ永遠の愛が続くことだろう・・・。(8/23wowow)   WebSiteJapan:ある日どこかで