ホスピス

2009年12月17日(木) 22時55分52秒 Theme: 北の国から

こちらの病院で最後の当直中です。

今夜もぼちぼち平和です。



昨日から読みかけて、さっき読み終えた本は・・・・




「たかが江川されど江川」 江川卓
にのろぐ-DVC00084.jpg




ここへきて野球の本かよ(笑)


応接室の本棚になぜかあったので手にとって読んでみました。

大投手江川の引退後に書かれた本。

価格表示のところに消費税の表示がないくらい古い(笑)





さて、明日金曜までの勤務を終えたら、

土曜の飛行機で帰ります。



緩和ケア、ホスピス研修、在宅ホスピス研修では、

とてもいい空気を感じさせてもらいました。


自分自身の死を、また家族の死を見つめ、受け入れるための時間、

そして最終的にそれに辿り着くまでの時間を、

死にゆく本人にも、家族にも穏やかに苦痛なく過ごしてもらう場所がホスピスです。

(あくまで僕なりの解釈であり、僕なりの表現です)


――ここでの主役は医療者ではなく、

上に書いた大切な目的を実現するためのひとつの手段として、

医療というものがある――


――当然ながら、その人が生きてきた人生の主役は最後まで自分自身であり、

準じて、そこに寄り添う家族である――


ということを感じました。



だけど、この当たり前のことが、

今の社会においては全く当たり前ではない気がします。


まだまだ、「医療の敗北」 とか、「諦め」 といったネガティブなイメージが

拭い切れていません。


事実、僕が 「将来緩和ケアやりたいんです」 と

上級医に話したことがあるのですが、

「なんでまた緩和ケアなんて」 と失笑されたことがあります。


ホスピスとか緩和ケアというものが、

医療者の間でも、一般社会においても、

身近なものとして浸透するのには時間がかかりそうです。



「死」 は生の対極にあるものではなく、

生の一部分、しかもあまりに重要な一部分であり、

例外なく誰もが迎えるものです。


幸せな最期を迎えるため・・・

より正確に言うと、最後まで自分の意思で幸せに生きるために、

「死」 を忌み嫌うものとしてタブー視するのではなく、

もっと身近なものとして当たり前に話せるようになればいいなぁ・・・




わずか4週間で、何ができるようになったというわけではないけれど、

僕の “歌” で少しは皆さんのお役に立てたかな、と思っています(笑)




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