高田淳子のBLOG 蛇喜猫賀ジャキビョウガ ドラムサークル

アフリカンパーカッション奏者高田淳子のブログ。蛇喜猫賀正、ドラムサークルドンジャラホイ主催。


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さて、一行は大ケヤキを後に、川を渡渉し、お蔵淵へ。
この辺りは浸食が激しく、護岸工事が必要な箇所です。







清流橋から下流のお蔵淵までは、環境に負担がかかる大規模工事が予定されています。
葦が生えている部分を取り除き川筋を清流側に変えて、栗坪側を高さ3m幅2mの遊歩道をつくり、最後に川筋を元に戻すというハードなもの。同等の工事が数年前にも巾着田で行われています。護岸はカゴマット。
↓清流橋下流の合成イメージ画像です。横手遊歩道と合体してみました。これを作るためには川筋をかえる大規模工事が必要です。>参考:巾着田工事




遊歩道を無理やり作ることに疑問を抱く先生方。川筋を変える工事は、その際に掘り起こされた砂利が、増水の度に下流に流され、さらに川の形状が崩れる原因になるとのことでした。

また川というものは、片側の護岸が強固になると、護岸をしていない弱い側、(つまりカワセミ
の巣などがあるある箇所)が出水時に崩れていき、やがて反対側も護岸工事が必要になるそうです。



さらに植物や生物に関しては、湿地から乾燥地に徐々に変わっていく連続性のなかで生きる生き物にとって、このような工事をすると、ほぼ死滅してしまうそうです。工事後しばらくすると生き物が戻ると市職員は言いますが、実際は乾燥した河原で生きていける強い品種のみがはびこってしまうそうです。だからこそ、川をいじってしまう前に環境アセスメントを行う必要があるのだと深く納得しました。そういえば、巾着田工事後の河原が寒々しい感じがするのは、そんな理由があったんですね。






さて清流橋下の葦が生い茂る対岸へ。ここには昔の橋げたが川底に転がっています。地元の方によると、橋脚を作り変えたことで、大きく川筋が変わってしまったそうです。



清流橋の下です。

清流橋上流~天神橋は、石積み法の幅2mの遊歩道工事が計画されています。
石積み法というと聞こえはいいですが、丸石の間からコンクリートが見える人工的な遊歩道です。参考イメージ画像:都幾川の遊歩道と同じタイプ↓こんなかんじの遊歩道が巾着田まで続きます。かなり長い距離の遊歩道なので、増水時の安全対策が憂慮されます。




遊歩道が我が家のすぐ裏を通る計画のため、防犯が気になります。以前巾着田と行き来できていたときは、突然ホームレスの人が敷地内に入ってきたこともあります。遊歩道ができたら日常的に不安を抱えての生活になることでしょう。



清流橋上流のカーブ付近はさらに上流からの土砂が堆積して、昔の美しかった河原の面影もありません。年々大量の土砂がたまり、増水時ギリギリまで水が来る箇所ため、余計な人工物を作ることでどんな影響が出るか、心配はつきません。


ゴールの天神橋です。目の前には、問題の魚道が。地元の方も景観の悪さ、本当に必要なものだったのか、魚は遡上するのか、今回地元ヒアリングで最も多くの疑問が出た代物です。


ここでグラウンドワーク三島の4人の先生方に川歩きの感想、高麗川遊歩道計画に対するコメントをいただきました。


・自然遊歩道でよいところにわざわざ税金を費やす意味は?幅2メートルの歩道を作るのに行う仮設の費用が高くつき、自然への影響も大きい。誰も歩かない遊歩道となる可能性もある。無理に自然破壊をするような遊歩道をせずに、川への降口を親水整備するような工事がこの地区に合っているように思う。

・告知努力もせず住民の合意が取れてない公共事業は、いまどきありえない。本来白紙撤回といいたいが、一年繰り越す制度があるのでそれを使い、住民参加で計画を見直すことをおすすめする。今後の維持管理も含め住民の意見を反映させることで、住民の川への思い・愛着も増すし、維持管理のコストも軽減できる。

・植物や生物に関しては、分断されていない連続した、繋がった層があることが大切。
湿地~乾燥地への連続性が保たれているところを一気に工事すると、生き物は行き場を失いほぼ死滅し、その後強い品種のみがはびこる。溜まりや湧水のあるところには稀少な生物がいることがある。このような地区は、工事をして荒らしてしまう前に、環境調査しなければならない。

・仮に工事をやってしまったとしても、河川への影響がどう出ているか、追跡調査や意見を汲んでいただける体制作りが必要だ。

ふるさとの川を大切に扱わないと、人々の心にも影響すると説く先生方。長い経験に基づいたお言葉が心に響きます。


さて、12:00も周り、そろそろおなかの虫が~~~
清流橋河原に一席設け、川のせせらぎ弁当でおもてなし。
ほんわり優しいお味に、心もおなかも満たされました!!



個性的なグラウンドワーク三島の先生方のお話にメモを取るのも忘れ、
楽しいひと時を過ごしました。



企画に奔走してくれたリンクスの仲間や関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。
遠方よりはるばるお越しいだいた三島の先生方、貴重なご意見ありがとうございました。

また、飯能県土や産業振興課担当者の方々と川歩きを通じ、同じ時間を共有できたことは、大変有意義だったと思いました。是非この貴重な経験を生かし、地域住民との対話を重んじた開かれた公共事業が行われるようお願いしたいです。

川歩き後、先生方のご指摘をとりまとめ、リンクス高麗川より県土・市に要望書をお送りしました。9/4までに回答いただけるとのことです。さらに、高麗川の未来をみんなで語れるような合同説明会の開催もお願いしています。


今まで「たぶんこうかな~」なんて憶測でしかなかったことが、専門家の先生方のアドバイスではっきりしてきました。県土・市の方と川歩きしたことで、ケヤキ埋め立ての件など、前回では気が付かなかった問題点がさらにクリアになりました。

高麗川のことをもっともっと知りたい!!

川を通じて、夢や好奇心がどんどん広がっています。興味ある方は是非「リンクス高麗川」にアクセスくださいませ。

以上、報告でした。
  

リンクス高麗川ホームページ http://komagawa.link



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