去年初めて参加したNFLのキャンプ。
初めてのことで右も左も分からない状況でしたが、ただひたすらフットボールに全力を注ぎ、余計な事は考えず、おもいっきり楽しんだ結果、かなりいいパフォーマンスができました。そんな去年のキャンプにいた背番号13番の彼、
シェパード君。
実際の実力は、はっきり言ってサイズはあるがずば抜けたスピードがあるわけでもなく、ルートでは普通の球を落球し、正直そこまですごいという印象はなかった選手。
周りに聞いても僕のパフォーマンスと比べても負けてるとは思えませんでした。
（ただアメリカ人特有のスーパーキャッチを時々見せる選手でしたが。そこはやっぱりすごい）
そんなシェパード、彼は去年プラクティススクワッドでRavensに一年間帯同していました。それを知らなかった僕は今回のキャンプで再び彼に会い、そのことを知りました。
去年の印象を持ちながら、いざ練習が始まると去年の彼とは別人でした。
ルート取り、キャッチ、マンツーマン、態度、全てが進化していました。
一年でこんなにも進化するのか。
それに衝撃を受けました。それと共に自分の置かれてる状況にも気付きました。
やはりNFLという舞台で、例え練習生だとしても毎日そこで練習できるのはもの凄い成長につながるのだと。
彼がその中で一番変わった部分は、「attitude」
「態度」だと思いました。
Play like an NFL player ということです。
これは一番大事だと思います。
この気持ちを持って日々トレーニングする、キャンプを向かえ、挑む。
彼も去年は二番手三番手くらいの順番で練習していましたが今年は全てに先頭に立ち
アドバイスもしていました。
今回、彼に気付かされた点は数多くあります。
いかに自分のレベルを上げるか。その本質が見えたような気がします。
彼には負けたくない。負けない