人は,人と人との相互交渉によって伸びていきます。
当然ですが,どんなに優れた視聴覚教材であっても,
もしひとりぼっちの部屋で
見せっぱなしであれば,
子どもの力は伸びるはずもないでしょう。
人とかかわる力をつけるためには
何らかの活動を共同で行うことが重要です。
活動というものには,
必ずはじめと終わりがあり,
そして結果があります。
活動を一緒に行った相手からの
プラスの反応は,
鏡のように子どもの自分の頑張りを映して
意識させてくれます。
活動のはじめと終わり,
そしてその活動の結果が
子どもにしっかり伝わるためにも,
シンプルな環境・シンプルな活動とその設定が
とても大切になります。