民主党は実は設立間もないベンチャー政党である。
テーマ:政治・経済実は民主党の歴史は浅かったのです。
一応旧民主党は1996年に誕生しているわけですが、小沢氏以外の鳩山ブラザーズ、菅氏、岡田氏などの主要メンバーが集まった民主党は1998年に誕生しています。んで、小沢氏の自由党が吸収合併されたのはなんと2003年なわけです。2009年の政権交代ですから新・民主党を基準に考えると実に創業から11年、現在の規模・路線になってからたったの6年で政権を取ったともいえます。
しかしこの政権奪取が実現した背景には衆議院議員選挙小選挙区比例代表並立制があると考えれば1994年に成立した政治改革法案が元になって少数政党が乱立しそれが離合集散して現在の形に収束していったと思われ、初期のタイムラグを考えなければ10年未満で少数野党が政権を取るまでに成熟していく可能性は高いのではないかと思われるのだ。
民主党の小沢幹事長は比例代表の票割当を減らす衆議院議員削減を公言している。つまり、小選挙区での勝敗が選挙結果の帰趨を決めることになる。実は小選挙区制に置いて得票数はたったの数千や数百で勝敗が決まっている選挙区が沢山ある。議席をとれるかどうかは実は微妙な差なのだ。
そして民主党も自民党も両政党ともに強固な基盤をもっているわけでもない。実質の党員数は両政党とも少ない。おそらく公明党よりも少ないのではないか?つまり得票数の多くは選挙毎に投票する政党を決めているし、それが小選挙区あたり数万のオーダーで、ひょっとすると10万を超える人数が投票する政党を直前まで決めかねている可能性が高い。今回の政権交代選挙と4年前の小泉郵政選挙を考えてみればわかるだろう。
今回の選挙で大勝した民主党は間違いなく4年間政権を守り続けるだろう。しかし、その間に社会民主主義的政策に疑問を持つものを増えてくるだろう。政権は議員を抱えていれば維持できるが、国民の支持は得られるかどうかは分からない。そう考えると例えば、今回の選挙で予想外の奮闘をみせた「みんなの党」あたりが、構造改革重視・成長重視の政策を唱え社会民主主義的バラマキに反発を覚えている、私のような人間が、あるいは老人優遇政策を取る民主党・自民党の両方に反発を覚えている私のような人間が、票を大挙していれてくる可能性は大いにあると思われる。
自民党は相変わらず古い公共事業重視型バラマキ政治と、構造改革重視、成長重視政治が混在しているし、イデオロギーもバラバラに見える。政権をとっていたころはそれでもなんとかまとまっていたが、政権を逃してみると非常に魅力の乏しい政党になってしまった。同じく立ち位置がバラバラな民主党との差別化をはっきり打ち出したほうがいいのだろうが、いまとなっては無理だろう。野合という言葉がぴったりくるようになってしまった。
私はもう一度政界再編が起こるのではないかと睨んでいる。それははやければ4年後の衆参同時選挙で起こる可能性は十分あると思う。民主党だって6年で政権とったんだ。不可能ではない。「みんなの党」あたりがマニフェストも明確で台風の目になる可能性が高いと思う。
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