香港HSBC本店に突撃してみた。 | 30代で海外移住!マレーシアMM2Hビザを取得して海外不動産・海外投資で本業以上に稼ぐ高柳のブログ

香港HSBC本店に突撃してみた。

先日香港&マカオに行ったときに、
HSBC香港の本店に突撃して口座開設を
してきました。

今まで何人もの人から、

「海外在住なのに香港に口座を
持っていないなんて・・・」

と言われていました。。。

どうやら、海外投資の最初のステップは
HSBC香港というのがいわゆる定石
というイメージがあるようですね。

それはいいとしましても、
単に海外投資案件の振込先は
HSBC香港の場合が異様に多いので、

その都度振込み手数料とか送金の手間が
もったいないと思っていたんですよね。

しかも受取人がHSBC香港の場合、
HSBC香港以外から送金した場合に、
受取人のアカウントには送金者の
名前が出ないことがあるようです。

その場合には、受取人側にて
リファレンスナンバー等を頼りに
調査依頼をして、その回答が郵送で
来るらしく・・・、

要は入金確認に時間がかかることが
あるということです。

そういった手間や面倒を避けるために、
HSBC香港は入手しておいた方が
いいと判断したわけです。


そこで香港行きの際に口座開設を、、、
ということで行ってきました。

最初どこかホテル近くの支店に行こうかと
思いましたが、

どうせ行くなら本店でしょ!

ということで本店に突撃してきました。
もちろんアポ無し訪問、
持っていった物はパスポート、国際免許証、
HSBCマレーシアのステートメント。

しかもその日の昼過ぎには成田行きの
飛行機に乗る予定なので、
午前11時頃には用事を済ませて
空港に向かわなければならない・・・。

ということで、午前9時のHSBC香港の
窓口開店と同時くらいに行こうという
ことに。

地図を見たら、
ホテルからHSBC香港本店までは
路面電車で一本で繋がっていることが判明!
(というか場所くらい調べてから
行けという感じですよね・・・。
しかも香港入りは今回初めてなので、
地理も全くわかりませんでした・・・)

ということで、
午前8時30位にホテルを出て、
路面電車に飛び乗り。

電車賃は確か2.3香港ドル、
約23円です(激安!)

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ところが路面電車が途中で
変な方向に曲がっていってしまい・・・、

一旦下車して別の路面電車に乗り換え。

そして

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中国銀行ビルの脇を通る。
ちなににこの中国銀行ビルは、
学生時代に建築科の教科書によく載っていて、
一旦実物を見てみたいと思っていたんですよ。

夜香港に到着した際も、
着陸前に空からこのビルが見えて
少し感動しました。

そして、

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少し遅れて午前9時5分頃、
路面電車はHSBC香港本店の目の前に停まる。

ついに到着!

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お~、
これが世界のHSBC、香港上海銀行の総本山か~。
ビルマニアとしてはたまりませんな。。
汐留の日本テレビタワーに少し雰囲気が似ているかも。

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従業員通用口も大混雑。。。

下調べゼロで来たので、
広すぎてどこが窓口かわからず・・。
警備員さんに聞いて、
長いエスカレーターを上がって
窓口へ向かう。

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広っ!!

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さて、見とれている場合ではない、
制限時間は2時間も無い。。
急いで口座を作らねば。。

ちなみにこの時、
作家のバニー吉田さんも同行。

以前HSBC香港でクレジットカードを
作ったそうなんですが、
暗証番号を書いたハガキを無くしてしまった
とのこと。

その暗証番号変更手続きも一緒に
することに。

早速、最初に会った銀行員に
「新しくHSBCプレミア口座を作りたいんですがっ!(英語)」
と伝えてデスクまで案内してもらう。

既にマレーシアや日本などで
HSBC口座を持っていることを伝えて、
パスポートと住所証明書(HSBCマレーシアの
ステートメント)を見せて口座開設手続き
スタート。

ちなみに香港は、
タクシーやレストランで
英語がほとんど通じなくて、
ほとほと困りました。

香港は1997年までイギリス領だったということで
当然英語は誰でもできると思っていたんですが、、
全然通じない人がかなり多かったです。

むしろマレーシアのほうが普通に英語が通じる、、
これは意外でした。。

ところが、、
HSBC香港の人はさすが、
みんな英語ができるのは当然のこと、
発音が異様に綺麗で聞き取りやすい!

マレーシアやシンガポール(特にマレーシアですが)の
英語はかなりクセがるので
慣れるまで時間がかかりますが、

HSBC香港の人はみんなとても綺麗な発音
ですごくわかりやすかったです。

ということで手続きはどんどんと進んで、
約30分程度で口座開設完了!!

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ATMカード、小切手帳もGET!

しかもネットバンキングで必要な
セキュリティデバイスもその場でGET!

そこで、
「セキュリティデバイスの設定も
ここでお願いします!」
と担当者に伝えたら、

「この設定は明日以降にできるようになりますので、
明日ネット上からご自身で手続きくださいね・・・」

とのこと。。

明日か。。
明日はもう日本なので
面倒があったらやだな、、
と思いましたが、しょうがありません。

ということで、
バニーさんのクレジットカード手続きも
完了し、任務完了!

さすが香港、
手続きが異様に速い、、
素晴らしいですね。

その後、インベストメント口座も作りたいと
伝えたら、別の担当者のところに連れて行かれて
口座を開いてくれました。

今回は口座を開くだけで何か投資商品を
購入する気はなかったのですが、
担当者がいろいろな商品を紹介してくれます。

時間があったので、面白かったので
いろいろと話しを聞いていたのですが・・・

ユニットトラストやファンド等々
いろいろな商品、
特にアジア各国の商品を組み合わせた商品が
多かったのですが、

いろいろな資料を見てみると多くの投資先の構成に、

「アジア諸国(日本を除く)」

という表記が。。

投資商品の構成から、明らかに日本の商品だけが
外されています。。。

これは担当者も苦笑いで、
「日本はリスクが大きいのにリターンも成長も期待
できませんね。最近は多くの商品、ユニットトラスト
などで日本だけは外されています。」

ということでした。
色々な箇所から本格的に、
日本外しが始まっている・・・
ということを改めて実感しました。。


・・・そして翌日。

日本に戻ってからインターネットバンキングの
セキュリティデバイス設定をしようとしたところ、
設定にはSMS受信が必要という表記が。

サイト上から登録を進めていく途中で、
SMSが送られてくる仕組みです。
そしてそのSMS内に記載されている
パスワードを入力して認証完了、
という流れです。

それは知っていたので、
国際ローミングでSMSを受信しようとしましたが
何度試してもSMSが送られてこない・・・。

これではネットバンクにログインできない。。。

何度試しても出来ないので、
しょうがないからスカイプで
HSBC香港に電話しました。

そうしたら最初オペレーターが出て、
この電話で認証手続きができるとのこと。

ところが、その際にはテレフォンバンキング用の
暗証番号の設定が必要なので、
それが完了したあとに手続きをする、
ということでした。

説明によると、
テレフォンバンキング用の暗証番号設定は、
電話でできるようです。

そこで担当者がテレフォンバンキング用の
暗証番号設定音声ガイダンスにつないでくれるの
ですが、これが広東語で全く理解できず。。。

「何番をプッシュしてください」
的な音声だと思うのですが、
どこを押せばどうなることやら・・・

戸惑ってしばらく放置していると、
突然担当者が電話に戻ってきて、

「どうしましたか~!?設定できましたか!?」

と言ってくる。

「どうしたもなにも、カントニーズは全然
わからないですから。。。(泣)」

と伝えると、担当者も笑っていて
英語バージョンの音声ガイダンスに
繋ぎ直してくれました。

そこで音声ガイダンスに従って、
テレフォンバンキングの暗証番号設定が
できます。

ところがここで一点注意なのですが、
スカイプでかけた場合、
イヤホンを使っていると
プッシュ音がマイクで拾われず、
音声ガイダンス上でメニュー選択を
することができません。

例えば、
「1番をプッシュしてください」
と言われて1番を「ピッ」とプッシュ
しても、その「ピッ」がマイクに拾われない
ので、先方の機械が1番を認識できないのです。

一旦スピーカーモードにして
試してみたのですが、
それでも先方の機械が
プッシュ音を認識せず、
何度やってもエラーになって
しまいます。

そこで、
再度イヤホンを接続して、
イヤホンをPCのマイクの場所に
密着させるほどくっつけて
「ピッ」とプッシュすることで
やっと認識されました。

これは国際電話に限らず、
スカイプで音声ガイダンス宛に
電話をかける際には同様かと
思いますので、
覚えておくと良いと思います。

ということでテレフォンバンキングの
暗証番号設定も完了し、
再び担当者が電話口に現れて、
セキュリティデバイスの認証を
その場で手動でやってくれました。

これで、次の瞬間にはすぐ
インターネットバンキングに
ログインできるようになりました!

ちなみにSMSが受信出来なかった
理由は、僕はマレーシア携帯で
登録していたのですが、
その国番号が本来60のところ、
61と誤登録されていたことが
原因のようでした。

これは、ログイン後、
インターネットバンク上で
変更手続きができました。

もちろん、日本の090等の
携帯でも、国際SMSが受信できれば
問題なく認証できます。
ただ現状、docomoとSoftBankは
対応しているようですが
AUだけは受信ができないようです。

その場合、僕と同じように
電話で認証するしか無いでしょうね。。。

もしこれからHSBC香港で口座開設
する方は、念のために開設時にテレフォンバンキングの
暗証番号も一緒に設定しておくと
いいでしょうね。


ちなみにもう一点、
口座を開く際に香港ドルだけではなく、
日本円やアメリカドルなどの
各種通貨口座も開きたいと伝えたのですが、
ネットバンク上は香港ドル口座だけでした。

あれ?もしかしてもう一度香港に行って
手続きしなければダメか!?

と思って先ほどHSBC香港に電話して
みたんですが、

「それは同じ口座番号で、
外貨で入金をすればその外貨のアカウントが
自動的に追加されます。」

ということでした。

例えば日本円で振込をすれば、
自動的に日本円のアカウント(口座番号は同じ)が
追加されるようです。

これは、
日本やマレーシア、シンガポール等のHSBCと異なりますね。
それらのHSBCでは当初から日本円口座、USドル口座、のように
異なる口座番号のアカウントを開いておいて
そちらに入金する、という形でした。

まあ、行かなくても済みそうですね。
よかったよかった。
ということで、無事口座開設完了です!

しかし今回初めて知ったんですが、
HSBCは香港ドルの発券銀行の一つだったんですね。

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お金を刷っている銀行、
ということで地元の人には
信頼度抜群なんでしょうね。

ちなみに他2行は
スタンダートチャータード(HSBC香港ビルの隣)、
中国銀行(こちらもほぼ隣接)でした。