いまさらながら、この2バンドのCDをはじめて聴いた。
GASTUNK 「DEAD SONG」1985
85年ともう25年も前の作品ですが、まったく古くささが感じられない。
これを聴いて血が沸き上がるような感覚にならないほうが変なくらいにテンションの高い演奏とヴォーカル。
Vo.BAKIはビジュアルは白塗りに目の周りは黒と
ブラックメタルバンドの人のようですが、あの時代を考えると相当奇抜ないでたちだったのでは。
メタルバンドで「マーシフル・フェイト」というバンドの「キング・ダイアモンド」という人が同じように白塗りでサタニックなメイクをしているが、それより古いとこだとキッスやアリス・クーパーでしょうか。
ビジュアルの面や咆哮するBAKIの歌唱はのちのハードコアバンド、デスメタルなどのエクストリーム系バンドに相当影響与えたようです。
GuitarのTATSUは、ハードコアな曲調のなかに時折絡めてくる速弾き、メロディックな旋律は好きなギタリストがマイケル・シェンカーということから来ているようです。
ハードコアなのにソロ部分がしっかりある曲もあるので、そこが多くのハードコアバンドと比べるとメタルファンにも入り込みやすい要因なのかもしれない。
昔のステージの映像もみたが、ひとりだけハードコアバンドに合ってない派手目な衣裳だ。
BassのBABYはこの系のバンドでは多くがそうであるように、
Bassで曲全体を牽引し、音の重みを格段に跳ね上げている。
Drumsはこのアルバムでは、MATUMURAだがのちにPAZZに交替している。
演奏は下手でもそんなに気にならないハードコアだが、
このGASTUNKは各メンバーの技量は高く聴きやすいと思う。
シングルの「GERONIMO」が格好良かったので、シングルベストも買ってしまった。
そのGASTUNKもいままでhideの追悼ライヴなどで再結成したらしいが、なんと今年の3月からツアーをやるらしいですね。
GASTUNK GERONIMO
http://www.youtube.com/watch?v=noc-UbIvRJ0
GASTUNK 黙示録
http://www.youtube.com/watch?v=9xEeMPrarvs
DEAD END「DEAD LINE」1986
DEAD ENDは、ビジュアル系バンドの元祖ともいわれるバンドで昨年「JACK IN THE BOX7 09」で復活ライヴを行っている。
DEAD ENDは、GASTUNKからも影響を受けているらしくビジュアル面では TATSUあたりからだろうか。
音的には80年代のいわゆるジャパメタバンドとそう違いはないが、とくにのちのビジュアルバンド群に影響を与えたMORRIEのヴォーカルスタイルやビジュアルはたしかにインパクトがあり、個性が強い。
映像で見ると、今みてもそのスタイルや存在感で充分格好良さはわかる。
BassのCRAZY COOL JOEの衣裳は今見ても相当派手でビジュアル系バンドに影響大は間違いない。
GuitarのYOU(足立祐二)は見た目はそれと比べると派手ではないが、ギターの演奏技術は相当高い。
Drumsはのちにあちこちで名前を聞くMINATO(湊雅史)に変わっており、テクニック面ではかなり上がり曲調もただのメタルとは違う感じになっていったらしい。
ただ、MINATOは完全にビジュアル面では貢献してなさそう。
この「DEAD LINE」は名盤ともいわれていますが、まだ80年代メタルの臭いが強く面白みには欠けるかなと。機会があったらのちのアルバムも聴いてみたい。
DEAD END Sacrifice of Vision
http://www.youtube.com/watch?v=OWARxnOgg3c
どちらのバンドにも共通するのは、
まだシーンが整っておらず爆発的に売れて有名になったわけではないが、
後々のバンドには相当影響を与えており、
この両バンドがいなければ後続のバンドはどうなっていたやらわからなかったというくらいの先駆者だったというところでしょうか。
GASTUNK 「DEAD SONG」1985
85年ともう25年も前の作品ですが、まったく古くささが感じられない。
これを聴いて血が沸き上がるような感覚にならないほうが変なくらいにテンションの高い演奏とヴォーカル。
Vo.BAKIはビジュアルは白塗りに目の周りは黒と
ブラックメタルバンドの人のようですが、あの時代を考えると相当奇抜ないでたちだったのでは。
メタルバンドで「マーシフル・フェイト」というバンドの「キング・ダイアモンド」という人が同じように白塗りでサタニックなメイクをしているが、それより古いとこだとキッスやアリス・クーパーでしょうか。
ビジュアルの面や咆哮するBAKIの歌唱はのちのハードコアバンド、デスメタルなどのエクストリーム系バンドに相当影響与えたようです。
GuitarのTATSUは、ハードコアな曲調のなかに時折絡めてくる速弾き、メロディックな旋律は好きなギタリストがマイケル・シェンカーということから来ているようです。
ハードコアなのにソロ部分がしっかりある曲もあるので、そこが多くのハードコアバンドと比べるとメタルファンにも入り込みやすい要因なのかもしれない。
昔のステージの映像もみたが、ひとりだけハードコアバンドに合ってない派手目な衣裳だ。
BassのBABYはこの系のバンドでは多くがそうであるように、
Bassで曲全体を牽引し、音の重みを格段に跳ね上げている。
Drumsはこのアルバムでは、MATUMURAだがのちにPAZZに交替している。
演奏は下手でもそんなに気にならないハードコアだが、
このGASTUNKは各メンバーの技量は高く聴きやすいと思う。
シングルの「GERONIMO」が格好良かったので、シングルベストも買ってしまった。
そのGASTUNKもいままでhideの追悼ライヴなどで再結成したらしいが、なんと今年の3月からツアーをやるらしいですね。
GASTUNK GERONIMO
http://www.youtube.com/watch?v=noc-UbIvRJ0
GASTUNK 黙示録
http://www.youtube.com/watch?v=9xEeMPrarvs
DEAD END「DEAD LINE」1986
DEAD ENDは、ビジュアル系バンドの元祖ともいわれるバンドで昨年「JACK IN THE BOX7 09」で復活ライヴを行っている。
DEAD ENDは、GASTUNKからも影響を受けているらしくビジュアル面では TATSUあたりからだろうか。
音的には80年代のいわゆるジャパメタバンドとそう違いはないが、とくにのちのビジュアルバンド群に影響を与えたMORRIEのヴォーカルスタイルやビジュアルはたしかにインパクトがあり、個性が強い。
映像で見ると、今みてもそのスタイルや存在感で充分格好良さはわかる。
BassのCRAZY COOL JOEの衣裳は今見ても相当派手でビジュアル系バンドに影響大は間違いない。
GuitarのYOU(足立祐二)は見た目はそれと比べると派手ではないが、ギターの演奏技術は相当高い。
Drumsはのちにあちこちで名前を聞くMINATO(湊雅史)に変わっており、テクニック面ではかなり上がり曲調もただのメタルとは違う感じになっていったらしい。
ただ、MINATOは完全にビジュアル面では貢献してなさそう。
この「DEAD LINE」は名盤ともいわれていますが、まだ80年代メタルの臭いが強く面白みには欠けるかなと。機会があったらのちのアルバムも聴いてみたい。
DEAD END Sacrifice of Vision
http://www.youtube.com/watch?v=OWARxnOgg3c
どちらのバンドにも共通するのは、
まだシーンが整っておらず爆発的に売れて有名になったわけではないが、
後々のバンドには相当影響を与えており、
この両バンドがいなければ後続のバンドはどうなっていたやらわからなかったというくらいの先駆者だったというところでしょうか。