神戸市須磨区で母乳相談をしていますたかもり助産院
です
いつも母乳ケアをしている時、いろんなお話をお母さんたちとしているのですが、
今日は「私の母乳ケアへの思い」もお話しさせてもらいました。
私の母は若くで私を出産しました。
逆子で2720gでうまれた第1子の私。
若い母は、何でも一生懸命する人なので、産後も頑張っていたと思います。
しかし、出産した病院で「赤ちゃんは上手なのに、お母さんが下手だからダメなんだ」と授乳出来ないことにダメ出しされたそうです。
助産師になってから聞いた話です。
すごく悲しい気持ちになりました。
1975年生まれの私の時代は「ミルク全盛期」とも言われていた時代です。
ミルク育ちの子も多い時期でした。
母はあんまり泣かない私の息を確認しながら、一生懸命ミルクを飲ませて大きくしようと思ったそうです。
肌着の紐までアイロンがけをしていたとか離乳食が始まったら何種類ものお野菜でスープを作ったそうです。(弟の時はさすがにそこまでは出来なかったそうですが)
母にダメ出しをした人が助産師なのか看護師なのかわかりませんが、どんなお母さんも一生懸命しているのに、その一言で相手を傷つけてしまうことがあるということ。
出産後の早い時期の母乳ケアは本当に大切です。
技術面もですが、何より出産早期のお母さんと赤ちゃんに寄り添うことが一番です。
お母さんのおっぱいの状態もそれぞれ。赤ちゃんも個性いろいろです。
私はいろんな親子さんにお会いして、日々「十人十色以上だな」と思う気持ちのベースに、
母が言われた言葉があります。
「そんなことないよ」と若かった母に言ってあげたいです。
生後16時間の赤ちゃん。一瞬でこんなに表情が変わります!
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