[このブログはな~に?]

ブログのあるじであるtakam16を
当該ブログの一読者である書き手があるじに接触を試みる。

他者の視点からあるじtakam16を観察した
「あるじ報告書」です。



[前回までのおさらい]

ブログ管理者のくせに管理がずさんなあるじtakam16。更新を半年も放置する
とは何事だと
さすがに堪忍袋の緒が切れそうだというわけで、ここはひとつあるじの元を
訪れ、「物言う読者」として読者を代表して冷静に話し合おうと思ったわけだ。

ところが、あるじtakam16は玄関の扉の前に貼られた「更新お断り」とすべての読者を敵に
まわしかねない文字を見るやこれにはさすがに冷静さを失い、強硬手段も辞さぬ覚悟で
扉の中へ入れてもらうよう、周囲の目線も垣間見ずに嘆願した結果、
なんとかあるじの了解を得たのだが........








あるじは3つのことをすると言う。
・ワールドカップ予想
・直木賞予想
・上半期読んだ本ベスト5

まったく嫌な予感である。
前回の半年休養の理由は直木賞予想はずれが原因と見てほぼ間違いない。というより、
休みたいことの理由を直木賞にその原因を押し付けるというあるまじき行為。
そんな予想は体を張ってでも阻止せねばならない。

そこで予想を後回しにして、上半期読んだ本ベスト5をお願いしたところ、

「まだ上半期は終わっていない!!」

と怒られた。だったら3つの中に入れるなよ、あるじ。

ということは、残るは1つ。

「ワールドカップ予想」。

しかしこれまた予想だ。またまた外れたときの逃げ口にされかねない。
なんとか別の話題でお願いしたいと言ったところ、

「トイレが俺を待っている。この資料でも読んで頭を冷やしておけ!」

とわけのわからないことをのたまいながら便所へ身を隠してしまった。
どうやらあるじは下痢らしい。冷やしたのはあるじの腹のくせに。


くしゃくしゃになった資料に目を落とすと、例の「ワールドカップ予想」
という「欠陥品」......
まあしかし、ワールドカップも悪くはない。
旬な話題をぶちまけるというあるじの気持ちもよくわかる。
おそらくワールドカップTV観戦で毎晩ろくに寝ていないのだろう。
目下のクマがくっきりついている。
それにしても2週間ほど遅いぞ、あるじ。雑誌や他のブログでもやってるじゃないか。
なにをいまさら.....

とは面と向かって言える勇気も持ち合わせていないので、とりあえずあるじtakam16の
おちゃらけ予想というか、毛の生えたワールドカップ談義の資料をここに記す。



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● ドイツによるドイツのためのワールドカップ

1998年  フランス大会   優勝 フランス   ファイナリスト ブラジル
1990年  イタリア大会   優勝 西ドイツ   ファイナリスト アルゼンチン
1982年  スペイン大会   優勝 イタリア   ファイナリスト 西ドイツ
1974年  西ドイツ大会   優勝 西ドイツ   ファイナリスト オランダ
1966年  イングランド大会 優勝 イングランド ファイナリスト 西ドイツ
1958年  スウェーデン大会 優勝 ブラジル   ファイナリスト スウェーデン
1954年  スイス大会    優勝 西ドイツ   ファイナリスト ハンガリー
1938年  フランス大会   優勝 イタリア   ファイナリスト ハンガリー
1934年  イタリア大会   優勝 イタリア   ファイナリスト チェコスロバキア

以上がヨーロッパ大陸での優勝国と準優勝国である。
当時と違い、現在は他の大陸の選手の多くがヨーロッパのクラブで多く活躍しているため、
この優位性は揺らぎつつあるかもしれないが、例えば選手の多くがヨーロッパで活躍
していても監督等スタッフは国産で経験が少ない場合や、
一方で選手の多くが国内で活躍しているが、スタッフがヨーロッパ出身者という逆の現象の場合、
苦戦を強いられるのは目に見えている。

最低でもスタッフか選手のいずれも国際経験、今回ならば「ヨーロッパ」での相当の経験が
なければ上位進出はほぼ困難である。
それは実力以前に精神面の問題だ。

そしてその精神面にゆとりを持たせる最大の要素が「地の利」である。
「地の利」は目に見えるものの優位性のことを指すが、ここでは目に見えない優位性も含みたい。


ファイナル進出予想

◎ ドイツ  

...  いくらドイツがかつての輝きがないからといって、過去の嫌な記憶というのは
  いつまでたっても抜けきらないものである。特に2-0という劣勢を2-2に追いつく
  精神力は彼らの十八番であり、多くの強豪はこのトラウマからいまだに抜け出せない
  でいる。つまり、実力以上に敵はドイツを恐れているのだ。
  そこに開催国というメインディッシュのお出ましだ。
  開催国は日程面、対戦相手に非常に恵まれやすく仕組まれている。
  いわゆる「罠」が仕掛けられている。
  A組1位で通過すれば、ベスト16でB組2位のイングランドかスウェーデンと戦うこと
  になるが、この2カ国も先述のドイツの精神力を怖がる傾向がある。
  また、ベスト8ではチーム成熟度最高潮のポルトガル、あるいは優勝候補アルゼンチンとぶつかる
  可能性が高い。 
  しかしこのポルトガルも自らをサッカー途上国と悲観したがる選手達である。
  いくら前回優勝国ブラジル監督を務めたルイス・フェリペ・スコラーリ(愛称フェリポン)
  率いるポルトガルといえども「地の利」に屈する可能性はきわめて高い。
  一方のアルゼンチンもドイツの魔力を知っている。力の差は開催国という「地の利」が埋めてくれる。


  ※ 2-0 の魔力

    2-0となった時、リードしたチームは2点差かつ無失点であることに安心してしまい、
    攻撃の手を緩め、同時に守備への意識が強くなる。しかしながら、攻撃は最大の防御
    という表現はこの世界にも当てはまる。リードされたチームに2-0の魔力という言葉
    が浸透しているならば、必ずそこをついてくる。たくみに攻撃を仕掛け、結果2-1に
    なった時、結果の上ではリードしているチームが有利ながらも心の中では完全に不利となる。
    気持ちはあせり、ますます守りに入ろうとする。すると2点目が入るのだ。
    2-0は最も危険な得点差。そしてこの心の隙間を確実についてくるのが過去にドイツが
    再三行ってきたことである。


○ スペイン

...  ワールドカップにおいて、前評判の高い国ほどプレッシャーに屈しやすい。このスペイン
   も過去に「無敵艦隊」などと持ち上げられるたびに負けを繰り返し、「敵だらけ」の
   昨今であるが、今大会は不人気なわりに実力はかなり高いと予想される。
   まずはここ2、3年でスペイン人選手がイングランドを中心に海外のクラブで活躍しはじめた
   ことかつ、彼らは所属クラブで欠かせない存在であることである。具体的にはリバプールの
   チャビ・アロンソ、ルイス・ガルシア、アーセナルのセスク・ファブレガスといった
   MFの存在。そしてなんといっても監督のルイス・アラゴネスはいままでチームとして戦うこと
   のできなかったスペインを1つのチームに仕上げることのできる監督だ。
   規律を重んじ、怠慢プレーは許さない。その一方でサイドをたくみに使う攻撃的
   戦術で見るものをも魅了する。グループリーグでは組み合わせに恵まれた。
   順調に勝ち進めばトーナメントではベスト8で強敵ブラジルと当たる。
   ブラジル代表の中心選手はスペインリーグで活躍しており、手の内がわかっている。
   きっと壮絶な戦いを見ることができるであろう。

   ※ スペインがワールドカップで勝てなかった理由
  
    スペインは近年優勝候補と言われながら、その期待を裏切り続けてきた。その最大の理由を
    まとまれない選手達に求める傾向があった。
    スペインは多民族国家。各地とも独自の文化を持っており、独立意識も強い。
    内戦を経て1936年にマドリーに本拠をおいたフランコ将軍は独裁政権を築くべく、
    北部のバスク地方や北東部のカタルーニャ地方を従わせようと、彼らの持つ言語や文化を
    禁止するといった方法で彼らを苦しめた。その独裁政治は1975年まで続いた。
    そのフランコ将軍が愛したクラブがレアル・マドリー。彼の手の者がクラブの運営に事実上
    関わっている。一方、言論弾圧に遭ったバスク人やカタルーニャ人はその不満をどこに
    ぶちまけたかというと、サッカースタジアムである。バスクなら、アスレティック・ビルバオ、
    そしてカタルーニャならバルセロナ。スタジアム内が唯一自分達の言葉を使える場所。
    R・マドリーとFCバルセロナの試合が今もなお厳戒態勢で物々しい雰囲気で行われ、サポーター
    が相手を憎悪するのはここに理由がある。もちろん優秀なスペイン選手はこの2大クラブに
    所属する。彼らが代表に選ばれてもお互い仲がよろしくないため、チームはまとまらない。
    よって国際大会でのスペインの成績はいつまでたっても平凡であった。
    しかしそういう歴史に裏打ちされた憎悪は時間が解決してくれる。
    そろそろ一発大きいところを狙えてもおかしくはない。


▲ フランス

... 「ジダンの引退試合を飾る」などという希望的な雰囲気が漂っているが、このフランス、
   おそらく今大会NO1の守備力を持つチームである。
   よって、守備を予定通りにこなせれば、勝手に上位に進出する。
   そのため、今回は魅惑的なプレーを期待するのはよした方がいい。現実的な戦い方、
   セットプレーからの得点、そして1-0の辛勝が継続されるだろう。
   そして監督の不可解な采配により、ベスト4で姿を消す。


△ スウェーデン

... これらの予想は大会開始前の予想を今記事にしている。よって、現状のスウェーデン
  と比べたら、浅はかな予想といわれても仕方がないのだが、スウェーデンというチームは
  勝点を獲れと指示すれば確実にその任務をこなすことができるチームである。
  ただ、勝点3を獲れと言われると、できないこともある。
  それは彼らが攻めてくる相手に対し、力を発揮できるチームスタイルだからだ。
  しっかり守って少ないチャンスを生かす戦い方がはまれば、彼らは90分間の戦いで
  負けることはない。トーナメントに突入すれば、末恐ろしい粘りと度重なる延長戦を
  戦い抜くことになるだろう。そのためにはB組1位通過が絶対条件だ。
  さもなくば、ドイツと戦うハメになる。


× ブラジル

... 人気投票をさせればダントツの1番人気だろう。ただし、ロナウジーニョに徹底マーク
  がつくことを考え、早めに手を打たなければ期待を裏切ることになる。
  例えば動きの悪いFWロナウドに見切りをつけ、サイドからのクロスの対応が悪い
  カフー、R・カルロスの両サイドバック、センターバックの修正案を考える必要がある。
  ベスト16ではおそらくイタリアかチェコとの死闘となる。そして激闘のツケが
  楽に勝ちあがることのできた次のスペイン戦でまわってくる。


※ アルゼンチン、オランダ、ポルトガル、イタリア、イングランドは今回のファイナル進出争いに
  名を連ねるとは考えていない。


「ヨーロッパ」という地の利、そして「ドイツ」という地の利を生かせるのは
ドイツ以外にありえない。よって、ドイツが優勝する。相手はスペインだ。

結果は  ドイツ 2 - 0 スペイン


ドイツによるドイツのためのワールドカップに相違ない。

おめでとう。ドイツ。ハイネケンのビールを片手に祝福しよう。



● 正直者はバカを見る

さて問題の日本である。フットボールという「格闘技」において、日本は非常にスポーツマン
シップを発揮し、それはそれで悪くはないのだが、日本の問題はたいへん「正直」であることだ。
例えば、オーストラリア戦を向かえるにあたり、フォーメーションを3バックと想定して
直前のテストマッチをこなし、オーストラリアのフース・ヒディング代表監督に

「日本が3バックできたらやっかいだ。」

との公式コメントに、日本はそのとおり3バックで戦った。相手は予想された先発メンバー、
相手にあわせたシステムで日本の長所を見事に消し、交代選手をたくみに利用して日本から
勝点3をもぎ取った。
3バックと見せかけて、4バックで戦ったり、ケガと見せかけて当日なにもなかったかの
ように先発させること、または試合中に故意にファールをしたり故意にファールをもらったり
する行為は「正義」に反するのか、または一生懸命戦い抜く姿に感動を覚えるのかはわからない
が、時には死んだふりをすることは戦いの中の「かけひき」の点で重要だ。
情報開示は弱者のすべき行為ではない。戦術が研究されやすい状況をあえてつくる必要はない。
また、1-0の戦い方を間違えたのも、「時間のかけひき」「時間の使い方」のミスだ。

2-0にしなかったことをとかく言われるが、そうではない。
だらだらと時間を使いながら試合をするべきだった。懸命な働きはかえって体力を著しく消耗させた。
今日、クロアチア戦をむかえる。クロアチアの一連の強気発言をうのみにするのはよくない。
それが彼らの手口であるからだ。
クロアチアにとってドイツは「地の利」を行かせる第二の場所。クロアチアという国家はドイツなしに
は語れない。代表選手はドイツのリーグに所属する選手も多く、血筋もドイツ人であることが多い。
大勢の気持ちの高ぶるサポーターがつめかけ、当日のスタジアムは発炎筒や爆竹の鳴り響く物々しい雰囲気
になるだろう。



● 実況と解説の質にこだわれ!!

今回のワールドカップ中継は、NHK-BS、民放、そしてスカイパーフェクTVである。
TV観戦をするにあたり、事前に雑誌の特集号、特別号を購入するのも楽しみの1つだが、
やはり現時点で最も「生」に近づく方法は、TV映像ということになる。
その中でも個人的にいつも注目するのは実況や解説陣の質である。

実況に必要な最低条件は
・ボールを持つ選手の名前を言えること
・選手の裏話や画面からはわからない情報を伝えることができること
・つまらない試合になった時にジョークやダジャレが言えること
・ダメなプレーをダメといいかつ、改善策を提案すること
・国際映像がとらえたスタンドの著名人、関係者の名前が言えること
・試合を演出するスタジアムや観客、レフェリーに目を配ること
・聞き心地がよいこと


現時点で、それらの実力をすべて兼ね備える実況は残念ながら民放、NHKには存在しない。
いるのはスカパーのみ。

倉敷保雄 

人気急上昇のスペイン、ドイツ、ブラジルのリーグに滅法強いカリスマ。
この人物の右に出る実況はいまだお目にかかれない。
ただし彼の欠点は、相性のよくない解説者と放送をした時に彼の持ち味が存分に出ないこと
である。その意味では個性的であるともいえる。
そこで、どの解説者とでも息のあう放送ができる意味で

八塚浩。
PSゲーム、「サカつく」で御馴染みだ。 
どのリーグの実況もそつなくこなすベテラン。
ちなみに上の2人はNHKサンデースポーツのナレーターとしても出演している。


また個性は表に出ないが堅実で安定感抜群な
西岡明彦
もくどくない。
英語が堪能で、ヨーロッパのリーグに詳しい。


今回のスカパーは録画放送であることが最大の欠点だが、
実況比較できる環境があるなら、ぜひともお試しあれ。
民放やNHKは彼らの比ではない。



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あいかわらず、強気一辺倒のあるじ......
この傲慢な態度はいかがなものか。
セルジオ越後のできそこないがっ!!


あるじへの不愉快度  75%
 

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